malのあっちこっちブログ

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西日本縦断3000キロの旅・・・⑯ 番外編  陶器  有田

2011-05-29 19:58:22 | 
有田の陶器市がGWに開かれていることを全く知らないで九州に入ったアタシだったが、

当初の予定通り5月3日に伊万里に入り、4日は陶器市に行った。

鍋島や伊万里の事はすでに書いたのでここでは書かないが、この陶器市を見て感じたのは、

日本の磁器って、すべて有田で扱っているんじゃないの?って思うほどだった。



前日に鍋島のお庭焼を見てしまったせいか、伝統の柄に関してはどうしても見劣りがしてしまって、

買う気も起らず、たまに興味を引くものがあっても話にならないほど高価なこともあって、

決まらないまま、3時間、4時間と時だけが過ぎて行った。

しかし、これだけの店が出ていれば、興味のあるところだけを見て歩いても、それはそれで

楽しい時間を過ごすことができた。


そんな有田では、自然と新作に目が向いて、

窯大の卒業生が集まって出店している一角で、


この小皿と、中皿を買い求めた。


そして、大きい蕎麦猪口



マグカップ



そして昭和の初めに作られた



そして唐子の豆皿を買った。



翌日、唐津へ出発する前に、ノリタケの工場でアウトレットをやっていると聞きつけそこへ向かった。

古びた工場なのだが、何を作っているのだろう?

その工場の一角でGW期間中の企画なのだろうオウトレットショップが開かれていた。

名古屋程広くはないとPは言っていたが、その場所に2時間はしっかりいて、


直径38cmの大皿と


27cm角の角皿

そして


マグと


おそろいの小皿、中皿なんか買っちゃった。


有田に限らず最近の磁器は軽量化が進んでいるらしく、猪口もマグも大きさからは想像できないほど軽い。
強度は変わらないらしいが、持った感じは心もとない。

そこにゆくとノリタケは相変わらずズッシリくる重量感が頼もしい。


東京の人形町でも年に2回ほど陶器市が開かれているが、前回そこで買い求めたオーバルの小皿の親戚、兄弟シリーズが

有田の陶器市でも数か所で見かけた。

今度は人形町で同じシリーズを探す楽しみが増えた。