malのあっちこっちブログ

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失敗・・・よくある話

2014-06-10 11:10:21 | 日々のこと
W杯の日本のキャンプ地イトゥの宿舎で大久保がバスの水洗の閉め忘れ?か何かでお湯をオーバーフローさせてしまい、

なんでも床上2~3cmも溜まってしまったなんてニュースが流れていました。

アタシも20代のころ、日本のホテルでバスタブにお湯を張っていた時、やはりオーバーフローして洗い場の排水が追い付かず下階に漏れたことがありましたよ。

基本的にはホテルの問題なので、謝って済みましたが、、こういう問題は日本はとにかく海外では起こり得る話でしょうねぇ・・・




人生の出来事って、その時は悲惨であっても後から振り返ると、そういう大変だったことばかりが笑い話で残ったりしますよね。

30代の半ばのバリバリのころ、かなりハードな現場で、当時のアタシの立場は直接現場にはタッチをしていなかったのですが、

予定終了日の一週間前に担当だったアタシの直属の上司が失踪。

その日にあった鉄道事故の被害者確認で会社の代表が警察に行ったりしたほど大騒ぎになりました。

所在不明のまま会社のNO2がそのまま現場に居残った2日目、この方が吐血して入院。

現場で倒れたので周りにいた若い連中と建具を外して100m足らずの市民病院まで担ぎ込みました。

なにより救急車より早いと思った処理でした。

たまたま、その日そこにいたアタシは、会社命令でスーツにネクタイ姿のまま、その時から5日5晩不眠不休で終了予定日までできる限りの対応をしました。

3日目くらいから立っているのも辛く、座った瞬間に居眠り、立っていても話していなければ居眠り、、それは辛かったですよ。

周りが可愛相だと物陰で寝させてくれるのですが、期日に間に合うかどうかを心配する関係者がアタシを探すんですな、しかし瞬時に深い眠りに落ちるアタシには聞こえません。

結局、周りが責められるので、いつでも見つかる場所で休むしかありませんでした。

引渡し当日の朝、会社の若い連中が片づけも終わりホっとしたんでしょう、何気に段ボールに横になったら、そのまま寝込んでしまい翌日の朝の人のざわめきで気が付いた、なんて報告があとからありましたが、その現場にいた関係者全員がボロボロだったんでしょうねぇ。


因みに、その期間身に着けていた衣類はネクタイを除いてすべて廃棄処分になっちゃいましたよ。

後日談ですが、失踪した上司と言うのはその時家で寝ていたのです。

連日、終電時刻にボロボロになって帰ってくる旦那がたまたま当日寝坊をした。そこに、最初は現場からの電話、皆、彼の部下ですから奥さんは居留守を使った。愛ゆえの行為だったのです。

そのうち、会社からやんやの電話で寝てますと言えなくなって失踪と言う大騒ぎになったのですが、この結果、退職しました。

入院した上司は結局1ヶ月の入院で手術は免れましたが胃潰瘍からの出血でした。



仕事ではいろんな修羅場を経験しましたが、この時が一番派手な騒動でした。