笑顔抱きしめ

小さな幸せの元を探して
身の回りのこと・大好きな木村拓哉さんのこと

まだ、武蔵

2014-03-18 | ドラマ「宮本武蔵」
夕べは、スマスマだったけど、まだ、たぶんしばらくは、武蔵から抜けられない。

番宣の中で、「武蔵の成長の物語」と、話してくれたのは、沢村さんだったかな。

第2夜の中で、苦悩し、一時は刀を捨てる武蔵。
そして、なぜ、剣を持つのかという問いに、答えを見つけ当とする武蔵

最後の源流島のシーンまで、この、「武蔵の成長」という芯が
物語をまっすぐに繋いでるから、感動を生む。おもしろいんだよね。

第1夜は、その第2夜に向かうための「・・前夜」なのだと、見終わって思った。
強さでいったら吉岡の門をくぐった最初のシーンから、強い事は間違いない。
でも、その強さ、闘いぶりは、まさしく、己の強さを示すような剣

姫路城で、4年の幽閉後の武蔵でさえそうなのだから、
その前の「たけぞう」時代はもっとすさまじい。
しかし、それがあることで、判ることなんだよね。

昨日、瞳がちがうって書いたけれど、ほんと、違うんだよね。
暗いの。
「俺は強いんだ」という自負と
「人に認められたい!」と、いう、人を鏡にした功名心が、

「その先が見てみたい」と、いう、自分というものの願い、真実の姿への思いになる。

畑を耕す日観のシーン。
第1夜では、近づく前から殺気の凄さが、周りの空気を変えてる武蔵なのに、
自分を見つめ直した後では、あの日観でさえ、近づいたのに気付かないぐらい
溶け込んだ武蔵になってる。

その後の、日観との問答が、いい。

第1夜にあった、姫路城での4年間の幽閉の時。
本を読み、絵を描き、体を作った4年間。
あの背筋の凄さ。
衣装が着れなくなるのも判る。
あのトレーニングを見て、ちらっとハルを思い出した。

あの時書いていた、枝に鳥が止まっている絵。
あれは、左手も右手と同じように使えるようにという訓練でもあったんだよね。
何度も何度も描いてた。

あの絵。
武蔵が描いたとされている絵と、よく似た構図の絵だったね。

激しい鍛錬と、巧みな筆遣いの絵、そして、読書。
自分を育てる時間。
でも、ここの4年間は、より強くなるための時間なんだよね。

それにしても、第1話は、一回編集した後で20分オーバーだって話してたよね。
20分カットすることになるって、その結果が、あの第1夜の放送。
20分って、すごい、大きいよね。
どこをどれだけっていう細かなカットでなく、あるシーン丸ごと削除って言うところがいくつもあったんじゃないかな。

あの幽閉に至る所とかも、かなり、カットされたんじゃないかなぁ。
いろんなことが、唐突だった。

見たいよ。
本番として撮った20分だものね。
ブルーレイで発売するときには(って、書いたけど、あるよね。)絶対に入れて欲しい。
それを、入れての「宮本武蔵、第1夜、第2夜」が見たい。

筆と言えば・・・拓哉君の何か作業をするときの指が好き。
筆を持って絵を描く、仏様を掘る。巌流島に向かうときの舟上で櫂を削る。
そして、髪を結わえる。
単に作業をしてるだけじゃなく、指の動きにさえ表情がある。色気がある。

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