不動産屋おやじのつぶやき

私は、安心・安全そして親切をモットーに不動産屋を営業しています。日々の業務の中で感じたことを、皆さんに伝えます。

不動産業界の研修会に参加

2012-02-10 16:37:46 | 日記
 今日、不動産業界の統一研修会に参加しました。

 年3回実施される内の一つです。

 テーマは、「成年後見実務と取引の関係」で、講師は弁護士の先生です。

 高齢化社会になり、痴ほう症等の高齢者が増えています。

 そういった判断能力が欠如している人たちの権利を守るために、本人の代理を行う人を「成年後見人」と言います。 

 どんな人が、判断能力が無いと認定するのか。

 判断能力が、欠如している人と、不動産取引した場合、無効を訴えられるケースがあり、慎重に業に当たる必要性があること。

 そういったトラブルに巻き込まれないためには、取引の当事者が、判断能力が有るか、無いかを見極める基準について、次の項

 目を教授されました。

 ①年齢 ②契約前後における当事者の生活状況 ③契約締結までのいきさつ ④契約の動機と理由 ⑤契約当事者同士の関係

 ⑥契約内容の合理性 ⑦契約締結時の状況

 こういった項目について、当事者からヒアリングなどを行い、妥当かどうか判断すると良いそうです。