malのあっちこっちブログ

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カンボジア~ベトナムの旅・・・23 ホーチミン(ベンタイン市場周辺)

2012-02-07 21:08:41 | 
明けてホーチミン2日目。

朝食後まっすぐベンタイン市場へ向かう。

ものすごい喧騒と、溢れ落ちるような品物の数々・・・

                               

                               東南アジアに来るといつも感じる、生きる・・・ということの意味

但し、ベトナム焼酎なんぞは、市価の5倍くらいで平気で売っているのでご用心!

この国では値切らないのは礼儀に反する。

「これいくら?」
「25ドル」
「おぉ高いね!」
「いくらなら買うか?」
「高いからいいや、オレ金無いし!アリガト」
「待って待って、15ドル、いや10ドル!」

・・・と、ここまでで大体市価の2倍。
要するに、町で売っているものは町で買え、ここでは駆け引きを楽しむ、、、ってな感じ。

モチロン、掘り出し物はある。根気と熱意の賜物が発見につながる。




っと、目の前を旨そうな焼きそばの出前が通る。

釣られて、その店についてゆく。座って

                       

                       指さして「コレ!」って注文

                                         

                                         っで、出てきたのが・・・

                                                        

                                                        てんこ盛りのパクチーののった一品。

旨いんだなぁ~こういうのって。。。。。



しばしベンタインを楽しんで、疲れたんで相方御用達のドンコイとの中間くらいにある喫茶店に行く。

この店先に居る(文字通り「居る」感じらしい。)義弟に良く似た男性(仮称F君)の行方が気になるらしい。

何年か前には靴を磨いていたらしいが、去年は自転車の修理をしていたらしい。
レベルアップしたと、自分の事のように喜んでいた。
今年も同じような仕事の感じだった。

その店で

         

         アイスコーヒーとこんなものを注文しちゃったのだが・・・アイスコーヒーにしとけば良かった。。。

         ベトナムのアイスコーヒーは美味い。

                               

                               右側で座っているのがF君。物売りはしないし、身なりもいい。でも、不思議な現実。。。

この店の楽しみは、ウォッチング。

一番は、ベトナムの交通ルールの滅茶苦茶さ・・・もう~笑っちゃう。。。

  

これで、事故は起こらないんだろうか・・・?

全員がこれから起こることが分かっていて突っ込んでくる。。。そんな感じ。
相手が止まれば、行く。相手が突っ込んで来れば、止まる。
なんか、そんな高度な阿吽の呼吸の中で、この国の交通ルールは成り立っている。


もう一つのお楽しみは、マンウォッチング。。。

                            

                            何しろ人種のるつぼ。ピンキリでこちらも、、、面白い。。。。。



夜は、相方とその友人がワインを3本も空けて200ドルも払ったという、オールドサイゴンの佇まいを持ったレストランで食事をした。



             

                        
                        素晴らしく旨い、スプリングロールだった。

                                      
                                      シーザーサラダと

                                                     
                                                   肉・・・だった。。。

落ち着いて食事のできる、大人の雰囲気の良い店だった。

エントランスを出て

             

             散歩をしながらホテルに戻る。


昼間はさほど気にならないのだが、夜のベトナムは、、さながら暴走族の街と化す。

                                     

気の弱い人たちは、信号のない中央分離帯のある片側3車線の広い道路の横断に、思わず運を天に任す心境になることだろう。。。。。

                          

福島の山

2012-02-07 00:52:23 | 雪山
先週末、A達太良山に行ってきた。

山の師匠筋に当たる方が、遭難でお世話になって以来、くろがね小屋に毎年通っているのに便乗させてもらった。

3年ぶりの安達太良だ。

あだたら高原スキー場の脇から林道に入り、やがて樹林帯となるのだが、絶えず西、東から吹く風で

A達太良山の東、北は雪が多い。

スキー場の積雪は90cmとの事だったが、樹林帯は

                            

                            こんな状態だった。

行きは勢至平を経由してゆくのだが、樹林帯を抜けるとこのルートは風が吹く。ブリザードの状態だった。

当然、写真なんて撮れる状況になく、ゼロ。。。



翌朝も天気予報とは裏腹に風が吹きまくっている。雪は大分収まったし、天候も好転するとの事で出発。

                                                   

                                                   一見、穏やかそうに見える景色も、風は吹きまくっている。

夜の間に積もった雪が20~30cmはあったのだが、サラサラのパウダーで気にならない。



                       

しかし、高度を上げるにしたがって

                    

                    時には耐風姿勢が必要なくらいに吹きまくる。

                                              

                                              太陽は出ているのだが、この風と雪で山頂周辺は雲に覆われている。


パウダーだけに踏み抜きも多く、腿くらいまでは潜る。

狭いトレースをたどりながら、風に吹かれて山頂に向かう。

                              

                              山頂周辺はまだ地肌が露出していた。

風の中、ピークを踏む。

この週末では、どうやら初登らしい。

降りた途端、ガスがかかった。

五葉松平に向かうルートを一瞬見失う。特徴的なものが何もないピーク直下の安達太良はガスがかかると難しくなる。

兎に角、東に向かう。そこで夏道の標識が出てきたので南に向かう。

左に沢が見えたら、回り込むように東に向かうと五葉松平だ。

この辺りで、登ってくるスキーヤーやスノーシューを履いた相当数の登山者と出会った。

このアタリから雲が切れはじめ、太陽が差し込みだした。

五葉松平では、まるで雪山JOY!!!

こんな雪原をみると・・・

                  

                  こんなことしたくなっちゃうアタシなのだ。。。