JCP市原時夫です

千葉県房総の睦沢町から、政治・経済・歴史・オペラ・うたごえを考えるgabuku@m12.alpha-net.ne.jp

介護保険料さらに引き上げの方向

2017年12月25日 | Weblog
 町の高齢者保健福祉計画推進委員会に議会代表で参加。来年度4月から保険料が基準額で六万一千二百円円から六万三千六百円(年額)に引き上げる町の提案が、市原時夫委員のみの反対で承認されました。
 他の委員からは、「国の最終案が出されてから判断してはどうか」との意見も出されました。
私は、「保険料を徴収して余った(基金)を取り崩すのは当然、それより、事実上強制されている、保険料徴収額を町の独自の努力で軽減する姿勢がないことが問題だ。」
 「前回の会議で指摘したが計画が単なる数字のすりあわせで、計画作りが進められていることが問題だ。介護疲れを訴える声が町のアンケートにも寄せられている。生活悪化の中でこれ以上の負担増をさせるべきではない」「介護離職ゼロ、介護施設充実・介護職離職ゼロなど、利用者・家族介護者・施設・介護職の負担軽減・サービス充実の理念を明確に掲げた計画にすべきだ」と主張し、反対しました。
 なお2月に、計画に基づくパブリックコメント意見を公募するとのことです。
独自減免24市町村
 千葉県内の独自減免制度を実施している自治体は、長生村、九十九里町、いすみ市はじめ、24市町村のぼります。(54自治体中)。千葉県社保協調べによる。

福祉充実に背を向け、大型事業民間委託で良いのか

2017年12月21日 | Weblog
睦沢町では、学校給食の民間委託、道の駅拡張・住宅・温浴施設の総合事業、運動公園の指定管理、瑞沢小跡地の合宿所などへ無償貸与、さらに、当初サッカー場をめざした土地購入など立て続けに、スポーツ聖地論に基づく民間委託事業へ財政が注がれています。
 これらの事業は、主にパシフィックコンサルタンツ株、ウエルネスサプライ、R.projectなどが、事業ごとに関連し合っています。
 一方では国の方向に沿った、福祉・くらしへの負担増・徴収強化・サービス削減が進められ、「朝4時半から介護をし、出勤し、19時過ぎの帰宅後も翌日の要介護者の食事の用意などもう疲れた・・・・倒れれるまで働き続けるしかない」などの声が町に寄せられています。

年金削減・増税・経済不況はっきり、お宮・お寺の集金

2017年12月17日 | Weblog
今日は朝から、お寺とお宮の会費などの集金などです。どちらも氏子・檀家など、人口減少もあり、また、増税・年金削減などの家計もわかるだけにみなさんの、ご協力には感謝です。ただ、わたくしは、無信仰なのですが、いろんなお宮のお札や、天台宗が家の宗派となっておりますので。

でっちあげ、言論統制、まじめな自衛官を犯罪者に

2017年12月17日 | Weblog

「情報漏えい」者に仕立て上げられた、現職自衛官の大貫さんの、取材記事は政府・自衛隊の組織のでたらめさ、国民の安全に対する、不真面目さを証明するものとなっています。
 そして、まじめに国民のために働いてきた自衛隊員を犯罪者扱いするという、組織の腐敗も明らかにしています。
 訪米会談記録は、関係者数百人が読める程度のもので、それを、「ない」とうそ答弁した安倍首相の恐ろしさ、ないはずの文書を漏洩したと「嘘」の自白をさせて、共産党を捜査しようとした卑劣さ、これは、もう外交政策の違いの問題ではなく、「文民統制」からの逸脱、安倍政権の腐敗の深さを証明するものではないでしょうか。

これから過密スケジュールに

2017年12月16日 | Weblog

なんと今日は、お宮の配布物・お寺の会費の領収書づくりで、朝から、今までかかってしまいました。31日はお寺の役員は除夜の鐘の傭員で夜中にお寺に行きます。そのあと、初日の出を見る会もあり、その後地区の新年会と、これから31日1日まで超過密になります。

強引な運動公園建設計画に反対続出

2017年12月14日 | Weblog

 町長は、役場に隣接する土地に、新たな総合運動公園(図参照)を提案し、賛成7、反対6の差で議決しました。
 広さは1.8ヘクタールで下之郷・上之郷にまたがる土地です。
 住民の建設要望から出たものではなく、地主の方から、土地を町で活用してほしいとの要望があり、決めたとの事ですが、長期的な計画に基づき進める行政手法から見ると特異なかたちです。
突然サッカー場部分のみ撤回
 議員から異論が続出する中で、町長は、本会議に提出したサッカー場の図を撤回し、とりあえず、区画を定める事に賛成してほしいと答弁するなど、十分な計画性に疑問が残る提案であることが判明しました。
工事費5億円は、補助金と企業の支援をあてに
 工事費はおよそ5億円が見込まれ、48%は補助金、また、企業の支援を見込んでいるとしていますが、まだ、決まったわけではなくあまりに拙速・強引と言わざるをえません。
 市原時夫町議は、この議案で初めて知った、いったん撤回し、議員の十分な調査時間を取るべきだと主張しました。

住民の怒りの声に運動広場のイベント使用禁止を一時撤回12月議会で

2017年12月13日 | Weblog
12月議会で、町長は多目的広場での各種イベント等の利用禁止の一時撤回を表明しました。 
 今年の、観光まつり、農林商工まつりで、多目的広場が使用できなくなり、また、消防操法大会や盆踊りも来年から使用できなくなる問題で、各種団体・町民から批判の声が集中した結果です。
 市原時夫町議はじめ、5名の議員が一般質問で取り上げました。
 スポーツ聖地論
 町長は、総合運動公園をスポーツの「聖地」とする考えから、指定管理者から、各種イベントにおける天然芝の破損状況を聞き、「損傷のおそれがあると認められるとき」など例外条項に基づき決断したと答弁しました。
 総合運動公園は、町の条例で、「町民の憩いの場」と位置づけられており、長年使用されてきた実績もあり、突如「聖地」だから使用禁止は成り立ちません。
 市原時夫町議は、禁止をするのなら、条例そのものの見直しが必要だと主張しました。
 町長は、 あらたな、公共施設建設まで、使用を認めたいと、禁止の考えを撤回しましたが、「聖地論」や条例見直しの考えは示しませんでした。

あまりに強引な都市公園拡張提案

2017年12月08日 | Weblog
今日は一般質問・反対討論・議案などで、7時近くまで議会でした。

 大型事業の突然の提案議案に、反対と賛成の差が1票でした。私は反対討論を行い。内容を十分知ることが出来る資料と時間が必要であり、緊急性がないので、改めて議案を出しなおすべきと主張しました。これまでの多目的広場を、突然、スポーツルーリズムの聖地とするとして、従来の住民参加の祭りを排除し、その代替としてサーッカー場を想定した提案があり、本会議で自ら取り消し、しかし、都市公園の選定だけは了解してほしいという強引な提案だったためです。

12月議会調査と質問準備

2017年12月05日 | Weblog
今日は12月議会調査と一般質問、決算反対討論、議案質疑の準備をしております。改めて国の意向が町の住民負担増・サービス削減などに繋がっており、地方自治の住民自治とともに基本とされる団体自治が発揮されていないことを実感しています。

ドイツでは労働時間の短縮が若い方のオペラ鑑賞の機会にも

2017年12月04日 | Weblog


12月3日東京新聞の社説に、ドイツでは、6ヶ月間の平均労働時間を1日8時間以下にしなければ、上司に罰金が科せられるとあります。それでも、一人1時間当たりの国内総生産は日本の1.5倍だそうです。
お店などの営業は、土曜は午後2時までが原則、日曜夜間営業禁止とのこと。
 法定有給休暇は最低24日、ほとんどの企業は30日で100%消化が常識だとのこと、
私が注目したのは、「余暇が多いドイツ人は、買い物もせず、夜間や休日をどう過ごしているのでしょうか。家族や友人との食事、カップルでのオペラ鑑賞ーそう言った光景をよく見かけました。」と紹介されています。
 労働時間の短縮が、生の芸術鑑賞の機会を増やし、一方、よく働く労働者をも生み出してるのです。
 私が勝浦歌劇団に参加させて頂き、オペラ・クラッシック・シャンソンなどの芸術に携わるすばらしい方々が、不安定な生活の中でも、オペラなどの魅力を広げようとされている事を知ることができました。
 日本も労働時間の短縮によって、こうした芸術に触れる機会を増やすことが日本という国の魅力を深めることにもなると思うのですが。
 さらに言わせてもらえれば、日本の未来社会(社会主義・共産主義社会)の特徴は、労働時間の短縮による、人間が自由に利用できる時間を増大することです。このことが、人間のスポーツ・芸術・文化・科学などを享受し発展できる条件となるということが、ドイツの社会のこの社説を読んで、考えさせれました。