今日発売のスポーツ・グラフィックナンバーは、先日終えた日本シリーズ2022の特集号でした。
ちなみに今月9日、臨時増刊号で引退する中村俊輔特集が発売され、引退した日本代表選手としては内田篤人、海外選手ではディエゴ・マラドーナ以来の形となります。
2022年日本シリーズはオリックス・バファロースが、1996年、当時はオリックス・ブルーウエーブという名称でしたが、大阪近鉄バファローズと合併して以来、初めての日本一となりました。
オリックス・バファローズの境遇は複雑でして
阪急ブレーブスからオリックス・ブルーウエーブ、そして現在へ
近鉄バファローズから大阪近鉄バファローズ、そして現在へ
というように、ファンの構成比は読売巨人軍に代表される、ひとつのチームだけを純粋に追いかけてきた事例とは異なりますからね。
Jクラブでも横浜F・マリノスのファンの中には、少なくとも
横浜FCではなく、「F」の名前がある以上がこちらを応援する
いいや、僕は横浜FCが好きだよ
横浜マリノスは横浜マリノスであって、Fの文字はいらないな
ダービーを見ると複雑な気分だ
と様々な観点から見届けている方が多いと思います。
野球も埼玉西武ラオインズは西鉄ライオンズという九州地区がルーツですし、東京ヤクルト・スワローズは一番最初は国鉄スワローズという、今とは全く関係のないオーナーシップでしたしね。
ちなみにJリーグでは優勝すればAFCチャンピオンズ・リーグに参戦できますが、オリックスのファンも
「サッカーのように対外試合をしたいな」
「ワールドシリーズ優勝チーム、韓国野球優勝チームなどが統一王者決定戦に参加して、世界王者を決めたいものだ」
と感じているのでしょうかね。
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