新築価格

　昨日の新聞チラシに、格安で建築ができるといった広告がありました。

　内容を見ると、新築したいが、予算がといった方に対して、なんとなく浪花節ぽく説明している気がしました。

　最近、新築価格はいくらぐらいですか。といった質問をよく受けます。

　家を建てる場合、仕様と材料、使用部材が問題ですね・・・・仕様のグレードを下げたり、安いのを使えば当然安くなります。

　しかし、あまり質を落としたらお金は安くかかりますが、「いい家」はできないかもしれません。

　建築費というのは、工事原価に20％から40％ほどの営業経費が上乗せされています、この経費を少なくしたら家の質は落とさず

　建築費を安くできそうですね。

　無駄な経費を減らせば家は家は自然に安くなります。
　
　しかし、諸経費や工事原価の金額を見積り書にきちんと記載しているところは、少ないと思います。

　材料代や職人の人件費など各項目に上乗せした見積り書を提示しているケースも多くあります。

　小生が思うに、結局は、透明性のある見積書とその説明をしっかり依頼者にすることが、建築業者の使命だと思います。

　参考までに、国土交通省から出ている「建築統計年報」のデーターによると、平成17年度の「木造・木骨モルタル住宅」の建築

　価格の平均値は、㎡当たり151,900円(坪当たり　502,148円)となっています。

　新築する場合、標準価格はありませんから、信頼できる住宅メーカーや工務店と十分話し合って、納得することでしょうか

　ね・・・・。