志位和夫委員長の演説会での内容の一部が、今日の「赤旗」で報道されています。
これは、南関東比例ブロック学習交流会での90分にわたる、内容と重なりますが、大変重要な指摘だと感じていました。
第1は、原発再稼働のの政府の意図です「「よこしまな政治的思惑」があると指摘しています。5月5日の泊まり原発停止による「原発ゼロ」で、この夏をすぎれば、「原発ゼロでもやっていけることがばれてしまう」ことを阻止する経団連の圧力に屈した民主党政権の惨めな姿。
第2は、消費税増税に頼らない、無駄遣いの一掃と応能負担原則にたった税制改革と国民所得を増やす経済政策という日本共産党の提言の現実的内容と実行するための「財界権益」に切り込む立場をもつ日本共産党だからこその提言ということ。
第3は、NHKの世論調査をもとに、日米安保の今後について、「日米同盟を基軸に日本の安全を守る」の応えが19%、「アジアの多くの国々との関係を字句に国際的な安全保障体制を気づいていく」が55%という、アメリカ言いなりの日本を乗り越えつつある世論。
第4は、「安保をなくしたらどうなるか」について①基地の重圧からの解放②日本が9条を生かした世界の平和の発信地に変わる。貢献できる国になるとうこと。③経済主権のたしかな保障のもと、アメリカいいなり政治から自主的発展のくにづくりへすすむ。
第5に、橋下「大阪維新の会」の本質は、国政進出によって、競争至上主義、憲法9条改憲、日米安保基軸、の古い政治の擁護と悪政の推進。同時に、民主主義を窒息させる恐怖と独裁政治、ファシズムにつながる異質な危険と、ずばり解明しています。人権と民主主義を守るたたかいです。
どれも、あめりかいいなり、財界中心という2つの害悪とたたかえる、唯一の党日本共産党の躍進が求められていると思います。