◇ 家庭菜園の大根でブリ大根
今年は暖冬で大根など根菜が育ち過ぎて商品にならず、廃棄に追い込まれたところも
出ているとの新聞記事を読んで、自分の畑を見ると昨年より育ちが良くて、ずいぶん大
きくなっていて驚いている。
身長が11センチのガラケーのおよそ5倍。55センチもある。体重は3.4キロ。
このところやっと冬らしい寒さになって、鍋物かブリ大根でもと思っていたが、買い物に
行ったらいいぶりアラが200円で売っていたので、今日はブリ大根を作ろうと早速購入。
目玉のある頭骨部分4個、三枚に下ろした骨の部分が6枚。これらにはいい身もしっかり
ついていてブリ大根向きだ。200円は絶対に安い。
わが家のというか吾輩のブリ大根レシピをご紹介しよう。
先ず買ってきたぶりのアラは水でよく洗って、残っていた血合い部分などをそぎ落とす。
次いで荒塩をまぶししばらく置く。
次いで大根。わが家の大根の品種は「耐病総太り大根」。身はとくに柔らかい。大きい
ので2センチ幅の輪切りを大抵半分に割る。
身が凄く柔らかいので面取りは欠かせない。
この輪切り大根は前処理として煮る前に先ず水から茹でる。
大根がある程度茹だったら笊にとって、その湯を先ほど塩を振ってあったぶりアラにか
ける。湯はガス代と同じだから無駄にしない。
ブリ大根レシピではだし汁を使わない派と使う派がある。吾輩はダシ派。
ダシは生協の「だしパック」。さば、かつお、しいたけ、こんぶの粉末がパックに入って
いる。これを2パック使う。
ダシが出たら酒、みりん、醤油を各大匙2杯、塩小さじ1杯くらい入れて、味を見る。
味が少し濃くても大根からまた水分が出るので気にしない。まず大根を煮る。次いでぶ
りアラを入れて中火でじっくりと煮る。前にだしを使わないで作ってみたが、大根がブリの
味だけでは少し物足りなかった。
煮物は一度火を止めて味をしみ込ませて、食べる前に再度火を入れて温めて食べた
方が美味しい。
(以上この項終わり)
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