不動産屋おやじのつぶやき

私は、安心・安全そして親切をモットーに不動産屋を営業しています。日々の業務の中で感じたことを、皆さんに伝えます。

パワービルダー

2012-02-14 08:40:17 | 日記
 昨日は、所用があり、ブログを休みました。

 さて、不動産市場が冷え込んでいる中で、好調なのが、業績が急速に復活しているパワービルダーです。

 パワービルダーとは、一般には住宅一次取得者層をターゲットにした床面積30坪程度の土地付き一戸建住宅を2,000~4,000万円

 程度の価格で分譲する建売住宅業者を指している和製英語です。

 パワービルダーという呼ばれ方がなされるようになったのは2000年頃からです。

 パワービルダー大手5社の首都圏における分譲戸建て住宅市場における販売シェアは、2003年には24%にもなり、そのパワーが

 注目されました。

 施工段階では、部材は「すべてプレカット。現場作業は組み立てるだけ。さらにくぎも頭を色分けしてどこに打つか簡単にわか

 る」ようにする徹底ぶりで、コストダウンしています。

 小生の住む則武地域でも、狭小地に3~5棟の分譲戸建て住宅を、多く建設しています。

 パワービルダーが造る分譲戸建ては30坪程度の土地付き2階建てで~2000万前後です。

 大手ハウスメーカーが供給する価格の約半分ぐらいです。

 購入層は年収500万円前後の1次取得者層が中心です。

 多くは30代前半で、それまで賃貸マンション等に住んでいた層になります。

 この勢いは、今後も続きそうですね。



 

バレンタインデー

2012-02-13 16:38:34 | 日記
 今年も、明日、2月14日は、バレンタインデーです。

 小生は、奥さんからだけチョコレートをもらいます。

 バレンタインデーに、女性が男性にチョコレートを贈るのは、日本独自の習慣です。

 欧米では、恋人や友達、家族などがお互いにカードや花束、お菓子などを贈ります。

 日本では、チョコレート業者が行ったキャンペーンが始まりで、今や、バレンタインデーの象徴のようになってしまいました。

 自分の命を犠牲にしてまで神の愛を伝え、実践したバレンティヌスの想いや趣旨を忘れないように・・・。

  


不動産業界の研修会に参加

2012-02-10 16:37:46 | 日記
 今日、不動産業界の統一研修会に参加しました。

 年3回実施される内の一つです。

 テーマは、「成年後見実務と取引の関係」で、講師は弁護士の先生です。

 高齢化社会になり、痴ほう症等の高齢者が増えています。

 そういった判断能力が欠如している人たちの権利を守るために、本人の代理を行う人を「成年後見人」と言います。 

 どんな人が、判断能力が無いと認定するのか。

 判断能力が、欠如している人と、不動産取引した場合、無効を訴えられるケースがあり、慎重に業に当たる必要性があること。

 そういったトラブルに巻き込まれないためには、取引の当事者が、判断能力が有るか、無いかを見極める基準について、次の項

 目を教授されました。

 ①年齢 ②契約前後における当事者の生活状況 ③契約締結までのいきさつ ④契約の動機と理由 ⑤契約当事者同士の関係

 ⑥契約内容の合理性 ⑦契約締結時の状況

 こういった項目について、当事者からヒアリングなどを行い、妥当かどうか判断すると良いそうです。
















相続人と親子関係

2012-02-09 16:32:49 | 日記
 先日、知合いの方から、相続について相談を受けました。

 お父さんが亡くなり、自宅の土地・建物を相続するにあたって、どうしたらいいのか聞かれました。

 相続人は、知合いの方は、長男で、お母さんと妹の三人です。

 話がつくなら、長男へ全て相続するのが、いいのでは。と話しました。

 自宅へ帰って、お母さんと相談した結果、お母さんが、自分が相続したいと譲らないといったことでした。

 話を聞いてみると、お母さんの知合いの方が、自宅の名義をお母さんにしておかないと、長男夫婦に追い出されてしまうと言わ

 れたそうです。

 その話を聞いて、なるほどね~と思いました。

 特に、お母さんより長男が先に亡くなった場合は、嫁は他人ですからね・・・・・・・。

 お母さんの名義にすると、逆に、嫁には相続する権利がなくなってしまうんですけどね・・・・・。

 長男が、お母さんと嫁の板ばさみになり、かわいそう・・・・・・・。 






マンション管理

2012-02-08 08:42:08 | 日記
 マンションの管理の方法には、全部委託、一部委託、直接管理等があります。

 管理には、管理組合の運営、建物の保守管理、定期清掃等があります。

 まず、マンション管理の主体である、マンション管理組合の設置が必要です。

 この組合には、分譲マンションを購入した人(区分所有者)全員が加入することが区分所有法(マンション法)という法律によ

 って義務付けられています。

 分譲マンションを購入すれば、自動的にそのマンションの管理組合員となります。

 そして多くは輪番制で何年かおきに組合役員(理事)を引き受けなければなりません。

 しかし、「仕事が忙しいから、役員を引き受けたくない」と、考えている人もかなり多いと思います。

 マンション管理の中で、管理組合がしっかりしていると、管理会社に全てお任せではなくなるので、結果的に管理や修繕工事の

 コストを下げることも可能です。

 管理組合の運営に、積極的に参加することが、そのマンション居住者全員のメリットになります。

 要するに、分譲マンションの居住者は、管理組合という核による運命共同体であることを忘れないことです。