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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

メンフィス・デパイ、新天地はリヨンへ

2017-01-23 02:05:40 | 日記
 メンフィス・デパイがリヨンに移籍します。

 彼が意気揚々とマンチェスターへ出向く際、識者の中には

 「もっと国内で研鑽をした方がいいよ」
 「指揮官のファン・ハールは確かに君をワールドカップに抜擢した。でも先発の保証はない」

 と注意した方もいます。

 デパイとしては

 「オランダリーグでの優勝と得点王」 
 「ブラジル・ワールドカップへの参加」

 と一定の成績を得た充足感もあったのでしょう、移籍を決断します。

 結果、デパイは移籍する形になりましたが。欧州でも移籍の適齢期を定めるのは難しいようです。

 セレッソは山口と柿谷が復帰しましたが、ファンの間でも

 「こんなことなら売却しなければよかったのに」
 「早い帰国だ」

 という批判があったようです。

 一方で出場機会だけでなく選手個人では打破できない大きな要因も、現地ではあるでしょうし、一概に批判はできません。

 F・マリノスにはマケドニア代表が加入すると言われ、ヴィッセルにもポドルスキがやってくる、という話があります。

 お金を無駄にしないためには、選手の自意識もそうですが、クラブの受け入れも不可欠です。

 その点では日本は

 1・給料の遅配がまずない事
 2・ファンが暴動を起こす、選手を恐喝しない事

 は、欧州リーグよりもはるかに優れており、評価できると言えます。
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テレビCMからヴェトナムサッカーを連想する

2017-01-22 16:52:18 | 日記
 長澤まさみさんがヴェトナムを旅する日本人役で、クボタのCMに出ています。

 通りすがりの皆さんからヴェトナム語で

 「ありがとう、クボタ」
 
 と声をかけられるものの、長澤さんが人名として捉えているという点に面白みがあるわけです。

 興味深いのは、クボタがこれだけ現地で大きな評価を得ているのに、ヴェトナム代表の公式スポンサーに「ヤンマー」が付いている点です。

 ヤンマーと言えば

 1・クボタと同様にトラクターの世界で名声を得ている
 2・Jリーグではセレッソを支援し、日本リーグ時代はヤンマーとして参加
 3・当時は釜本が在籍しており、知名度は抜群

 という点が思い浮かびます。

 ヤンマーとしてはクボタとは差別化する意味合いで、同国スポンサーになったのか、それともセレッソを通じてより多くのファンをブランド、サッカーの両方で作りたい。

 という意味合いなのか、興味深いところです。

 ヴェトナム代表のグエン・コン・フォンが水戸ホーリーホックを退団する形となりました。

 ホーリーホックがヴェトナムで一躍名前が知られたことは事実ですし、観光客も多く詰めかけたと聞きました。

 しかし、水戸が彼をお金儲けのためだけに獲得したのではなく
 
 「グエンにもホーリーホックにも利益があるように」
 「ヴェトナム代表がより強くなるように」

 という気持ちは間違いなくあったと思います。

 かつて日本人選手の獲得が金を生む、という欧州的発想ではなかったのは、確かではないでしょうか。
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黒のスパイクは存在価値が必ずある

2017-01-22 01:27:05 | 日記
 僕は昔ながらの黒いスパイクを持つことは、ブランドにとって強みになると思います。

 例えばアスレタが、スパイクデビュー作となる「オーヘイ」を発表する際、黒の本革を作成したことは、彼らが

 サッカーの伝統に敬意を払う
 消費者には、黒のスパイクを求める心理的要素がある

 ことも見抜いたためではないか。

 と僕は勝手に想像しています。

 つまり、黒のスパイクというオーセンティックな存在、言い換えれば「普通」の見た目は、履きこなすのは簡単なように見えて実はそうでもない、しっかりと手入れされているかどうかが、一目でわかる。

 だからこそ需要があるのではないでしょうか。

 とは言うものの、ミズノがモレリア・ウエーブの黒の生産を終えたように、時代はカラー・スパイクに傾いていますが。

 本当に美味い白米は、納豆や佃煮を必要としないように、本当に高品質の黒のスパイクは、それだけで存在価値があるように思えます。

 例えばナイキのファンで黒の本革を探そうとしても、見つからないと思うんです。

 これがアディダスならコパ・ムンディアル、プーマならパラメヒコというように、店頭になくともカタログ掲載品はスポーツ店に問い合わせはできます。

 言い換えれば黒のスパイクをきっかえに

 「他社のファンを獲得できる」

 チャンスはあるように思います。

 普通でいることの方は、今は難しいはずなんですよね。
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2017年は赤が世界を席捲する?

2017-01-22 01:08:59 | 日記
 最新号のワールド・サッカーダイジェストは「赤」を題材にしています。

 アーセナル、ユナイテッド、リバプールという今季のプレミアを盛り上げる赤の3クラブ
 中国資本との提供に揺れるミランの未来

 というように、特集の的を随分絞り込んだ印象があります。

 スペインではセビージャ、イングランドではほかにもサザンプトンのような、活気あるクラブもありますし、とりわけリバプールがクロップの下で優勝すれば、それは痛快な出来事でしょう。

 コップはリーグ優勝を待ち望んでいますし、一方で彼らが愛してやまないジェラードがいないことは、何だか寂しい気もします。

 そしてミスター・トランプも代名詞は赤のネクタイです。

 共和党の代名詞である赤
 民主党の代名詞である青

 これは僕ら以上に、米国内では大きな意味を持つのでしょうし、ミスター・トランプが時折青のネクタイをしていますが、

 「何か彼の意図があるのではないか」

 と思わせる要因でもあります。

 彼を見ているとどこかモウリーニョやコンテを思い出しますが、トランプ新大統領もメディアに噛みつくことで話題をそらし、その陰で自分が行うべき法整備を狙っているのでしょうか?

 ちなみにテニスの錦織選手も赤のテニス・シューズを履いています。

 しかもアディダスからナイキに契約を変更したのか、スウッシュが目立つ形になっています。

 2017年は世界中で赤の年になるのでしょうか。
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小が大を制する心地よさ

2017-01-21 00:18:09 | 日記
 サッカージャージでは、どのブランドでも「チーム・オーダー」が可能ですよね。

 僕も高校時代、オーダーではありませんが、卓球部のみんなでジャージをどのブランドの品が良いか、カタログを見て選んだものです。

 それは各国代表が同じ公式スーツ、ポロシャツを着用して移動する光景と同じなわけですが、今となっては愕然とすることも多いですね。

 民主主義というのはどの国でも、政策が決まらない場合は多数決で票が多い方が選択されます。

 言い換えれば

 僕のように立場が弱く、意気地なしは意見が認められない
 従って、自分がほしいとは思わないジャージを着ることになる

 ことになったわけです。

 卓球は個人戦がありますから、ジャージ以外の用具は基本自分で選べましたが、サッカーのように団体競技しかない場合は、どうなのでしょうか。

 部活の場合は学校が指定しますから、選択の余地はないと思いますが。

 ですから、サッカーでセビージャのような独自性を持ったクラブがあると、何だか嬉しくあります。

 欧州選手権2016でアイスランドの躍進に世界が歓喜したのも

 「小さいのにやるねえ」
 「これは痛快だ」

 という心情もあるでしょう。

 一方で、僕のような小心者が快哉を叫んだとも言えます。

 アイスランド代表はエレアからジャージの提供を受けていますが、エレアというブランドにとっても痛快な出来事だったと感じます。
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