JCP市原時夫です

千葉県房総の睦沢町から、政治・経済・歴史・オペラ・うたごえを考えるgabuku@m12.alpha-net.ne.jp

船橋の歌声喫茶 「うたごえライブハウス・ゴリ」閉店に

2017年10月31日 | Weblog

 「うたごえライブハウス・ゴリ」が今年の12月24日をもって、閉店することとなりました。「ゴリさん」こと鈴木孝夫店長の体調不良によるものです。船橋駅から徒歩6分の場所にあり、多くの歌声喫茶ファンに愛されてきました。各種機材などもあり、そのまま引き継いでくださる方があれば、相談に乗るとのことです。 残念!!! 写真はゴリホームページより 

生活苦しいの声に応えた介護保険計画を

2017年10月30日 | Weblog

睦沢町高齢者保健福祉計画推進委員会に議会代表で参加しました。来年4月からの第7期介護保険事業計画へのアンケート調査。高齢者保健計画について、質疑・意見を述べました。
 私は、介護は必要だが受けていない方が7.8%にもいること。介護者が配偶者についで、息子という、親と息子という家庭の現実があること。生活が苦しい・やや苦しいが33.9%もいること、介護保険がだれもが安心して老後をおくれるとは言えない事態になっていること。
 自立自助を強調するあまり、公的な役割が後退する危険があることなどを指摘しました。
 また、介護施設も運営が財政的にも困難になっており、国の支援の充実などによって、入所者の負担増やサービス削減に繋がらないように求めました。
 また、計画作りが事実上、業者に丸投げに近い状態になっており、町としてしっかりとした理念に基づく計画づくりを求めました。
 委員長も数字の裏にある実態をしっかりつかんで考えてほしいと発言されました。 -->

排水・町政への要望も出され

2017年10月30日 | Weblog

 今日は風が強かったのですが、知人の家の前をお借りして、総選挙結果は、市民と野党の共闘した小選挙区制で大きく前進していること。どんな事態でも日本共産党を躍進させるため、自力をつけたいのので、「赤旗」のご購読、日本共産党への入党を呼びかけました。また、台風の被害報告、道路改良、河川改修・住宅地の配水管・道路整備の状況を報告いたしました。
 その中で、排水対策・町政へのご要望が出されました。

集中豪雨の巨大化に対応できるか。北部協議会で県に質問

2017年10月29日 | Weblog

 睦沢町北部地域連絡協議会総会が10月27日に開かれました、睦沢町の上市場・川島・寺崎・北山田・大谷木などの地域の区長・区長代理・とその地域の議員で構成されています。
 昨年度の事業・今年度の事業と予算を全会一致で承認しました。
睦沢町長の挨拶がありました。
 長生土木事務所より、県道上市場地内の道路拡幅と歩道設置の進行状況が説明されました。今年度から来年度にかけて、農協から北山田と川島寺崎方面に抜ける、変形交差点を出来るだけ十字路に近づける工事にはいるとの事です。
  圏央道を長南町でつなぎ、一宮の国道につなぐ「グリーンライン」の睦沢町から一宮部分は、東京オリンピックのサーフィン会場が一宮に決まったことなどを背景に促進したいとの事ですが明確な時期は示しませんでした。
 また、寺崎川島を通っている一宮川の河川改良について、過去の大水害による激甚災害事業や県の事業で進められていますが、東日本大震災の津波の教訓から、河口から一の宮地内の堤防のコンクリート塀によるかさ上げの実施、河口の拡張の進行状況が示されました。
 町からは、町道上市場赤土線の道路改良の進行状況、むつみニュータウンの汚水管改良工事・さかき団地の道路改良などお進行状況が説明されました。
 市原時夫町議は、東日本を越える津波発生の危険性・過去50年の教訓によるう降雨状況を見て河川改修をしているが、近年は時間雨量80ミリを超える事態も生まれており、より現実的な見直しの可能性も指摘しました。
 県は、現状で絶対大丈夫とは言えない。と応えました。
 また、川島の代表からは、久保地域が地盤が低く内水排水対策強化として、金久保排水機場のポンプの能力拡大を求めました。

統合・廃校になる瑞沢小を当初の計画通り、福祉施設として活用を

2017年10月26日 | Weblog
昨日女性から電話があり、来年統合によりなくなる瑞沢小学校跡地に福祉作業所など、福祉関連施設にして頂けないかとのことでした。町は業種にこだわらず民間に貸す方向です。私は、部分的にでも福祉施設として町が運営するすべきと、主張しています。瑞沢小学校は、建設当初はこうした事態になった場合も想定して、福祉施設としての活用も考えた設計となっています。

来年4月統合睦沢小学校に向けスクールバス購入 臨時議会

2017年10月25日 | Weblog
 10月18日町臨時議会が開かれました。
来年4月の小学校統合に伴い、これまでの小湊バスに委託している1台に加え、町が運行する2コース2台のバスを購入するものです。指名競争入札で、千葉日野自動車が1一千243万円余で契約します。
 市原時夫町議は、小湊バスに委託という方法もあったのではと質しました。町は、この間の運行の状況も検討し、町が運行したいのでと答弁しました。
新しい睦沢小学校校歌を紹介
 臨時議会の開会前に、新しい「睦沢小学校校歌」が録音再生で紹介されました。校歌の歌詞については、20作品の応募があり、決定した作詞:保岡直樹氏、作曲:平川加恵氏の楽譜が睦沢町のホームページに掲載されています。
9月28日豪雨被災11カ所
台風の影響で28日の集中豪雨で被災した箇所は11カ所、法面崩落・動労崩壊でした。 市原時夫町議は、町の対応・議会の対応など適切であったと述べると共に、全町避難勧告の根拠について質問しました。町は、急激な豪雨で準備指示など段階を踏む暇がなかった。と答弁しました。
 なお、22日の集中豪雨では、中央公民館に自主避難所を開設しました。

共産党議席減はくやしい。しかし識者の声に感動

2017年10月25日 | Weblog

友人から「せっかく入れたのに」と電話を頂きました。「くやしいが、今後の前進を切り開く大きな財産も得た」と話しました。

「赤旗」一面の3名のご感想に胸がじーんとしました。

作家笙野頼子さん「「他党のため覚悟して身を削って、それで議席を減らしても相手を祝福し、感謝している。金で買う五輪に感動するより、降りた候補と支えた運動員のために泣けと言いたい」どんな状況でも比例は共産党と書いて頂ける、力をつけて、皆さんのご期待に応えたい。



市民と野党の共同破壊工作を打ち破った、新たな広がり

2017年10月23日 | Weblog

今日は、スーパー前で訴えさせて頂きました。日本共産党の議席減はくやしいですが、日本共産党を援していた事への感謝と支配勢力の市民と野党の共同への破壊攻撃を乗り越えて、数だけではなく、新たな共闘の質的な発展があったことなど、市民・国民の自主的自覚的広がりを確信したことを訴えました。また、前日の台風の被害状況調査を行い町役場への対応要望。瑞沢小学校跡地の民間委託への問題点なども報告しました。
 ずーと聞いて頂いた60代の女性から激励を頂き、日本共産党の自力をつける決意をしました

飴と鞭で心身を破壊する戦前の支配権力と菊池寛の役割

2017年10月23日 | Weblog

浅尾大輔氏の「中本たか子の心の傷」後編が、民主文学11月号に掲載されました。ここでは、小林多喜二が「中本に大いなる刺激を受けて新たな小説に取りかかったのではないか」など「中本への深い敬愛が宿ってはいないか」という作家としての力量を述べています。
 一方、拷問と監禁状態による、肉体的にも精神的にも深い損傷を蒙った中本氏対し、身元引き受け人菊池寛の飴と鞭の飴のごとくの「優しさ」の「恐怖に気づいていない」と指摘しています。
 私は、次の箇所に心打たれました。「作家宮本百合子だけが、そんな『身の毛もよだつ』菊池寛的なものの恐怖と危険性に気づき、戦後も彼の批評を書き続けた」「中本たか子の労りながら同志的愛で光る刃を文壇の大御所・菊池寛に向けた。彼に背骨を折られた中本は立ち上がれない。」
 そして、戦後、1960年に日本共産党に入党したとのこと、あれだけ、近くにあった日本共産党に実に長き月日がたったことを知りました。
 そして、1991年晩年に「自身の最も困難だった昭和6年に宮本百合子から受けた援助を『感謝を込めて回想されていた』との小林茂夫氏の追悼文を紹介しています。
 浅尾氏の文はここで終わっていますが、私は、侵略戦争が、若い才能を心身ともに破壊し尽くそうとする、「鞭とあめ」の恐ろしさ、そこから、立ち直ろうとする人間の強さと、百合子の彼女に対する信頼の深さは、現代に生きるものではないでしょうか。

「資本論」で知ったマルクスの日本研究とその源流の推論の訂正

2017年10月23日 | Weblog

「雑誌「経済」で不破哲三さんが「マルクスと日本」探求の旅は終着点を迎えた」を書いています。
 1981年に「資本論」でマルクスが日本のことを書いていることを紹介されており、そのこと自体が、マルクスの全面的な研究の深さを感じさせてくれたのですが、その元がオールコックの著書「大君の都」の日欧比較論ではないかという推論でした。
 それから、30余2013年に「新メガ」編集作業者の天野光則さんがマルクスの当時の抜粋ノートから、この推論を否定。さらに、最近、研究者小田孝氏が、オールコックの比較論が、抜粋ノートの他の著書からも明らかになりました。
 不破さんは、これらの比較論の元がペリーの著書にあり、当時の研究者の共通の認識であり、オールコックの著書とマルクスの関係という推論を取り下げました。
 不破さんは、数多くの問題意識を常に持っており、5年10年かけあの時の問題提起は、これだったのかと気づくことが多々あります。時には今回のよう30年かけて解明されることもあるという研究者です。これまでも大谷禎之介さんが、重要な指摘をされたこともありますが、複数の研究者の方々が、マルクスに取り組んでおられることは素晴らしいと思います。
 不破さんもお二人に「あらためて謝意を表するとともに」と書かれています。