malのあっちこっちブログ

山・旅・料理。。。

気ままに、気張らず、、出来ることを、、、

神宮外苑の絵画館へ

2016-11-11 15:07:22 | 美術館
この建物、正式には聖徳記念絵画館と言います。



明治天皇が崩御され、その大喪が営まれた跡地に大正8年から大正15年までの7年間を費やして建設されました。

勿論、日本の黎明期に父帝の孝明天皇が崩御されたとき、わずか15歳で即位をすることになり、その翌年に明治維新を迎えるような大激動期に在位された明治天皇や昭憲皇太后をたたえる建物です。


何しろ明治天皇は1852年11月生まれ、孝明天皇が崩御されたのが1867年1月ですから満14歳、その年の11月に徳川慶喜が大政奉還して翌年1868年1月に王政復古を宣言したわけですから

正に満15歳2か月で明治時代となったわけです。

こうして考えると、想像することもできない大事業をわずか15歳でその先頭に立ち、その後の45年間休むことなく在位し続けたその苦労は並大抵ではなかったことでしょう。

病弱だったと言われる大正天皇がその生涯をかけて作った聖徳記念館って、思いが深い建物かも知れませんね。


明治神宮外苑はこの聖徳記念絵画館を中心に広がっていったわけですが、その絵画館が誕生から90年を迎えた今年、教科書などにも載っている明治時代の歴史上の一場面一場面が描かれた巨大壁画が閲覧できるということで

相方の友人とともに行ってきました。

元服したときの明治天皇の髪型が、聖徳太子のように耳の後ろに房を持っているような形だったのに、そのわずか数ケ月、あるいは一年後くらいには断髪して西洋風の髪型になっていたわけですから、

その文化の変化について行った明治の人々は、さぞかし頭が軟らかかったんでしょうなぁ・・・・・


そういう意味ぢゃあ、アタシも賢パパも石頭っすねぇ。。。。。



で、当然そのあとは食い物の話となります。

北青山の一角に美味しいパンを食べさせる店があるってことで行きました。

ナンデモ、目玉はフレンチトーストってことらしいんですが、ナント14時受付15時から入店ってことでしてかなり混むんでしょうな。

アタシはフレンチトーストよりもこっちの方がいいんで良かったんですが



フォカッチャにボロネーゼを挟んだサンドイッチでしたが、このフォカッチャはあんまりバサつかず適度な粘りもあって中々美味しかった。

外のテラス席で頂いたので、熱いコーヒーと暖かいサンドイッチが腹にしみましたわい。。。。。