私は住民共同で子育て支援の睦沢町をと訴えています。
そのためにも、負担の軽減・施設の充実が課題と考えていますが、
平成27年の「睦沢町子ども・子育てえ支援事業計画」のためのアンケート結果にも表れています。
就学前のお子さんのいる保護者の方のニーズ調査も行われました。母親の3割がフルタイム就労であり、6割が就労されています。
就業されていない方の半数以上は就労意欲をお持ちであるとのことでもあります。
二十代~三十代の就業率が高く、子育て支援の充実を切実に必要とする状態ということが分かります。私は、ここには、女性の社会進出という積極面もありますが、雇用悪化・増税・福祉削減など経済不安が反映していると思います。
そして、こども園の入所数・学童保育の児童数も増加しており、要望として、一番が医療体制の充実を求める方が6割以上、2番目が遊び場充実の要望で46.2%、子育てへの経済的支援の充実も40.8%と前回25.5%から大幅な伸びとなっています。
乳幼児の遊び場(公園や児童館など)の整備が前回調査と比較して割合が大幅に増加していると分析しいます。つまり、経済的支援と遊び場の整備の伸びが断トツにおおきい事がわかります。
自由意見の中で「公園の遊具の整備」という声も出ています。 こうした要望の背景には、一時、全国的に公園の遊具による事故が発生し、整備というより撤去する事態が進んだことにあるのではないかと思います。