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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

インテルもかつてチェルシーと同様の悩みを抱えていた

2011-09-21 02:06:20 | 日記
 トーレスとドログバの関係は、1993ー95年までのインテルのFW陣を連想
させます。

 この時期のインテルには

 デニス・ベルカンプ (オランダ代表)
 ルベン・ソサ (ウルグアイ代表)

 という2大エースが在籍していたのですが、どちらも

 「セカンド・トップ」

 に近い動きを得意とする選手であり、お互いが一向にかみ合う気配が無かったのです。

 ちなみにこの時期インテルに在籍していた「トト」スキラッチは、既にジュビロ磐田
へ移籍していた事に加え、マケドニア代表のダルコ・パンチェフが、思うようにイタリア
に馴染めず、FWの

 「駒不足」

 も懸念されていました。

 この時期のインテル首脳は、結果をだしていたソサよりも、調子の上がらないベルカンプ
を起用し続け、大きな批判を浴びました。

 恐らくそれは彼の後方に、同じくオランダ代表の

 「ヴィム・ヨンク」

 が存在したからでしょうが、実はヨンク自身も思うような結果が出せず、このオランダ・
デュオはミランの

 「オランダ・トライアングル」

 とはあべこべの形でイタリアを去ります。

 ぼくは前回トーレスを起用し続けるべきだとお話しましたが、それはマタが既にチェルシー
の水に馴染みつつある印象を受けたからです。

 同じ母国の人間の援護射撃があれば、トーレスも手ごたえをつかめる要素が増えるような
気がするのです。

 サッカーは水物ですから、インテルの例がチェルシーに符号するわけではありません。

 チェルシーのファンからすれば、大きな問題ではありますが。
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