笑顔抱きしめ

小さな幸せの元を探して
身の回りのこと・大好きな木村拓哉さんのこと

PRICELESS1・・・生まれ変わる場所

2012-10-23 | ドラマ「PRICELESS」
とうとう、スタートしました!!
「PRICELESS」

おもしろかった!!
こうやって、みんなで見てもスッキリするドラマ久しぶり!!
ふみ君はもちろんのこと、それぞれのキャラがたって、キラキラしてた。

すっごく表情が豊かなの。
なのに、それが自然に、金田一二三男になってる。

一番、胸に残ってるのは、升さんのお店でのシーン。
スタート直後に、彼女といて、チャラチャラしてる二三男を見てるだけに
そのあとの、彼の変化が判る。
あの”ただシャワー”のあとのふんわりした髪も、前の彼と違った表情を見せてるね。

彼は、元々は、ちゃんと働ける人なんだね。
お店で手伝っている様子で、よくわかる。
それが、今までの調子のいい生活では、表面に出て来てなかった。
彼は、どん底に落とされたかもしれないけれど、
生まれ変われる場所に、降り立ったのかもしれないね。

「今までの金田一さんを否定はしないけれど、今の金田一さん悪くないと思う」
ねっ。
升さんもいいなぁ。

キャラが立ってるといえば、もしかして一番!!なのが、
湯婆婆とすぐみんなに言われ始めた、夏木マリさんの、子ども達のおばあちゃん。
いいよね。
妖怪系な雰囲気の中、まっすぐ顔を上げてる人でもある。
ハウルと、湯婆婆ね。

後輩君。
カットがかkるまで、金田一と榎本としてやりとりが出来るって拓哉君がいってた。
それも、どこだろうって思うのも楽しい。

模合さんってね。文字を見てて気がつかなかった、モアイなのね。
そこにいても気がつかれない役。
休憩のコーナーでは、いつも黒子で、キーになる話を聞いてる。
これからの彼が楽しみ。
「いるよ」って、あのさりげなさもいい。
貴一さん、ステキ!!

今回、拓哉の歩くシーンがいっぱいで、すごく嬉しい。
美しいウォーキングはもちろんだけど、彼は、遠目で、全身で演技をしてる。
そんなシーンがいっぱい。

子ども達とのやりとりも、すごく、自然で楽しいの。

最後主題歌の「♪Jumpin' Jack Flash」ホントぴったりだね。
テレビ画面の中、ストーンズならぬ、PRICELESSの5人組バンドがいる。
ほんというと、最初は、前でノリノリのボーカルをやってる拓哉君ばかり見てた。
すっごく、楽しそうで!
で、2回目見たときに、ギターで、香里奈さんと、貴一さん、藤ヶ谷君がいるのが判った。
ドラマーは、藤木さんですよね。

ドラマを見終わって、昨日買った日刊での彼の言葉を思い出してた。
最初は無しがあったときに、貧乏というフレーズに戸惑い、
自分は一体どんな作品に参加したいのか自問自答したという拓哉君。
「最近とっぴな発想の作品が多い。言葉は悪いけどキワモノというか。
 そういう『鎧』を着ると作りやすいかも知れないけど、何か寂しい。
 世の中のトゲをつまんで土に植え、何が生えてくるが。そんなドラマが多い。
 そこには行きたくないという思いがあった。」
「難しい、厳しい、つらい、そういう形容詞が使われがちな世の中だからこそ
 せめてドラマではとにかく見やすいものを意識したかった。」という。

のれんを『貧乏』でと言われてびっくりしたことは、話し合いを重ね、理想のドラマ像と重ねていった。
そうだよね。拓哉君のこの拘りは、スタッフからすると、有る意味面倒かもしれない。
でも、一番最初の、どんな店にするか何を出すかという段階から居させてもらいたい。
任せておいて、いざ登場してから、これでは出来ないという事にはしたくないという。
「責任を負う意味で、そうしたい」という主役、他にどれだけいるんだろうって思う。

そして、コメディータッチといわれるドラマ。
やりすぎないようにしてるという拓哉君。コントと違うからと。
そう、はきま間違える人が多いよね。

その後にあった、俳優デビューからちょうど25年目と言うフレーズ。
25年前。1989年。拓哉君が意識して立った場所。「盲導犬」ですね。

「個人的な経験を役にはめ込無のではなく、誰もが共感できる経験でキャラに肉付けをする」
という、自然にその役を生きてる拓哉君、
この役を作るために、どれだけ、考えていることだろう。

最近特に意識していることは、台本の中にある「いいセリフだな」と感じたものは、
あえて何でもないように言うこと。
強調するのは似合わ無くなることがあるから。

最後、PRICELESSなものと聞かれ。
「表現という仕事だけど、銭勘定の頭でやったら成り立たない。」と。
印税を考えてバラードを歌う人がいないように。ドラマの現場でもその発想は完全にない。
そういう概念を忘れらにこと自体がプライスレスのような気がするという拓哉君。

彼のPRICELESSで作り上げられた、ドラマ。
楽しみに、ほんと、楽しみに受け取っていこう。

こうやって、みんなと楽しみながら届け物を受け取れること。
それこそ、PRICELESSだよね。

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真っ赤なバラのつぼみ。
蕾って、パワーの塊なんですよね。

グーパーウォーク1