JCP市原時夫です

千葉県房総の睦沢町から、政治・経済・歴史・オペラ・うたごえを考えるgabuku@m12.alpha-net.ne.jp

「 Change.org」署名で、寄付ページにつながる疑問へ、説明がありました。

2020年03月30日 | Weblog
 SNSでの 「 Change.org」キャンペーンで、確認の案内が来て、接続すると、自動的に寄付を求める、ページにつながり、賛同と確認は、別の仕組みにすべきと思いますが、「おかしい」と思っておりましたが、森友問題で自殺された、奥様のキャンペーンに賛同後、「寄付は任意」であり、賛同とは別との趣旨のメールが届きました。
 私はこの署名には賛同いたしますし、是非広がることを希望します。

以下、キャンペーン団体からのメールです。
「キャンペーン「 私の夫、赤木俊夫がなぜ自死に追い込まれたのか。有識者によって構成される第三者委員会を立ち上げ、公正中立な調査を実施して下さい!」の発信者の 赤木俊夫の妻 同代理人弁護士松丸正 弁護士生越照幸 さんが、進捗状況を投稿しました。 確認して、進捗にコメントを返しましょう。

キャンペーンの進捗状況

寄附は任意のもので、自由に止めることができます

署名にご賛同頂いた皆様
 この度は署名にご賛同頂き心より感謝致します。ありがとうございました。
 さて、チェンジ・ドット・オーグは寄付を集めています。
 しかし、寄付は任意のものですから、寄付がなければご賛同頂けないというこ
とではありません。
 また、寄付の額を変更したり、止めたりする場合は、「ログイン」後、「会員プログラム」へ進んで下さい。「会員プログラム」の「金額を変更」をクリックすると、金額の変更や退会を行うことができます。
 加えまして、寄付によって、「Change.org上でこちらのキャンペーンが閲覧される回数を増やすことができます。」とされています。しかし、寄附が赤木さんに渡される訳ではありません。詳しくは以下のURLをご参照下さい。
 https://help.change.org/s/article/Promoted-Petitions-FAQs?language=ja...」

わがまま肯定論と個人主義の社会的徹底

2020年03月29日 | Weblog
 新婦人じんぶんに冨永京子氏(立命館大学産業社会学部准教授)の著書(みんなの「わがまま入門」でのインタビューが出ています。
 欧米では困ったら誰か助けてくれるという考えがあるが、日本は自己責任が強い。オーストリアでは迷惑をかけるというのは最大限の友情表現。と意見を言うことは自分だけの「わがまま」ではなく誰かの問題を解決することにつながる・と述べています。
 加藤周一氏は、1950年31歳の時「孤立しないためには個人主義が個人的ではなく、社会的に徹底させられる必要があありましょう。」「個人が真に自由な個人として確立されるためには、個人主義が、越えられなければならない」と書いています。(文学とはなにか)。
 市民・住民が自主的・自覚的に個人として、主張し始めている現代。そして、日本共産党が「市民社会の役割、ジェンダー平等」を強調した綱領の一部改定など、
 私自身も問われている時代の進歩を感じます


オペラを深く楽しむ 加藤治子著作

2020年03月28日 | Weblog
 加藤治子氏の新刊「オペラで楽しむヨーロッパ史」は、歴史・人物・作品・原作の評価を多面的・個人的見解など、現地を訪れての見聞も背景に、実に面白く、途中なんども、他の文献も参考に読みました。 この描き方は、ドナルド・キーン氏「オペラへようこそ!」と対極にある本です。
私が、「トスカ」のスポレッタ役を演じたときに感じた、オペラとフランス革命・歴史・政治の問題意識に一定の解明がされております。
 モーツアルト・ヴェルディー・ジャポニズム・ジャンヌダルク・シェクスピアなど、どれも興味津々です。
 特に、ワーグナーをどう見るかは、加藤氏の解明にとても、刺激を受けました。
 オペラの範疇を超えて、シェクスピア評価での「偉大な作品には、成立事情を超えて永遠の時を獲得する『真実』がある」と書いています。
 ただ、日本でのオペラ人口の少なさ・市民オペラの意味・オペラ歌手の生活、日本人とキリスト教思想(蝶々夫人論では、違いも書かれている)の西洋音楽を理解しえるのかという問題意識は、残ります。(これは、この本の主題とは外れますが)