笑顔抱きしめ

小さな幸せの元を探して
身の回りのこと・大好きな木村拓哉さんのこと

「木村。楽しいか?」(2009/01/30)

2009-02-06 | わっつ
今日は、緒形さん偲ぶ会が行われますね。

先週のわっつで話してくれた、緒形さんの話。
ようやく、レポできたので↓にのせます。

ほかで、みなさまが書かれているから、
内容的には、もう、書くことはないんだけど、残しておきたくて。

「楽しいか?」「そうか、良かった。」って、緒形さんの言葉を話す拓哉君。
話し方が、そっくりだった。

緒形さんの言葉には、飾らないあたたかな人柄。
人としての大きさが感じられた。

「今でもちゃんと”楽しいです”って言えるように存在しないといけないなと思います。」
僕の中では、すごい、大きな”1シーン”です。

一緒にもの作りが出来て良かったね。
もっともっと、一緒にお仕事できたら良かったね。
緒形さん、本当にありがとうございました。

ー・-・-・-

あと、もう一つが、緒形拳さんの追悼のコーナー
あそこをやって欲しいって言われたとき、
”え、俺でいいのかな”という気持ちがすごくあったんですけど
是非やってくださいって言われて・・・。

台本に、こういう事を言ってみたらどうかみたいなことは書かれているんですけど
他にも言いたいこと、チョーたくさんあったんですよ。、
でも、それって、個人的な話になるから
みんなと平等な目線で語らせて貰った方がいいのかなってああいうことを言ったんですけど。、

個人的には、ほんと、言いたかったですね。

武士の一分で、道場のシーンを撮っていて、すごい、ぶっきらぼうに、
「木村」っていわれて
「あ、はい。」って、答えたら
「ミカン食うか?」って言われて
一個一個袋に入ったミカンをくれるんですよ。
「食え。」っていわれて、そのミカンの味がチョーうまくて・・・
でも、それをさ、紅白の舞台で、あのミカンがって言っても俺しか判らないし・・・。

あよねぇ、「木村、そば食えるか?」言われて
「蕎麦食えます。はい。」
「今度行こう!渋谷にめちゃくちゃいい蕎麦屋が有るんだ。」って、言われて
「是非、連れて行ってください。」って言って、そのままでした。
今度、一人でも言ってみようと思います。

そのとき、U2が日本に来日してライブをするかも知れませんよって、話になっていたんですよ。
緒形さんが、
「木村。U2って興味有るか?」って言われて、
「U2、俺聞いてますよ。」って言ったら、
「LIVE行かないか。一緒に。」って言われて、。
そのチケットをお願いできないかって言われて、
ああ、もう、任せてください。バッチバチのところ押さえておきますっていって。

結局その公演は飛んじゃったんです。
U2のメンバーの都合で・・・。
それも行けずじまいだったし・・・。

一番ぐっと来たのが、
お疲れさまでしたって言うときに、衣装も鬘も全部外して私服に着替えられて・・・
「お疲れさまでした。」って、俺言い返したら
「木村。楽しいか?」って言われて、
「ああ、楽しいッス。」って言ったら
「良かった。」って言って、帰っちゃったんですよ。
あれが、すごい印象的だなぁ。
それが、俺、直に交わした最後ですね。うん。

”楽しいか?ああ、そうか、よかった。”それが最後の会話かな。

そこがすごく重要なんだなっていうふうに、あれ以来思えてるし
今でもちゃんと”楽しいです”って言えるように存在しないといけないなと思います。

あの。「楽しいか?」はね。最高でしたよ。
「楽しいッス。」っていったら、「よかった!!」って言って帰っちゃったんです。
僕の中では、すごい、大きな”1シーン”です。

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東山の植物園にある椿に囲まれた藁葺きの日本家屋です。

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