JCP市原時夫です

千葉県房総の睦沢町から、政治・経済・歴史・オペラ・うたごえを考えるgabuku@m12.alpha-net.ne.jp

議会自ら年金復活の意見書は問題 住民の声をよく聞き 見送るべき

2016年11月30日 | Weblog
 廃止されていた、地方議員の年金の復活を求める、議員意見書提出の動きが出ています。
 議員年金は、住民の批判の声や、合併・定数削減による独自財政赤字などにより、廃止されていました。
 その後、地方議会の活性化のためになどの理由から全国的な復活をとの議員からの意見書提出の動きがあります。
 市原時夫町議は、被選挙権の保障の意味での特権的でない制度の必要性はあるが、住民の生活状況・住民のきびしい視線・議員自身が自ら求めるなど、問題がある。住民の声を十分反映する中で検討すべき、見送り、持ち越しを求めています。

国言いなりでなく町独自の視点を

2016年11月26日 | Weblog
国のいいなりではなく、「団体自治」「住民自治」として町独自の視点で、アンケートの実施を
24日に町の高齢者保険福祉計画推進委員会の会議が行われ、議会選出議員として出席しました。
 平成30年の第七期介護保険事業計画に向けて、アンケート実施内容についてでした。アンケート項目はほとんど国からのパターンそのものでした。私は、①「必ず送付してください」と義務でもないのに押しつけ文は削り、「住民自治」の立場から説明と合意を得て記入していただくこと。②個人情報として管理を徹底すること③睦沢町独自の状況があり、国の言いなりではなく「自由意見」など独自の声を反映させること。他の委員からも「住民負担を増やす動きが見える、この町独自の状況として、他市町村から通って親の介護をする方が多いその声も反映すべき。との意見も出されました。③町独自項目として住民同士の在宅生活支援(買い物・ゴミ出しなど)で「あなたがお手伝いをする時は有料・無料どちらがいいですか」として「金額」まで書かせるのは、公的福祉の後退につながる可能性があるとして、削除検討を求めました。他の委員からも「いろいろなサービス形態があり、金額まで書かせるのは不適当」との意見がありました。これらの声も元に事務局が修正することで合意しました。

安倍自公政権、TPPなどつぎつぎ破綻、良識示したベトナム

2016年11月24日 | Weblog

トランプ次期米大統領と「朝貢外交」と言われても、TPPに賛成してほしかった安倍首相は絶望的。南ースーダンは、防衛省も「反政府派の活動な活発な地域」と差し替えても派遣する無茶。原発輸出の希望であったベトナムが経済・安全・技術そして、国民の声で中止に。ベトナム政府の常識的対応は、中国の横暴さと対照的。

地域のオペラファンに応える 「椿姫」

2016年11月23日 | Weblog

知人の紹介で、茂原市東部台文化会館での、「椿姫」ハイライトを見てきました。出演は、ヴィオレッタに若菜亞衣子氏、アルフレードに根本昇氏、シャルモンに神田宇士氏、ピアノに片岡久美子氏でした。神田氏のわかりやすい解説、字幕を映し出すなど、すばらしい歌唱と理解を深める演出に拍手です。みなさん、茂原市の長生高校合唱部のお仲間ということで息もぴったり、のびのあるソプラノとアルフレードの性格ぴったりの適役の根本氏、「プロヴァンスの海と大地」の神田氏は、今回の公演思いも詰まった、名唱でした。

 「新しい知事を選ぶ会」候補者を公募

2016年11月23日 | Weblog

 「新しい知事を選ぶ会」候補者を公募
  千葉県でも本格的市民と野党の共闘が
 来春の千葉県知事選で新しい知事を選ぶことを目的とした市民団体「みんなで新しい知事を選ぶ会」(三輪定宣共同代表・千葉大学名誉教授)が発足しました。
 記者会見には、同会から16人が参加。前回2013年の知事選に立候補した三輪氏は、森田県政は大型開発優先で、そのしわ寄せで医療、福祉、教育などが人口あたりの指数でも全国最低レベルだと強調。「大型開発ではなく、県民のくらしに寄り添い、未来に責任をもち、公正・清潔で、憲法を生かした一人ひとりが大切にされる県民本位の県政が求められている」と訴えました。。知事候補の擁立について、「会内外から募り、11月末を目安に野党共闘を視野に選考したい」と話しました。

トランプ氏当選の背景にある、格差・米政治の行き詰まりと、変革の可能性

2016年11月10日 | Weblog

アメリカ社会は、ここまで来ているのか、と感じたのが、トランプ氏の大統領当選です。貧困・格差の拡大・中間層の没落などの行き詰まりが、差別・排外主義政策を主張する人物を大統領に選んだのです。これまでのアメリカ政府の政策の破綻が、極端な主張をする人物を選んだのだと思います。一方で、格差是正を訴えていたサンダース上院議員が若者の参加で変革を求める運動として広がっていたことは、今回の結果と合わせて考えると、新しい変革の流れの可能性も感じます。