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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

コンバートの成功の有無

2010-10-17 02:17:14 | 日記
 僕は今働いているスーパーに勤務して6年になりますが、その間に1回部署
移動を経験しています。

 そして近日中2回目の部署移動になるようです。

 店の雰囲気はわかっていても一から勉強することもありますし、電話対応や
伝票記入など改めて僕の真価が問われるわけですから、正直今から緊張している
面があります。

 サッカーの世界では
 「コンバート」
 
 が僕らの会社でいう部署移動にあたりますね。

 コンバートの成功例でいうと
 ジャンルカ・ザンブロッタのMFからサイドバックへの転向
 ティエリ・アンリのウイングからセンターフォワードへの転向

 が挙げられますね。

 彼らに転向を促したリッピとヴェンゲルが、彼らのどこにコンバートの要素を見出した
のかわかりませんが、体力や脚力だけでなく、精神面や日頃の言動を加味して決断したの
でしょうね。

 日本代表もかつては大掛かりなコンバートで、チーム層を厚くしようと考えた時期があるん
です。

 それはプロ化以前の1989年ごろの事。代表監督が横山謙三氏の頃です。

 横山監督は当時の最先端の戦術
 「3-5-2」
 を日本でも導入しようと決断しましたが、脚力のあるウイングバックがどうしても見つかり
ません。

 ではどうしたかと言うと本来FWの選手を(その例が三菱の福田正博ですが)ウイングバック
で起用したんですね。

 でもこの場合は選手の特性よりも、監督の戦術を補うことが目的でしたから、うまくいくはず
もなく横山政権は短命に終わりましたが、どちらにしても選手をコンバートすることは、非常に
難しいことに変わりはありません。

 今は選手に多様性が求められる時代ですが、器用貧乏に陥らない為にも過度な選手起用は避ける
べきだと感じます。

 
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