JCP市原時夫です

千葉県房総の睦沢町から、政治・経済・歴史・オペラ・うたごえを考えるgabuku@m12.alpha-net.ne.jp

辻井伸行さんの挑戦

2011年12月31日 | Weblog
NHKで、ピアニスト辻井伸行さんの、作曲への挑戦の番組を見ました。映画「はやぶさ 遙かなる帰還」の音楽を作曲する過程も出ていました。
 最初の作品に映画監督は「荒々しさ」を求めて意見を出します。おそらくスターウォーズのような壮大さを求めたように感じました。
 再度、できあがった作品を聞き私は、涙が出そうになりました。やはり「荒々しさ」はないのですが、監督は「ジーンと来ました」と話されてOKします。
 辻井さんは「強さは、静かな中にこそある」そう言っているようにも思えました。音楽は監督自身のイメージも発展させる力があるのではないでしょうか、それと、そのことを率直に認める監督の姿勢にも芸術家同士の深い共感を感じたのです。

 一流になっても、ゼロから挑戦する辻井さんの姿勢に、私は挑戦しているのかと問われているようでした。

立ち上がった、若者・労働者のたたかい

2011年12月30日 | Weblog

 ちば民報の新年号に、会社の首切りとたたかい勝利した労働組合、若い人のたたかいが載っていました。
紹介します

 「かずさアカデミアパーク」に誘致した太陽光パネル製造販売会社「ソ上フーシリコンテクノロジー」(SST社、木更津市、手塚博文社長、従業員75人・当時)による、組合潰しの乱暴な「整理解雇」。組合員17名が 「解雇差し止め、地位保全の仮処分」を千葉地裁木更津支部に申立ててから約1年、「解雇撤回・希望者全員の職場復帰」のスピード和解が成立しました。ほぼ全面勝利の喜びに湧く全日本金属情報機器労働組合(JMIU)干葉地方本部ソーラーシリコンテクノロジー支部 (SST支部)の諏訪充委員長(39歳)と野宮聖一郎副委員長(46歳)からお話を伺いました。
 「首を切られて不安を抱えた1年前とは気分が違う。先が見えた。あとは職場に戻ってがんばるだけ」と、諏訪さんは喜びの胸の内を吐露します。
 組合経験はゼロ SST社は2008年に県が誘致した企業で、県のさまざまな手厚い補助を受けてきた企業です。99・99%以上の高純度のシリコン材料を研究開発し、大量生産するとの謳い文句で投資家を募ってきたベンチャー企業です。
 会社は創業以来、労働者を残業で追いたて土日もなく働かせておきながら、残業・休日手当ての一部不払いを続けていました。そのうえ、一昨年4月には一方的に賃金の一律5%カットを強行しました。
 こうしたことから従業員有志が、残業代不払いや賃金カット問題で千葉労連に相談、5月末に26名で労働組合を結成しました。ほとんどが組合活動の経験がない、文字どおり白紙状態からのスタートでした。
 会社は組合潰しの攻撃をしかけます。まず毎朝の朝礼で、「社員の中にウジ虫がいる」等の言動に及び、「社内組合なら組合費も負担していい」などとJMIUからの脱退を迫りました。
  7月13日、会社は「試験生産課」なる新部署を設立し、組合員の大多数を異動。仕事を与えず隔離状態にした上で、7月14日、組合員28名中22名が対象となる一時帰休を実施、9月13日には希望退職を募集します。
 22歳の小菅啓祐さんは「再就職口を斡旋する」などの甘言に乗せられ退職願に署名をさせられましたが、翌日撤回。こうして10月25日、会社は組合員17名の解雇に及んだのです。
 広がる支援の輪これはどの大量解雇は、県内でもひさしくなかったことでした。SST社の手口のひどさもあって、闘いと支援の輪は地元の木更津・君津地区を中心に一挙に県内各地、さらに関東地区にまで拡がりました。
  裁判の支援傍聴をはじめ、県や木更津市への要請行動、署名、団結餅つき大会など多彩な活動が取組まれました。
  裁判所の審尋には毎回支援の人々が溢れました。昨年1月には「SST支部を支援する会」が、2月にはSST社不当解雇を撤回させる会」が発足します。
 県議会や木更津市議会でも取り上げられ、県や市によるSST社への指導を求めました。2月4日、木更津労働基準監督署へ申立てていた未払い残業代」について、労基署は「是正勧告命令」をSST社に出します。そして3月30日、裁判所は不当労働行為の判断は避けたものの、整理解雇を無効と判断、新たに就職した4名をのぞく12名の組合員(小菅さんの「退職書」は有効と判断し除外)について、基本給の75%の仮払いを命じる決定を下したのです。
 この決定に力を得たSST支部は県や市に対し、労基署の是正勧告と裁判所の命令に従うようSST社を指導するよう要請。同時に、会社の取引銀行や投資会社へも働きかけ、SST社が「解雇撤回・希望者全員の職場復帰」の和解に応ずるよう運動の輪を拡げていきました。県や市も、手塚社長の呼出しや指導を開始しました。
 投資会社も、3・11の原発事故以来、「今は太陽光パネル製造販売のチャンスなのに、何をしている」という動きになってきました。
 こうして2011年12月2日、和解が調印されました。裁判所の決定から除外された小菅さんの職場復帰も認められました。
 諏訪さんは、小菅さんの職場復帰は、和解条件の中から決して外す事はできない」と譲らなかったと話します。今年1月5日から希望省全員(11名)が職場復帰ずることとなりました。和解内容でとりわけ画期的なのは、組合員の賃金・労働条件並びに経営施策などに関する事前協議・同意約款協定を締結するとともに「労使協議会」を設置するとの部分です。
 勝利へのカギは諏訪さんと野宮さんに、争議中の活動で心がけたことを聞きました。
 諏訪さんは「家族の理解に支えられた」こと、「節目ふしめで、労基署の是正勧告や裁判所の決定を得て励まされた」といいます。
 野宮さんは、争議後最初の年越しで、地元の人々に「餅つき大会」を開いてもらい、「年越しができて勇気付けられた」、「絶対勝てるし、諦めない」と確信を持ってやってきたと語ります。
 さらに手探りだったけれど、「ネガティブな考え方は持だない」ようにし、「突っ走ったりゴリ押しをせず、組合員の一人ひとりはどう思っているかを考えながらやってきた」と振り返りました。
 生活苦にさいなまれた争議中、多くの方からいただいた多額の支援カンパ。「ありかたくて涙がでました。でも、本当にこんなにもらっちゃっていいの、とも思ったんですよ」と野宮さんは初々しく語ります。
 SST支部が、文字どおり労働組合運動の基本である「団結と連帯」を堅持してきた様子がうかがわれました。「だたかいはこれからが正念場。働く者が大切にされる職場を作りたい」、 「だたかいを支えてくれた仲間とともに歩みたい」と背をそらしました。
 別れ際に野宮さん、「実はまだ独身なんです。募集中なので、よろしく」と笑顔で語ります。これは書かなくては・…
      (文・佐藤実)(写真・佐久間勉)
▼ソーラーシリコンテクノロジー支部 〒292ー0815 木更津市大久保6ー22ー3 電話090ー2935ー7758
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閉塞生んだアメリカ・大企業型の政治変わる前夜のたたかい

2011年12月29日 | Weblog


 自治体問題研究所が編集している「住民と自治」1月号で、大阪自治体問題研究所事務局長の木村雅英氏が「『大阪維新』」旋風のまっただ中で・・・」を書かれています。
 「橋下候補が訴えた。「この大阪はど田舎中のと田舎。高速道路、港、空港、何から何まで東京に負けている。こんな大阪に企業は来ない。なぜこんなふうになったか。大阪府庁、大阪市役所でやることがパラパラ。大阪全体のことを考える役所がないからだ。もう一度我々は世界の中で冠たる『大大阪』を甦らせたい!上海やロンドンに勝つんだ。その夢をもっているのが大阪都構想。変えたくない人は平松へ、変えたいと思う人は橋下へ!」-熱気は最高潮に達する。」と紹介しています。
 そして、貧困と格差を個人の問題としか考えられない青年には、「政治・社会の問題であり、政治の力で解決しよう」という訴えは理解しがたい。「自己責任」の呪縛から解放されるプロセスが必要だ」とも書いています。
 私はこの間、国保税の引き下げを求める署名運動に取り組んでいますが、50~60代の2の女性から、「あまりにも国保税が高すぎる、そんな状態にした、議会なんかいらない、公務員ももっと減らせ、橋下のようにやればよい」という声を聞きました。
 身近に見える政治や行政への攻撃がうける土壌はここにもあると危機感を感じました。
 しかし、問題は米国と財界中心の政治の異常なゆがみ、その深刻なゆきづまりに原因があることは明らかです。そこと、いっしょに戦える、私自身の力量不足を感じています。
 
 しかし、なぜ、橋下氏は大阪から生まれたのか、これは、現在の私の問題意識の一つです。
新潮文庫から「山崎豊子自作を語る」を書店で発見し買いました。石川達三氏との対談で、山崎氏は「大阪町人の子だからですね。徳川時代から苦しめられてきた大阪商人、自分ひとりの力で栄えていかなければならない大阪の商家に生まれた人間の地ですね」と語っています。
 日本共産党と様々な団体・個人との共同が広がる中、政治的立場を超えて、民主主義を守り発展させる、力を大きくするためにも、日本共産党そのものを大きくしなければと思うのです。
  

パナソニック、東芝コンポーネンツの雇用守れ。 日本共産党が県労働局に要請

2011年12月28日 | Weblog
パナソニック茂原工場の売り渡しは、ここに勤めている町民の生活を脅かしていますが、日本共産党は、今回千葉県労働局に雇用守れと要請しました。

千葉県のパナソニック茂原工場の産業確信機構への売却と東芝コンポーネッツエ場(茂原市、君津市)の閉鎖問題などで、日本共産党国会議員 団南関東ブロック事務所と党県委員会、党東部地区委員会は27日、千葉労働局に対し、雇用を守る万全の対策を要請しました。
小倉忠平県副委員長、椎名史明東部地区委員長、丸山慎一県議、平ゆき子、飯尾さとる両茂原市議らが参加しました。           
 パナソニックが茂原市 に行った説明では、500人を超える正社員につ いては兵庫県の姫路工場、 へ配置転換するとしてい ます。しかし、多くの正社員は家庭の事情などで配転には応じられず失業する恐れがあります。
 また、約1000人の非正規労働者は雇い止めの危機にあります。
 一方、東芝は、2市合わせた従業員570人をグループ内に配置転換するとしていますが、応じられず事実雇い止めになる事態に直面しています。
 労働局の担当者は「千葉労働局、県、地元市による緊急雇用対策本部を設置した。失業者を出さないことが大事。大企業の社会的責任もある」と述べ、関係企業や産業革新機構に「雇用を守るよう要請することも検討する」と答えました。
 田村智子参院議員秘書が同席しました。

学童クラブ 冬休みも元気

2011年12月27日 | Weblog


 冬休みに入って学童クラブによってきました、指導員の佐藤さんが忙しく子どもたちの面倒を見たり、電話で連絡したりで、いそがしそうです。
 見ると、みんな、それぞれゲーム機でゲームに夢中でした。
「え!こんなんなの?」と聞くと「今日はゲームの日」だそうで、子どもたちの遊びにもメリハリをつけているとのこと。
 ただ、エアコンがかびくさいにおいがするので、使えないとのことで、ストーブで暖房を取っていました。
 エアコンも含めて施設整備を求めてきたので、さらに、要望したいと思います。


 写真は、船橋市のうたごえ喫茶「ゴリ」の卓上カレンダーです。

長生病院のサテライト化許すな・・・・丸山県議が負担問題で追及

2011年12月26日 | Weblog
 周辺自治体に負担増
 医療センター建設千葉県が要請
丸山議員が追及
 千葉県東金市に建設予定の地域医療センターの建設をめぐって、千葉県が長生郡市に負担を求めていることについて、私は、これまでも、議会で追及し、本質は、長生病院のサテライト化による、機能の低下にあると指摘し、それより、長生病院の充実こそ最優先と主張してきました。
 睦沢町の日本共産党のアンケートでも、長生病院の充実は要望の第一位です。
 日本共産党の丸山慎一県議は14曰の県議会健康福祉常任委員会で質問し、同センター建設を地元自治体に押し付けた県の責任を追及しました。
 同センターは2014年4月開院予定で、二次医療圏の中核病院として県立東金病院の
機能を受け継ぐとされるもの。丸山氏は、東金市と九十九里町が今年1月の文書で、併設する救命救急センターの赤字見込み約L億円について、半分は2市町と独立行政法人が負担、残り半分は利用者数に応じて周辺自治体に負担を要請していることをあげ県の認識をただしました。
県は「山武・長生・夷隅二次医療圏を考えているが、患者の出入りをみて圏外の自治体
に要請していくこともありうる」と明言しました。

睦中ビビンバかビーフシチューか、自校方式学校給食

2011年12月25日 | Weblog
 20代の睦沢町出身の女性の方にお会いしました。睦沢町の学校給食の話になり、最近は睦中ビビンバが評判なんですが、どうでしたか?と聞きましたら。
 この女性の時はビーフシチューが生徒の間で評判で、今でも、売りに出したら必ず買います。それくらいおいしかったと言っておられました。
 その時々の流行が有るようですが、自校方式の学校給食は、土地を離れても心に残っているようです。

国保税引き下げ署名が721人に広がる。町議選挙無投票当選

2011年12月21日 | Weblog
 応援に駆けつけた畑野きみえ衆院南関東比例代表
睦沢町議選(定数14)が20日告示(25日投票)され、定数と同数の立候補で無投票となりました。日本共産党の市原時夫氏(62)が7期目の議席を獲得しました。
 議会新分野は次の通り。(カッコ内は前回当選者数) ▽共―(I)無13
(13)、議席占有率7・14%
 私は、「国保税引き下げ、玄関前までの乗り合い対クシー制度実現、大地震・津波対策など防災対策の早急見直しなど公約実現に全力を尽くす。
 また、原発事故など安全神話で国民をあざむいてきた、政治のウソ。
 政治を大本から変えることが町民の安全を守ることになります。
 日本共産党へのご支援をお願いします」と決意を述べました。
睦沢町を訪れ、住民から要望を聞く田村智子参議院議員
広がる国保税引き下げ署名
721人に広がる 

 この間の要望実現の運動の中で、「国保税引き下げてほしい」の声が広がる中、日本共産党市原時夫町議に寄せられた、引き下げを求める要望署名が、716名に広がりました。
 年金生活の高齢者からは「とても払えず、食費を削って短期保険証でつないでいる」「会社を退職して国保になったら、めちゃくちゃに高くて今後の生活設計が狂ってしまった。怒りで一杯です。」「転居してきたら国保の高いのにびっくり、役場に間違いだと思い電話した」など、引き下げの声が相次いでいます。
原発やめて
 
 市原時夫氏の、原発をなくしましょうという訴えを、娘さん、お孫さんと聞いていた女性は「おっしゃるとおりです。孫が心配です。危険な原発をなくしてほしい」と話されていました。
 別の女性は「演説をずっと聴かせていただいています。そのとおりで、負担を減らしてほしいです」と話していました。
 福祉関係者からは「乗り合いタクシーは、睦沢町でも始めるべきです」と述べています。

町・国の責任で国保税引き下げ、安全・くらし守る政治の変革を

2011年12月19日 | Weblog
 明日町議選挙の告示のため、ブログの更新ができません。
昨日も、街頭から訴えましたが、みなさんのお話を聞いてきましたが、国保税のように町の努力と国の責任も合わせて、くらしを守ることと、どうしても、国のあまりにひどい、政治そのものを変えるためにがんばることが、住民のために働く町の議員としての役割ではないかと思っています。
 昨日、街頭で演説をしていただいた田村智子参議院議員は、原発ゼロ署名提出や政府交渉の窓口となっていただきました。
 日本共産党とこれまで保守と言われた、各種団体との本気の共同が広がっているとの話は、日本共産党の議員である私の責任の重さも感じたところです。
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田村智子参議院議員が睦沢町で応援演説

2011年12月18日 | Weblog

 今日は、日本共産党の田村智子参議院議員の応援をいただき、スーパー前で街頭演説会を行いました。
 私は、国保税引き下げ、玄関先までの乗り合いタクシー制度など政策を訴えました。
田村智子参議院議員は、国会での東日本復興への日本共産党議員団の果たしてきた役割、TPP、日本の原発輸出への反対の声が広がることなど国会の様子を話していただきました。