笑顔抱きしめ

小さな幸せの元を探して
身の回りのこと・大好きな木村拓哉さんのこと

武蔵、第2夜受け取りました

2014-03-17 | ドラマ「宮本武蔵」
昨日、第1夜受け取りました!と書いたばかりなのに
今日は、完結編受け取りました!と、書く。
2夜連続と、最初から判っていたけれど、それがこんなにも寂しい。

それにしても、第2夜、素晴らしかった!!!
吉岡清十郎との闘い、そして、吉岡一門との下り松の死闘
最後の巌流島の武蔵と小次郎という、大きな闘いまでに、
日観や柳生に学び、剣に向かう己を磨き
そして、剣のむなしさを知り、挫折し、
また、別のまなざしで剣を持つという
剣号としての成長も、人としての成長も、生き様も描いてる。

2時間半、
第2夜の、2時間半は、凄く豊かな、激しさも、深みもある時間だった。

圧巻だった、闘いざま。
ただ、剣で人を斬る。
触らぬか触らないうちに型で斬られるというのではなく、斬るのでは無く
全身で、闘ってるのだ。

その一振りは、どういう思いで振っているか・・アクションチームも含め
そこまでの拘りが、闘う場面場面での一人一人の気持ちが画面に出てる。
だから、真剣勝負になってる。

どの一瞬も、気を抜いたら斬られる。
一歩間違えば、体に刀が当たる、手足が飛んでくる。
その、迫力。

あの、大勢の闘いで、この真剣勝負をやりきれる俳優が、どこにいるだろう!
その拓哉君があいてだからこそ、アクションチームも思い切り戦えたのだと思う。
「えげつなく」
何度となく言われたという言葉。

勝つためには、どう動く!
足のけりも、拳も、投げも、勝つための必然。

76人、
一人一人、戦い方、思いの宛て方がちがうよね。
最初の、数を数えていた数人は、相手に動く隙も与えず静かに、
大勢で囲まれたときは、どの方向から仕掛けられても、対応できる、全方向に神経を張り巡らしてる
これ、遊郭を出たあと、吉岡一門に囲まれて、小次郎が話しているときの武蔵にも思った。
どこまでも、相手に神経を向けてる。

そして、あの清十郎の息子に対して・・・。
ここ、原作を読んだときから、どうするんだろうって思ってた。

闘う力の無い少年に対して・・・でも、この少年は、形上の果たし合いの相手。
彼が、吉岡清十郎の仇として武蔵を討つというのが、この果たし合いなのだから。
場面としても避けられない。

彼を護っている人たちを消し、静かに「いかがなされる」と尋ねる武蔵
剣を抜こうとする気配に、一瞬で斬り、あと、静かに目を閉じさせ抱えるのを見て
ああ、って思った
武蔵の人としての心が感じられる描き方だった。
第1夜の武蔵だったら、ちがうところだよね。

そして、死んだふりをしていて最後に起き上がった高弟への剣は、またちがった。

登場人物も、出てき方も原作とちがうところがあるのは、
この短い時間に武蔵の成長を中心に描くためのセレクト。
激しい殺陣にグンと引き込まれ、武蔵が自分を見つめているところ
日観や、沢庵がじっくり語っている場面もつながって、
本当に、1本の映画のように、納得の第2夜だった。

ふぬけになりそうなのは、私たちもです拓哉君。
もっと、もっと、ずっと、木村拓哉の武蔵を見ていたい。

武蔵の成長を言葉ではたくさん語らなくても、その、瞳で判る。
同じく日観に対峙している武蔵でも、第1夜の武蔵と、第2夜の武蔵では
表情がちがう、瞳がちがう。声がちがう。

沢村さんの佐々木小次郎。
「沢村さんでよかった。」と、拓哉君が話してたのが、よくわかる。
武蔵と闘うことに、自分の一番の意義を感じている小次郎。
強い、強すぎる男だからこその思い。

武蔵と小次郎が二人で、山賊をやっつけるときの
二人の動きのコンビネーションの良さ、闘いの中の、美しさ。

翔太君の清十郎も美しかった!!!

武蔵は、言うまでも無く美しい!
闘いの激しさの中の美しさ。
傘を差す、刀をぬく、木を削る、そんな一つ一つの所作の美しさ。
その人を生きるということは、その時代を生きるってこと、
その時代で生きて、いつも、その動きが身についている。自然さ。

素晴らしい武蔵を届けてくれて、本当にありがとう!!!

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
最高でした (ひで)
2014-03-18 20:49:54
のんPさん、こんばんわです。
(宮本武蔵)2夜とも見ましたよ^_^

まずオープニングでの宮本武蔵としての登場から、ぞくぞくするシーンでしたね。
武蔵が苦悩している場面もお気に入りです。

のんPさんのブログを読ませてもらって、うん、うん、とうなずきながら思い返しています。
丁寧にまとめられていて感心しましたU+1F606


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最高でした (のんP)
2014-03-19 00:24:31
ひでさん、ありがとうございます。
ワクワクで始まった武蔵。
始まってすぐに、ゾクゾクして、ドキドキして
はい。
二日間とも、ほんと、幸せな時間でした。

今日も、またリピしてました。
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