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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

スポーツ店が別注に力を注ぐ理由

2017-03-23 01:22:13 | 日記
 日本でスニーカー市場が新作ラッシュで溢れた1990年代半ば、クール・トランスやブーンといった媒体は、「別注」という言葉を盛んに用いました。

 それはインラインと呼ばれる、メーカーの通常販売分ではなく

 米国フット・ロッカーでしか販売しない色、デザイン
 米国アスリート・フットでしか販売しない、色、デザイン

 他にはイーストベイや英国のJⅮスポーツ別注など、簡単にいえば小売りや大手が

 「うちの店にこないと、この靴買えませんよ!!」

 と差別化した商品で、顧客の満足感に応えていた形が別注です。

 恐らく「特別注文」を簡略化した呼び名で、米国でスポーツ店の店員は「ベッチュー」という言葉で認識していたと聞きます。

 サッカー・スパイクはジャージも、このような別注が最近は多くなりました。

 スポーツ・デポやゼビオのような大手から、加茂スポーツ、B&Ⅾなど多くの店舗が差別化をもくろみ、ブランドとタッグを組んでの商品開発に励んでいます。

 この背景には、ナイキIDに代表される、個人でデザインをネット上で決めることができるサービスの形態にあると思います。

 他人との差別化
 ネット上で犯罪に会う可能性

 も考慮すれば、店頭で本物を確認できて、試着して鏡の前に立つことができる別注は、ネットで注文するよりも「安心感」という点で大きく上回ります。

 僕個人は別注、ネット通販もしないのですが、他人と同じものは避けたい、という心意気だけはわかる気がします。
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