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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

アジア年間最優秀選手について考えました

2022-09-06 11:04:52 | 日記
 アジアサッカー連盟、通称AFCが定めるアジア年間最優秀選手は、僕の記憶違いでなければ韓国代表のソン・フンミンが7季連続で受賞しているはずです。

 当然の帰結と言えるでしょうし、選出する方も揉めずに済む選考と言えます。

 ただアジア年間最優秀選手の選考基準がどうもわからないという声は現在でも多く、日本代表はとくにそうですがこれだけ主力が欧州各国リーグに散らばっているわけですから、今後は国内リーグと海外リーグ問わず、誰でもはっきりわかる選考基準はもうけるべきでしょうね。

 日本人が最後にしたのは2009年、当時ガンバ大阪に在籍した遠藤保仁ですが、これはAFCチャンピオンズ・リーグで頂点に立った、その功績をたたえられての受賞でした。

 三浦知良は1993年に受賞していますが、ジェノアに移籍する際

 「アジア最優秀選手が日本にいても意味はない」
 「欧州でプレイできて初めてその価値がわかる」

 と語ったように、今後も日本代表、韓国代表、イラン代表を軸に欧州への移籍はより加速するはずです。

 その際、アジア最優秀選手というふれこみはさほど大きな影響力を持たないようであれば、それは選考基準と受賞の価値が本家、FIFAバロンドールには到底及ばない代物、という現実が露呈されてしまうのではないでしょうか。

 AFCチャンピオンズ・リーグ優勝賞金は確か3億5千万円だったはずで、アジア最高峰の大会という名称のわりに額が少ないように思えます。

 AFCチャンピオンズ・リーグのフォーマット変更
 FIFAワールドカップの48カ国開催

 それらはいずれもアジア各国の資金と競技普及が目的とされていますが、ならばそのお金で選手がまず報われてもよいのではないでしょうか。
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