JCP市原時夫です

千葉県房総の睦沢町から、政治・経済・歴史・オペラ・うたごえを考えるgabuku@m12.alpha-net.ne.jp

連合の圧力に屈して、市民と野党の共同に背を向けるのか・・・民進党が問われている

2016年10月28日 | Weblog

市民と野党の共同を恐れる、支配勢力の分断策の動きではないでしょうか。連合指導部の共同壊し策動に民進党が乗れば、連合自身も労働組合としての存在意義の否定にもつながりかねないでしょう。また、この間共同が、安倍極右政権を打ち倒せる現実性を帯びていることも明白です。政権を握ったときに過ちを繰り返すのでしょうか、民進党自身もその存在が問われます。

お隣一宮町が東京五輪・パラリンピックのサーフィン会場の開催予定地で道路促進の声が

2016年10月26日 | Weblog

今日は、私の地元地域の住民要望を検討・実現する住民組織「睦沢町北部地域連絡協議会」の総会でした。千葉県の長生土木事務所から、首都圏圏央道とつながる、長南町から睦沢町を通過し一宮町に抜ける「グリーンライン」の事業進行状況の説明がありました。参加者から、

2020年東京五輪・パラリンピックの追加種目にななったサーフィン会場の開催予定地が一宮町の釣ケ崎海岸(つりがさきかいがん)になったことによる、建設促進がはかられるかとの質問があり。参加予定など具体的なものが示された段階で明らかになると回答しました。

 また、町からは、町内むつみニュータウン汚水管改良工事・町道上市場・関戸線の工事進行状況が説明されました。

 参加者から、一宮川につながる、瑞沢川の調節池の保存状態が悪く整備を求める要望が出されました。また、上市場地内のU字溝の取り替えなども出されました。(写真はグリーンライン工事状況)


決算特別委で、現地視察

2016年10月25日 | Weblog

今日で、決算審査特別委員会は終了しました。一般会計・国保・介護保険・後期高齢者医療には、唯一反対。農業集落排水・かずさ有機センターには全員賛成でした。

 この時点では、中学までの医療費は利用者の一部負担が無かったのですが、今年度から、窓口低所得者を除き300円負担になり、戻せと質疑しました。また、総合体育施設を新たな民間に業務委託することもあり、10年契約は長すぎると質疑しました。現地視察では、道路改良・高齢者施設・中学校工作室などの進展・完成状況を特別委員と町長で行いました。



国の将来と民進党のためにも、新潟知事選挙・東京10区の教訓をしっかり検討すべき

2016年10月25日 | Weblog
対照的な新潟知事と東京10区の選挙結果です。新潟県の米山・新知事は、再稼働止めての声に応え市民と野党の共闘で勝利「お互いをリスペクト(尊敬)できたこと」と語っています。

 一方、東京10区の民進党は、公認候補への一本化を要請したにもかかわらず、鈴木庸介候補本人は、市民・野党合意の大争点安保法制廃止も語らず、野党合同演説会を意図的に欠席、、野田幹事長も「どちらでもいい」と無責任。民進党自身のためにもこの二つの結果をしっかり教訓とすべきです。



住宅リフォーム30件など昨年度町決算審査特別委員会で明らかに

2016年10月24日 | Weblog
 今日と明日は、町の昨年度決算に対する、決算審査特別委員会です。私が求めてきた、住宅リフォーム助成昨年度は、30件・1169万6千円で、地域経済波及があり、他の議員からも事業への評価の声がありました。また長年私が求めてきた選挙公報発行が昨年の町議選挙から実施されました。子育て支援の町に向けて、公民館図書の予算(150万円)を以前200万円に増求め、児童図書の充実。河川の水質汚濁の現状。イノシシ・ハクビシン・アライグマの急激な増大10年間でイノシシの捕獲は7から140に。農業集落排水の住民負担を増やさないことなど、質疑しました。

安倍政権退場への確かな市民・野党共闘の発展を示す

2016年10月23日 | Weblog

新潟知事選挙の大差の勝利で、新たな、市民・野党共闘の発展方向を示したのが、全国革新懇の懇談会です。

 新潟は民進党が加わらない共同でしたが、共産・自由・社民と市民団体の信頼・敬意・心を一つの共闘の中で、民進党幹部が支援に立つなど発展して勝利しました。

 市民と野党共闘の力をまざまざと示した選挙でした。

総選挙に向けて、共通政策の協議を深めること。民進党を押せという一方的なものではなく相互支援を実現すること。政権の姿勢を示すこと。が、安倍政権を倒す国民の期待を広げるかぎです。



安倍政権退場への確かな市民・野党共闘の発展を示す

2016年10月23日 | Weblog

新潟知事選挙の大差の勝利で、新たな、市民・野党共闘の発展方向を示したのが、全国革新懇の懇談会です。

 新潟は民進党が加わらない共同でしたが、共産・自由・社民と市民団体の信頼・敬意・心を一つの共闘の中で、民進党幹部が支援に立つなど発展して勝利しました。

 市民と野党共闘の力をまざまざと示した選挙でした。

総選挙に向けて、共通政策の協議を深めること。民進党を押せという一方的なものではなく相互支援を実現すること。政権の姿勢を示すこと。が、安倍政権を倒す国民の期待を広げるかぎです。



長期停電への対応改善を要請

2016年10月21日 | Weblog

昨日は、日本共産党長生郡市議員団として、東京電力木更津営業所
へ、8月22日23日の台風による長期停電の現状と改善を求め交渉を行いました。
 停電苦情相談窓口相談特別設置については、対応人数を増やしたが一時間4000本の電話に対応仕切れなかった。市町村への現状・原因・回復見通しの情報提供では、位置的に変化していく、倒木などによる断線の拡大に復旧判断ができない状況であった。など、説明がありました。私は、数分なのか、数時間なのか数十時間なのか一定の、説明用語を考えるべきではと述べると、現在検討しているとのことでした。また、倒木による断線予想の地主の方への協力も要請しているとのことでした。地球温暖化とも思われる中で、今後も同様のことが考えられるため、自治体の協力も必要と思われます。

青春論でもある 本です。

2016年10月19日 | Weblog


「文化と政治を結んで」不破哲三さんの著作です。
青春論・問題意識と本・スターリン独裁を完膚なきまで打ち砕く・文化芸術に押しつける独裁・ショスタコービッチの良心
 など、感じました。
青春論
私は表題の意味の他に「伸子・重吉の『十二年』は青春論だと思いました。
 文学者として極限状態に置かれた百合子と獄中の顕治との信頼に裏付けれた、命がけの率直なやりとりは、現代に生きる若者に時代を超えて、どう生きるべきかを訴えかけているのではないでしょうか。もちろん私のような年代にも。

多様な問題意識を持つこと
 私は、不破さんが、国内外問わず書店などで本を購入しており、その後その本が生きるといいうことに注目しておりました。不破さんはものすごい問題意識を抱えており、そのことが、後に生きる書籍の効果的な収集になっていると感じていました。「本と私の交流史」は、この点について「゛買う基準は゛といいますと、今すぐ読みたいという基準ではないのです。何かいつか役に立つのではないかと思うもの、そう頭にひっかかったものを買うわけです」と書いています。私の想像は間違っていなかったと思います。
 
スターリンも良い面があったを根底から打ち破る
 前衛11月号の渡辺治・不破哲三対談は、近著「スターリン秘史」の対談です。これまで一見スターリンの善政と見えた、反ファシズム統一戦線推進・対ドイツとの戦いなどが、スターリン個人的野望実現・覇権主義の実現にあったことを完膚なきまで、暴露する世界史的意義を持ちました。

文化芸術にも独裁正当化を
 さらに、民主文学5月号を当初読んだ時には、理解できませんでしたが、そのスターリンの意図が「社会主義リアリズム」という形で、文化・芸術へ独裁合理化の影響を与えたことを、明らかにした、重要な評論であることが分かりました。

ショスタコービッチの良心
 2014年に志位和夫委員長とバイオリニスト新井英二治さんの対談があり、志位さんは「スターリンの圧制下で、その暴圧に抗して、芸術家としての良心を守り抜いた」と語っています。私は当初、彼の沈んだ交響曲を聴き、まったく好きになれませんでした。しかし、何人かの友人からアドバイスを受け、また、友人からのお誘いでショスタコービッチの交響曲を生で聞く機会やCDを通じて、かなりの曲を聴くことができました。
 スターリンの飴と鞭を使いながら、文化人を独裁の手足に使うなかで、ショスタコービッチの音楽は、はげしい告発と人間の自由を訴えているのです。聞くのはつらいのですが、音楽とは何かの根本を考えさせてくれる、ショスタコービッチ命がけの作品たちだと思います。

クラッシックの Kアマチュア音楽コンクールで優秀賞いただきました

2016年10月18日 | Weblog

 予選で「村上敏明先生」のご指導を受けました。やあ、私の人生で大変なことが起こりました。
Kアマチュア音楽コンクールで、なんと、優秀賞をいただいたのであります。びっくり仰天の大喜びです。
 声楽の栗原大輔先生は、やさしい方ですが、すごい方「寅さんの口上じゃないんだから」「死に行く人に気持ちが分からないのか(分かるわけないだろう)」「『エルチェバンレステッレ』歌いなさい(なんでチェンバロの音楽を歌うんだろうね」と、その栗原先生から、メールをいただきました。
 この度は、Kアマチュア音楽コンクールに於いて
「優秀賞」を受賞されましたこと、心よりお祝い申し上げますとともに、
指導者として大きな譽れを感じております次第でございます。

今回のコンクールは思いの外レベルが高く、優勝者のヴァイオリン奏者は
プロのコンクールを受けても差し支えないのではないかというほどの
演奏技術を持った方でしたし、他の方々もアマチュアよいうよりも
セミプロとして活動されても何の遜色もないレベルの方々でした。

しかも、声楽に特化したコンクールではなく、ピアノ、ヴァイオリン、
チェロなどクラシックの演奏分野すべてに於いてであり、審査員も
世界で活躍するピアノ、弦楽、声楽という分野の方々でしたね。

そのような中で ”Best8” の中に輝いたということは、
とても素晴らしいことですし、快挙と言っても過言ではありませんね。
だって、私の所に声楽を習いに来てまだ1年経たない
いわゆる「初心者」でらっしゃるあなたが優秀賞ですものね。

一年も経たぬうちにこの快挙ですから、この先の未来が楽しみでなりません。
演奏家としてもっと場慣れをして、雰囲気に飲まれず、逆に観衆を飲みこむように
なればもう言うことはないでしょうし、いずれそうなると私は信じています。

今回の受賞をきっかけに、これからクラシックの演奏家として
声楽家として休む時間はもうありませんよ。

今後はソロは勿論、重唱などにもチャレンジして行くことになると思います。
幸運なことに市原さんの身の廻りには、優秀な声楽家がいますから、そういう
人々の胸を借りてさらなる成長をしていってください。

プッチーニの「星は光ぬ」の最後のラの音がはまれば、おそらく3位内に
入賞していたと私は思います。これは審査員も同意見です。

でもまた来年があります。

本当におめでとうございました。

2016年10月18日 栗原大輔

土睦村小作争議と戦後直後の民主主義の息吹感じる「土睦村史」

2016年10月13日 | Weblog

睦沢町教育員会が、今年の7月31日発行で「土睦村史」の復刻版を作成しました。
 これは、昭和27年に土睦村長を終えた鵜澤昇作氏が編集した個人版とも言うべき「村史」ですが、302ページに上る著作です。
 民主主義の息吹
 序で「新憲法が特に『地方自治』 を治政の方針にしたことは誠に賛成を惜しまぬものである。」と地方自治体の団体自治・住民自治の基本原則へ期待を述べるなど、民主主義の息吹が感じられます。
 基督大学も研究
 この著作をきっかけに、国際基督大学社会科学研究所が、研究調査を行い「農村の権力構造」を出版しました。
県の歴史でも注目
独自の農民組合学校
 千葉県の歴史資料編近現代8にも「長生郡土睦村(睦沢町)の争議は、同村出身の平賀寅松が一九二四年に指導し、小作料の減免を要求した。・・・・・それは争議団の自主教育運動へと発展した。」と睦沢町の子育て支援の伝統の一端が表れています。
米を作って米を食べられない
 当時の土睦地域の農家は小作農が、地主に六割を小作料として納める半封建制度でした。小作料の減免・小作地取り上げ反対運動を通じて、「わが地方の日本共産党史」では「これらのたたかいをつうじて、先進的な労働者・農民は・・・・自覚を高め・・・県党組織が確立されていった」とあります。
 得票増に発表禁止
 平賀寅松氏は党員ではありませんでしたが、昭和五年の総選挙に日本共産党の要請を受け立候補。六九四票まで開票が進んだところで、得票の発表が禁止されるという理不尽な扱いを受けましたが、当時の平賀氏と日本共産党への期待の大きさを感じることができます。平賀氏は終戦の翌年病死しました。
「土睦村史」では、「小作争議」と題して「戦後農地改革での小作地解放が実現した」ことを示し、当時争議の先頭に立った、平賀寅松氏について「此の現象を地下で観て喜んでいることであろう」と書いています。

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2016年10月10日 | Weblog

地元お宮の祭礼とこども御輿があり、役員として、8・9.10日の3日間、準備・本番・後片付けでした。孫も今年から、あんば大杉神社の御輿といっしょに、「あんばおおすけだいみょうじん、あくまはらってよーいやさ」と地元全戸を朝から夕方まで歩き通したようです。

 昨日の夜は、カラオケ・踊り・演歌歌手の方の公演の舞台作りなどもあり、大忙しでした。

 演歌歌手の岡田旬子さんは、はじめて聞きましたが、童謡・叙情歌も歌う大変素直なお声の方で、観客へのサービスも落ち着いて、プロの心遣いのを感じました。


思わずうなる。渡辺治さんの解明と問題提起・応える不破哲三さん。

2016年10月08日 | Weblog
不破哲三さんの近著についての、渡辺治さんとの対談の1です、2度読みましたが内容が深い。スターリンの「大テロル」と反ファシズム統一戦線の相反するかのような行動の根源にあるのが、個人専制独裁体制と覇権主義とずばり。スターリンとヒットラーが相対しながら、互いに同じにおいを感じている不気味さ。社会民主主義「主要打撃論」が、ナチス党の軽視を産み、さらに、その後の統一戦線に否定的な影響を与え続けたこと。現在の市民と野党共闘への日本共産党の努力には、旧綱領にもとづく統一戦線の歴史的、たゆまぬ努力とこうした、教訓を現代に生かしているのではないでしょうかさらに渡辺さんは「社会主義・共産主義をめざす運動がその体内から覇権主義・大国主義の怪物を生み出したという問題をどう克服するか・・・賭いつが迫られいる」との問題提起まで行っています。 渡辺さんの鋭い、解明と問題提起に応える不破さん・・・次号に期待大です.