goo blog サービス終了のお知らせ 

塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

続・病に倒れた選手達

2015-05-19 17:28:57 | 日記
 欧州王者として来日する可能性があるユヴェントス。

 クラブ広報としてのトレゼゲだけでなく、デルピエロも応援の為に同行するかもしれません。

 もし彼らが年末来日したとすれば、関係者としてとあるふたりの選手が注目されたかもしれません。

 それはかつてリベロとして君臨したガエタノ・シレア、もうひとりはパオロ・マルディーニと共に、イタリア代表のレフト・フルバックを争ったであろう、アンドレア・フォルトゥナートです。

 もう両者ともに他界していますが、後者はわずか24歳での死去でした。

 アンドレア・フォルトゥナートは、アリゴ・サッキ政権でアズーリにも招集され、アメリカ・ワールドカップのエントリーも有力紙されていましたが、実は急性リンパ白血病を患います。

 そして体力が落ちていたときに急性肺炎を起こし、帰らぬ形になりました。

 この事情は

 「日本スポーツ企画出版 伝説のライバル」

 106ページから109ページにかけて、ワールド・サッカーダイジェストでおなじみのパオロ・ファルコリン氏が記事を執筆しています。

 僕たちはイタリア代表の左サイドとして、連想ゲームのようにマルディーニを思い浮かべ、ある意味無風状態でした。

 しかし、90年代前半イタリアにはもうひとりの有力選手が確かに在籍したのです。

 イタリアと言う国はサッカー選手が世論を二分します。

 1・リベラかマッツオーラか
 2・バッジョかデルピエロか
 3・トルドかブフォンか


 と言う具合に、お互いが常に持論を展開し、一歩も譲りません。

 2000年、2001年のローマでは

 「ヒデかトッティか」

 という議論も沸騰したように、ファンと批評家は自分が優れた審美眼を持つと確信しています。

 前回、病と選手の関係をお話したので、今回も僕が気になった選手を題材にしてみました。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 突然の病に見舞われた選手たち | トップ | パルマの財政破たんについて... »

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

日記」カテゴリの最新記事