malのあっちこっちブログ

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2016夏 北海道の旅 知床五胡

2016-11-23 10:56:33 | 2016夏 北海道旅...
朝起きるとチョー快晴



今日は知床五胡からカムイワッカの滝まで見に行くつもりなので気分が高揚します。

朝からキャンプ場にはエゾシカの家族が草を食みに来てました。この一家、毎日朝夕と現れていたので、この場所に住み着いているのでしょうね。

特に人間には興味を示さず、草を食んだら静かに消えてゆきました。



内地でも鹿はワンサカと居ますが、こっちの鹿の方が綺麗ですねぇ、、ガタイもしっかりしている感じがするので旨そうっす。


さて、30年ぶりの知床五胡でしたが、その変わりように驚きました。

こういう自然の恵みはできる限りあるがままの方が好きなんですが、人が増えた以上整理しなくちゃあならないんでしょうね。



    

五湖から順番に四、三と回って行きました。

快晴の上、ほぼ無風、湖面に映される景色が美しかった。

  

可憐な草花や、空洞の樹木があったり



樹間から覗き見る湖面



セミの抜け殻があったり

    

山と空と雲、

  

快適な気分で歩く

  

二湖、一湖と歩いて



最後に

  

昔、入植者が入ったという場所が最後のルート。

今は昔の苦労を隠した緑に覆われていましたが、世界遺産に登録されている地域は地上溶岩台地なので人が住むための耕作地が手に入りにくいのです。
元々、知床半島は海底火山が噴火してからプレートに押されて隆起したものですが、地上に現れても火山活動が盛んだった地区が溶岩台地として残って世界遺産地区として登録されているんです。
隆起してから地上火山活動がなかった地区は水冷火砕岩と言う水中で急激に冷やされた脆い岩盤であったために風化が早く土となって耕作地となり人が住むようになったんです。
知床半島の世界遺産との境目は正に地上溶岩の流れた場所かそうではないかが境目ってわけです。

だから。この場所に入植した人たちの苦労は並大抵ではなかったと思いますよ。

結果、人を寄せ付けない場所だったから世界遺産になったんでしょうね。



好天の中をバスに揺られて



カムイワッカの滝に行ってきました。



ただ、行ってきました。

天気は最高だけど、知床はもういいか、、、って気分になったので、一日早く切り上げようかって話になりましたよ。。。。。