JCP市原時夫です

千葉県房総の睦沢町から、政治・経済・歴史・オペラ・うたごえを考えるgabuku@m12.alpha-net.ne.jp

フォークシンガー 故笠木透氏を語る 横井久美子さん

2015年03月27日 | Weblog


一読に値する、横井久美子さんの笠木透氏への追悼文

 横井久美子さんは、笠木透氏の死去に際し「命のはかなさに愕然とし、同時に、命尽きるまで「文化で闘った」笠木さんに習って、私も残された命を精力的に全うしたいと考えました。」と「おいで一緒にinくにたち」の再開を宣言しました。
 横井さんと笠木さんの人間としての信頼と闘いのつながりの中での「横井さんだからこその追悼だと感じました。」昨年のお二人のコンサートは、音楽だからこそ、音楽を超えた人間愛の感動でした。死を覚悟していただろう笠木さんが突然「久美子愛してるぞ」だと思いますが、叫んだその時、芸術家として平和を求める行動する人間としての、広大な「愛」を感じ、心が震えました。
 今日の「赤旗」に横井久美子さんが、笠木透氏の人となり、そして、追悼コンサート案内を書かれています。
 笠木透氏を知る、大事な記事となっています。そして、私の友人「いわき雑魚塾」も笠木氏の意志を受け継ぎ歌っていることを紹介したいと思います。


「赤旗」記事より
 社会の不正義に
文化でたたかう
横井 久美子
 笠木透さんが昨年12月22日に77歳で、直腸がんで亡くなられた。笠木さんは優れた詩人であり歌手であり、社会の不正義に対して、「文化で闘おう」と、先頭に立って人々の心を動かし続けた稀有の人たった。叙情性と社会性が見事に融合し
た歌は、人々の心にしみわたりいつまでも歌われ続けた。亡くなる直前まで精力的に創作活動をされ、最後のCDブックNO8は、平和を積み重ねてきたわが国を思う『平和の暦』たった。
 笠木さんは、1969年から3年間、野外フェスの先駆けである「中津川フォークジャンボリーを開催した。その後、71年「我夢土下座(カムトゲザ=COMETOGETHER)」、85年フォークス」、94年「雑花塾」を主宰し、全国津々浦々で野に生きる
人々とコンサートを行ってきた。また、KBS(京都放送)、東海ラジオ、岐阜放送のパーソナティーなどもつとめ、2006年からは「憲法フォークジャンボリー」を提唱し、全国各地での開催を呼びかけていた。
 私は72年に笠木さんと出会って以来、笠木さんの初期の代表作「わが大地の歌」「私に人生といえるものがあるなら」などを歌わせていただいた。
 2014年7月11]日、「秘密保護法廃止・原発ゼロに」のサブタイトルで「横井久美子×笠木透コンサート」を企画した。笠木さんは病気の体をおして東京まで来てくださって、つえを突きながら満身の力で歌われた。ユーモアたっぷりの語り□で笑わせながらもその妖気漂う迫力に満席の会場は地響きのような拍手で応えた。私自身もしばらく口にできないような深い感動を覚えた。
 筋肉が衰えたと言われるその声と表現力はかつて聞いたことのないような胸を打つ歌だった。
 それから5ヵ月、笠木さんは最後まで「文化で闘って」天命を全うされた。4月4日に地元中津川文化会館での「お別れコンサート」をはじめ、今まで笠木さんが「名もなき人よ歌え歌え」と呼びかけたその活動を物語るように、全国各地で追悼コンサートが行われている。
 5月16日の追悼コンサートもその一つである。笠木さんとともに闘った「雑花塾」はもちろん、すでに日本の津々浦々に笠木さんの蒔いた種から 「野の花」が咲きはじめている。
  (よこい・くみこ シンガー・ソングライター)

  *笠木透追悼コンサート 5月16日(土)午後3時、東京・アールズアートコート(労音大久保会館)。出演=橋本のぶよ、きたがわてつ、雑花塾、横井久美子、高石ともや。
 3800円。問い合わせ 03(3200)4030センタープロ

福島第一・第二原発の町を訴訟団の方の案内で

2015年03月25日 | Weblog
 21日、22日に最近開通した、国道6号線沿いの、福島第一、第二原発周辺の自治体を訪問してきました。
 22日に案内して頂いたのは、原発事故被害いわき訴訟原告団の工藤さん。
 国・電力会社・大企業などの反省は見られず、被災者・県民分断で、今度は、復興財源でもうけようとしている姿が鮮明になりました。
 一方で、双葉町や大熊町にいまだに、行けないとかたるいわき市の女性、こどもが成長して、福島の子として差別されないか不安を抱えている工藤さんの言葉、あまりにたくさんの問題を知りました。そして、復興とはなにか、原発を推進した政治と経済の仕組みにまで迫ることが大事と語る工藤さん。いわき訴訟のもつ意味の深さを知りました

「被災した君たちが歌え!」と昨年亡くなったフォークシンガーの笠木透氏が、毎月岐阜県から、援助し続けたフォークグループ「いわき雑魚塾」のみなさんと、交流会を、いわき市で交流しました。「汚れた水は果てしなく海へ・・・・」と原発事故を真正面から歌っています。私たち「睦沢平和といのちを考える会」も「つちむつ九条の会どんぐり」のテーマ曲をうたいました。

合唱の指揮をさせていただきました。

2015年03月20日 | Weblog

 今日は千葉県の年金者組合文化祭で、うたごえ運動の先輩である、アコーディオン奏者の山田通雄さんの依頼を受けて、歌声サークルのみなさんの指揮をさせていただきました。やはり、さまざまな人生をすごしてこられた、思いがうたごえにあふれ、会場に来られていた友人も飛び入りで入ってくれて、遠い世界に、心つなごう、アメージンググレースを合唱、また、会場といっしょに、四季の歌などうたいました。

町・議会一致して、千葉県にこども医療費助成拡充を要望

2015年03月10日 | Weblog
今日は、議会の中で睦沢町と睦沢町議会の国・県への要望について相談がありました。その中で、県への要望としてこども医療費助成の拡大を求めることで、町と議会が一致して要望することになりました。
 私は、就学前しか助成がなかった時から、新婦人など女性団体の方や住民署名などで、拡充を求め、段階的に実現し、現在中学校卒業までの通院・入院無条件、建て替え無しの助成を実現することが出来ました。千葉県はそこまで助成しておりませんので、町単独助成となっています、県が拡充すれば町としての高校卒業までの実現が財政的には条件が広がります。
 今回の一般質問で、高校卒業までの町としての助成拡大を求めましたが、よい回答がありませんでした。
 しかし、住民のみなさん、お母さん方保護者の要望の力が、今回の町と議会が一致して県に助成拡大を求める行動につながりました。

住民こそ主人公をめざして27年

2015年03月03日 | Weblog

今日は3月議会の開会日で、最初に、私の議員在職27年の表彰がありました。
 挨拶を求められ、させて頂きました。
内容は。「このたび、市原議長の表彰と併せて、私の在籍27年の表彰を頂きお礼申し上げます。
 私は住民こそ主人公を肝に銘じて来ましたが、この間、町民の英知は、リゾート構想など一過性の流行に迎合せず、地域に依拠して、自立の道を選択したことなど、多様性と特徴を活かしたまちづくりの力となっていると実感しております。
 町民の願い第一に、積極提案と住民のためになる施策への強力とともに、町政の監視役としての役割を議会のみなさんとの共同も大事にして、まいりたいと考えております。
 今回は、ありがとうございました。」でした。
 沖縄や福島を見ると政府が住民が主人公という地方自治体の役割を妨害しているとしか思えず。まだまだ、努力が必要と感じています。

自民党元幹部の阿倍暴走批判

2015年03月01日 | Weblog

週刊誌の広告で、山崎拓元自民党副総裁による安倍首相批判との記事を見ましたが、今日の「赤旗」を見ると阿部政権がいかに、戦後の保守政治さえ否定する、極右だということを改めて感じると共に、阿倍政権と真正面対決し、合理的・現実的対案を提示している、日本共産党の役割の大きさを感じます。
 一斉地方選挙での日本共産党を躍進させる意義はますます大きい。