JCP市原時夫です

千葉県房総の睦沢町から、政治・経済・歴史・オペラ・うたごえを考えるgabuku@m12.alpha-net.ne.jp

理論的鋭さとあったかさ、熱血、私の見た 上田耕一郎さん

2008年10月31日 | Weblog
 昨日、日本共産党長生郡市議員団会議で、上田耕一郎さんの訃報を聞きびくり。
 私が20代の頃、住んでいた松戸市の常盤平団地に上田耕一郎さんが、支部との懇談に訪れました。上田さんもこの団地に住んでいたことがあり、駅前で「赤旗」しんぶんの立ち売りをしていたそうです。
 気さくな方で、情熱にあふれた雰囲気を感じました。忘れられないのは、これまで苦しかったことはとの問いに「党が分裂していたとき」と語りました。派閥を作って組織を破壊することは許してはならない。とのとき強く思いました。
 写真の本は、1980年出版で、日本共産党の政策の基本的な考え方や手法について解明しており、いまでも、原点に返るときに読み返しています。
 人柄が大好きでした。

五木寛之氏と「セメント樽の中の手紙」・・今週の「赤旗」うーん!

2008年10月30日 | Weblog
 日曜版では、井上ひさし氏が「いろんなしがらみなどを捨てて・・・どの政党が弱い人、力のない人たちを助けようとしているか見てほしいです・」と「自民党も民主党も共産党と話しないと国会運営ができないくらいの状況になれば面白い」と語っています。
 五木寛之氏はプロレタリア文学の葉山嘉樹氏の「セメント樽の中の手紙」を取り上げています。
 この作品は、私が24才の時に「日本プロレタリア文学選」・・蔵原惟人監修に出ていたのを、読んだ記憶があります。
 わずか3ページ半の超短編で、とても重い、恋人のことを語った手紙の内容です。

バブル期以前より減っていない

2008年10月30日 | Weblog
 睦沢町の財政推移を見ると、バブル期昭和61年~H4年頃前後での急激な増大がありますが、現在はバブル期直前よりも、大ききことが分かります。
 しかし、町の健全財政に対し、財政を支える住民は、恒久減税の廃止、国保税の引き上げ、年金、介護、後期高齢者医療の負担増大などで、はげしい生活苦に襲われています。
 町は、今こそ国保税引き下げなど、くらしを守る地方自治の役割を果たすべきです。
 自民・公明による、財界最優先から住民第一に、アメリカ一辺倒から、国民へと政策の根本転換がどうしても必要です。
 日本共産党の役割の大きさを実感します。

 大きな表はココをクリックしてください。
 

議会だより編集

2008年10月29日 | Weblog
 きょうは、印刷所に頼んでいた、9月議会だよりの読み合わせによる編集会議でした。
 さすが、プロで、WORDとエクセルでレイアウトした、ものをバランスよくレイアウトし直してありました。
 議会での議論では、基本的に対立する問題もあるのですが、結果内容のお知らせという事なので、全員合意を大切にすすめています。

 写真は近所の猫でーす。

渋い、ヴォルガの舟歌替え歌、派遣労働のうた

2008年10月28日 | Weblog
 下記のコメントを頂きました。ヴォルガの舟歌替え歌で派遣労働のうた、この渋いセンスと、小林多喜二の蟹工船から、ツアー時代のロシアの船引きうたを持ってきたセンスは、すごい。若者の新しい息吹が感じられました。

はじめて投稿します。
生活も人間関係も破壊する派遣労働。
派遣労働者 叉葉賢(またはけん)氏が自身の派遣労働の日々を歌にして youtube に発表しています。

http://jp.youtube.com/watch?v=v0siyuT_0as

一聴の価値はあります。

あと半年。切られたらどうするか・・・・「赤旗」日曜版

2008年10月28日 | Weblog
「赤旗」日曜版の10月26日のトップは、期間従業員の不安日記として、トヨタ自動車の首切りを現場の声として伝えています。
 「寮はゴーストタウン化している。・・・石田さん8月上旬に、加賀さん9月上旬に満了・・・残る期間半年・・・11月末で満了・・・「もう終わりか」・・・などなど、生々しい、首切りの実態が記事になっています」
 天下のトヨタに対しても、遠慮しない、はっきりものを言う「赤旗」のすごさです。
 志位和夫委員長の国会質問の大切さを改めて、感じました。

 絵は娘が中学生くらいの時に描いたものらしく。子どもが親をどう思っていたかがわかりました。

読書世論調査で「蟹工船」に共感が過半数

2008年10月26日 | Weblog
 毎日新聞主催の「大62回読書世論調査」結果が、今日の新聞に出ていました。「蟹工船」のような貧困を描いた古典が読まれていることに「共感出来る」は51%、できないは29%とのことでした。
 また、20代の10%が「蟹工船を読んだ」「格差社会に危機感」世代超え共有との見出しがありました。
 こうした貧困格差を広げたのは、1999 年6月──専門業務に限定されていた派遣労働を、「原則自由」に180度大転換した派遣法大改悪が強行されました。自民・公明・民主・社民のオール賛成のなかで、キッパリ反対したのは、日本共産党だけでした。
 こうした若者の共感をの気持ちを大切に、政治の中身を変える事が出来るのは、日本共産党だけです。
 毎日新聞は、ところまでは、書くことが出来ないのが限界です。
やはり「赤旗」しかありません。

 写真は、近所の犬。近寄るとおなかを出して、しっぽを振って迎えてくれますが。お座りといってもだめ。そのうち、小屋の中に入ってしまいました。

町並み破壊、98%が大型店の茂原市

2008年10月25日 | Weblog
 党茂原市議団のニュースによると、茂原市内の売り場面積の98%が大型店で、商圏人口当たりの大型店面積は県内最大。
 駅前通りや榎町などの昔ながらの商店街は面影もありません。党市議団は、地域経済活性化につながる地域還流型のシステム、そして、「商業調整の禁止」などの抜本的な見直しで、自治体独自の条例づくりによる、活性化策を提案しています。

 写真は、柿の木。子どもの頃姉たちが小さかった私や弟をからかいながら「隣の客はよく柿食う客だ」と言って遊んでいました。

立ち上がる若い世代と近所の介護施設の若者

2008年10月24日 | Weblog
 しんぶん「千葉民報」によると、船橋で9月21日「蟹工船と若者のつどい」が開かれ、250人が参加との記事がありました。
 その中で高齢者の施設でリハビリ作業療法士の仕事をされている、窪田さんの話は、不規則勤務と重労働で介護報酬が減らされ、介護福祉士も減っているとの話が出ていました。
 昨日、母のデイサービスの件で相談に行った施設も、若い方が働いていました。笑顔の陰にこんな労働条件があるのかと思うと、福祉予算を削ってきた、国のやり方にいかりがわくとともに、若い方が健康で元気で働ける、予算と体制をこの人たちとともに作って行かなくてはと思いました。
 財界のもうけの為に2200億円も毎年社会保障費が削減されてきていることが最大の原因です。この財界から莫大な献金が自民・公明の与党と民主党にも渡り、国会で対数を得ています。
 日本共産党がのびなければならないことをこの問題でも、はっきりです。

自立で財政破綻の合併協の試算崩れる

2008年10月23日 | Weblog
 合併協の見込みとちがい破綻せず
 国・県が強引に押しつけてきた合併協議会の資料では、H19年度は、歳入40億265万円、歳出40億492万となり、赤字財政が拡大していくと試算されていました。
 実際にはH19年度歳入は34億722万円と見込みより大幅に減少した一方、歳出も削減されたため31億5054万円となり黒字でした。
合併市や茂原市が下位
 財政破綻の危険性を数値化した、今回の実質公債費比率や将来負担比率を見ると、合併した、山武市、いすみ市や合併を強く主張した、茂原市や長南町がきびしいことが分かります。
住民の健全な姿勢がまちづくりを支える
 財政破綻のおどしに、屈せずまづくりを、求めてきた住民との共同をすすめ、今こそ住民参加型の子育て支援、くらし守り、子どもたちの将来を守る、まちづくり、国づくりをすすめるべきではないでしょうか。

 試算と町の決算状況表とグラフはここをクリックしてください。

あんじしたーあじした

2008年10月22日 | Weblog
 ご高齢の女性から、「いすみむかしむかし」という夷隅民話の会の本を頂きました。
 その中に、「あんじした」(どうした)という方言の解説がありました、私の母は「あじした」というのですが、夷隅と睦沢町すぐ近くなのですが、すこし違うようです。

ワードと縦書き段組、図表の配置

2008年10月21日 | Weblog
 パソコンソフトの「Word」を使って、縦書きの段組編集をすると、図の配置がきわめて難しい。ということを知りました。
 それは、「アンカー」という、最寄りの文章に自動的に連結される仕組みによるようです。
 一時的な、解除も出来るようですが、これがじゃまです。
 技術評論社の「Wordで実践!編集レイアウトの基本と本格テクニック」西上原裕明著によると、「縦書き文書の配置基準は要注意」として「とくに段落・行・文字を基準にする場合、思い通りに位置決めすることは至難です。」とのべています。
 なにか解決方法はないものでしょうか。
 

あんばおおすけ

2008年10月20日 | Weblog
 昨日は地元寺の熊野神社の祭りでした。子どもたちが一軒一軒、「あんばおおすけだいみょうじん」と唱えて、回ります。
 なかなかの重労働ですが、昨日は秋晴れで良かったです。
 本来は「あんば大杉大明神」というのだと思いますが、「あんばおおすけ」となったようです。
 
 あんば大杉神社のいわれはここに
なお、リンク先のホームページの上の写真の左側をクリックすると、以前の動画が見られます。