goo blog サービス終了のお知らせ 

塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

バロンドールはスナイデルとイニエスタの一騎打ちか?

2010-11-19 16:24:13 | 日記
 2010シーズンのバロンドールはインテルのスナイデル、バルセロナの
イニエスタ、ふたりの一騎打ちになる事が予想されます。

 ただふたりに絞られたとしても、選考は一筋縄ではいかないでしょうね。

 つまり
 
 「インテルに限らず、イタリアのクラブが初めて3冠を成し遂げた原動力」
 「スペインを史上初のワールドカップ優勝に導いた立役者」

 どちらの

 「史上初」

 がバロンドールの栄誉に輝くのか、僕に限らず多くのファン、特にインテルとバルサ
だけでなく、スペインとオランダのファンも注目しているはずです。

 オランダはスナイデルの前にふたりの受賞者が存在します。

 ルート・グリット(1987年)
 マルコ・ファン・バステン(1988年、1989年、1992年)

 グリットは今でいう「ポリバレント」な存在と独特の風貌で話題を集め、ファン・バステン


 「そして、神は8日目にマルコを創造した。」

 と謳われるほどの才能を持ったFWとして有名でした。

 (ロルフ・フィルデンス
  ベースボール・マガジン社 スポーツ20世紀 サッカー英雄たちの世紀 20ページ
  より引用)

 一方イニエスタが受賞となると、1960年のルイス・スアレス以来の快挙となります。

 ちなみにスアレスも受賞の際はバルセロナの選手であり、その後移籍したインテルで、監督
のエレニオ・エレラと共に、インテルの黄金時代の主役となります。

 オランダとスペイン。

 自他共に認めるサッカー大国から、前者はおよそ20年、後者に至っては50年もの間に
バロンドールの受賞者がいないことに驚かされます。

 近年は2003年にチェコ代表として活躍したネドベド、2004年にはシェフチェンコが
ミランとウクライナ代表での活躍が認められて、この栄えある賞を受賞しました。

 つまりスペインやオランダから受賞者が途切れた背景には、

 1・欧州各国のレベルが格段に飛躍したこと
 2・南米やアフリカの選手も、バロンドールを受賞する視覚が与えられた

 ことも理由に数えられると思いますが、ふたりのいずれかが受賞したならば、どちらにしても
大きな祝福が待っていることだけは間違いないでしょう。

 
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 食べたい物を時には我慢 | トップ | 僕が通販で買ったサッカーグッズ »

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

日記」カテゴリの最新記事