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真朱(まそほ)の夜明け -第3回 名家の逸品ー  ホテルオークラ

2012-02-27 21:36:17 | 美術館
先週の金曜に行ってきた。

                

名家の逸品は3回目になるだろうか・・・

今回のテーマは「真朱(まそほ)」と言う朱色。

近衛家・徳川家・伊達家・観世家・蜂谷家・千總西村家・永樂家と言う名家が持つ朱色の品々が出品されていた。



併設されていた「人間国宝の美と技」展

こちらは、陶芸の酒井田柿右衛門、有機織物の喜多川俵二、螺鈿の北村昭斎、木工芸の中川清司、村山明

竹工芸の早川尚古齎、桐塑人形の林駒夫、截金の江里佐代子、友禅の森口邦彦などの逸品が展示されていたのだが、

それこそ逸品で、中川清司氏の神代杉を使った木画と呼んでいる木工品の手の混んだ細かい細工や、

早川尚古齎氏の美しい竹細工、林駒夫氏の何とも言えぬ風情の桐塑人形と和紙の着物、そして江里佐代子氏の截金と

呼ばれる微細な細工の金属加工などなどに心を掴まれた。

故人となった早川尚古齎氏や江里佐代子氏などの作品がもう見られないのは残念なのだが、中川清司氏などは京都の

工房に全国の指物師の希望者を集めて技術の伝承を進めておられる。

数千年も土中に埋まっていた神代杉が、空気に触れて灰色に変色し、その狂いのなくなった美しい年輪を生かして

作りこまれる木製品は最高に美しい。

「真朱(まそほ)」も良かったけど、男のオイラには、、こっちが嵌った。。。




ホテルオークラのロビーには、この時期お雛様が飾ってあった。

大倉家の雛らしい。

             

             お内裏様や

                       

                  お雛様

                          

この呼び方でいいのかどうか知らないが、歌の歌詞でもこのように謳われているんだから間違っていたら作詞者の責任にしてしまおう。。。



要するに、お内裏様やお雛様よりも、三人官女のこのオバサン・・・

                                

ナンカめちゃめちゃ目立とうとしていません?




年に一回?のオークラでは、決まって桃花林に行くのが決まり?


今回は前回食べられなかった「五目焼きそば」が目当て。

                              

美味しい黒酢?をタップリかけて食べる。

んが、、、昔食べてた別の桃花林の方が旨い・・・?



試しに。シューマイも注文

                 

                 形はともかく、こっちは結構勝負できそう・・・


仕上げは

         

         杏仁豆腐のレモン絞り・・・これはマジ旨い。

         今度、作ってみようかなぁ・・・・・