JCP市原時夫です

千葉県房総の睦沢町から、政治・経済・歴史・オペラ・うたごえを考えるgabuku@m12.alpha-net.ne.jp

九条の会岬が、米軍への思いやり予算を切る映画上映

2018年07月27日 | Weblog

 いすみ市の岬町で、平和運動を進めている、「九条の会岬」が上映会を開きました。
 米軍基地の攻撃機の説明を受けながら、九本の指を示して、米兵とともににっこり記念撮影や、松元ヒロさんの話術などシリアスな問題を、思わず吹き出す笑いで風刺しています。
 フォーク歌手横井久美子さんも登場しています。
「日本に住むアメリカ人が作るドキュメンタリー。米軍が日本を守ってくれるのか?年間7000億円以上の税金が米軍の駐留のための費用に充てられていることを日本人、米国人がどう思っているのか?オキナワでも不条理ばかり。本当の思いやりを持って生きている人々の声を聞きたい!等々、シリアスな状況をコミカルに描いている。」作品です。
 会場では、沖縄県出身のご夫妻が、基地の町の実情、他の参加者が、基地がなくなった方が、沖縄経済が発展するなどの感想を語りました。

ぶれない・市民と野党共闘へ全力の原点にある「綱領」とは

2018年07月26日 | Weblog

日本共産党は、今年創立96周年を迎え、安倍自公政権を少数に追い込もうと、市民と野党の共闘、そして、ぶれない政治姿勢へ注目が寄せられています。
 日本共産党千葉県地方議員団会議が、25日から始まり、日本共産党の基盤、日本社会をどう見るか、日本改革の道筋、未来社会の展望を示す、「綱領」の学習、討論を行いました。
 講師は、小松実(元千葉県議)氏が、4時間に渡り講演、その後、各議員が討論しました。
 小松氏は、戦前の侵略戦争に反対した平和と、民主主義の意義、戦後のアメリカ・財界支配の現状、ソ連・中国からの押しつけ・干渉に反対した意味、新しい日本社会の民主的・平和的政策を詳しく語りました。
 また、現状の改革とともに、遠い将来の、日本社会の見通し、民主主義と自由の擁護と保障、政治・経済の変革は、どんなときも、国民自身の合意が前提となること、資本主義から、社会主義・共産主義社会への展望も国民合意で進むことなどを語りました。

今年も平和といのちを考えるつどい 講演は田村陽平弁護士です

2018年07月24日 | Weblog

30年近く続けている、ヒロシマ・ナガサキ被爆写真展からいのちと平和を考える会が今年も8月最終日曜に、町の中央公民館で開催されます。睦沢町にも後援して頂いています。
 今年は、県内の若い弁護士田村陽平氏が講演をされる予定です。これまで、核の専門家・放射能と食品の研究者・ヒロシマ被爆者・自然エネルギーの活用・福島原発事故当事者・原発事故を考える運動をされている方・元原発研究所勤務の方など多彩な方に講演を頂いております。
 午後1時からです、無料です。ご参加をお誘いします。

平和行進町長が激励あいさつ、米朝首脳会談を評価

2018年07月18日 | Weblog

日は核兵器廃絶に向けた全国の平和行進が、睦沢町役場から出発しました。市原武町長はじめ、助役、総務課長も歓迎に出迎えて頂きました。町長は、米朝首脳会談での成果を評価し、平和への流れが広がっていること、平和行進への賛同を表明しました。大変な猛暑の中、若者はじめ数十人が行進しました。

財界からも使い捨て労働政策の誤りを指摘・・・志位和夫委員長が講演で紹介。

2018年07月18日 | Weblog

 「1人は、政府の総合規制改革会議などの議長を10年以上も務めたオリックスのシニア・チェアマンの宮内義彦氏です。宮内氏は、昨年12月のインタビューで次のように述べています(「朝日」、2017年12月17日付)。

 「経済が行き詰まった平成では、『会社は誰のものか』という問題も突きつけられた。『経営者は株主に奉仕する』というのが、資本主義の原則だ。私もそれが最も効率的に社会に富をもたらすと訴えてきた。『業績を上げるのが最優先だ』と。いまは、この考え方が変わった。

 米国は企業の稼ぐ力では抜きんでているが、貧富の格差が社会の亀裂を生んでいる。これを調和させるために社会が払うコストは高い。ここ5年ほどで、『そういう資本主義でいいのか』と疑問を抱くようになった。

 会社は人、モノ、カネをうまく使って経営する。だが、人はモノやカネとは違う。最大限の配慮が必要だ。経済活動は人に奉仕するために存在する。『昔言っていたことと違う』と言われるかもしれないが、時代にあわせて人は変わるべきだ。次の時代は、より分配に力を入れた社会をめざすべきだ」」


私のルーッの地での「米騒動」の持つ意味。民主文学8月号

2018年07月13日 | Weblog
私の北海道の実家は、「越中屋」旅館を祖母が仕切っており、「お膳運び」は私と弟の仕事でした。祖母の口癖「内地は良いところ」とはなんだったのか?
 民主文学8月号に、私の友人である、中村光夫氏が奥様の出身地が富山市だったことから、「米騒動」が現代に生きる意味を3年間にわたり、たびたび現地視察などを行った研究成果を発表しています。
 米倉から米俵の積み出しを沖仕に抱きついてまで、阻止した女性達のたくましさは、朴軍事政権に衣服を脱いで治安部隊と対峙した、韓国の女性達の姿と共に、日本の庶民の闘う伝統を認識させてくれました。
 そして、民衆の運動が、行政に貧民救助制度を作り、実施させる力となったことなど、その歴史的意味を掘り起こしています。
 井本三夫氏の「米騒動から百年」は、その国内外の背景と意味を大きな歴史的スケールで解明しています。
  富山の一つの運動としてではなく、それを前後する全国的な大正デモクラシーの思想・文化・市民運動として描いています。
 そして、こうした、思想・運動の発展が、日本共産党誕生へとつながるきっかけのひとつになりました。
 一読の価値ありです。