笑顔抱きしめ

小さな幸せの元を探して
身の回りのこと・大好きな木村拓哉さんのこと

ディスクⅢ・・その2

2019-02-23 | 映画「検察側の罪人」
話に出てきたいくつかの台本になく、役者さんによって表現された場面。
アドリブっていうと、単なる思いつきって軽く楽しんでる感じもする言葉だけど
そうじゃないことが、3人の言葉からもよくわかる。

拓哉君は、役を構築した上で、ここは、こうやっても良いですか・・・と、監督に提案する。
ニノは、憑依したようにその場で生まれ、思わず出てくる。
シーンによって、人によって、取り組みは違うけれど
二人がその人物を、しっかりと生きているからこそ生まれてくるんだよね。
そのシーンがあることで作品が深まる。

ちょっとした仕草一つで、背景がわかるんだよね。
丹波がいるホテルの部屋に入っていった最上の、”どっち?”っていうジェスチャー。
丹波は、すぐに洗面台(トイレ)の場所を示す。
これで、二人の親密さがつたわり、最上の潔癖症もわかる。
諏訪部の店のカウンター前で、最上が砂利に足を取られることで、この場所に初めて来たことが伝わる。

ビジュアルコメンタリーで、「ここ嫌だった」と、拓哉が話したのが2カ所ある。
初めて聞いた。
シーンに対して「嫌」という感情を口にすることにびっくりしたけど
それは、殺陣が大変だったとか、暑さとかで疲れたではないんだよね。
拓哉が、最上を生きていたからこそ。

画面から伝わる松倉の犯した犯罪の匂いって言うか、
彼の異常さが、満ちてるんだよね。
あの2つのシーンは特に。
おぞましさ。

取り調べの中で分かってくる松倉の姿。
どのシーンも大切って思っても、つい、早送りしたくなるんだよね。
あのシーン。

え~っと、拓哉君。
共演回数を監督に聞かれて
「松重さんとは1回、大倉さんとは何度も。」って答えてたけど、
確かに、松重さんとは「HERO」だけなんだけど、ドラマ「HERO」と映画「HERO」で
2回になるんじゃないかな。
そのドラマも、毎回共演シーンがあったし。

大倉さんとは、ドラマ「CHANGE」と、映画「HERO」(2015年)

共演memo

松重豊(諏訪部)。
ドラマ「HERO」第2シリーズ(2014) 
映画「HERO」第2弾(2015) 

大倉孝二(弓岡)
ドラマ「CHANGE」(2008年) - SP・檀原段
映画「HERO」(2015年) - 一ノ瀬(雨宮の事務官)

八嶋智人(小田島弁護士)
ドラマ「HERO」第1シリーズ(2001)、特別編(2006) 第2シリーズ(2014) 、
映画「HERO」第1弾(2007)、第2弾(2015) 遠藤事務官
ドラマ「空から降る一億の星」(優子のお見合い相手)(2002)
HEROシリーズ - 遠藤賢司 役

グーパーウォーク1