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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

沈みゆく日本丸を救う提案

2010-05-25 11:06:43 | 日記
 僕が考えるプランは、まずアシスタント・コーチを含む代表スタッフが、岡田監督にのしかかる負担を分け合って軽減させる事にあります。

 もちろん最終的な責任は岡田監督にあることに変わりはありません。

 僕は代表合宿中の映像の中で、選手の練習に加わり選手に指示を出している大木コーチの姿を見た事がありません。
 
 大木コーチはもしかしたら、対戦国の情報収集や選手のコンディション調整役として入閣しているのかもしれませんが、岡田監督が彼を入閣させた背景には、ヴァンフォーレが奏でた4-3-3のサッカーが、多くのファンから賞賛されたことにあるはずです。

 ですから大木監督も適度な形で戦術の修正に加わったらよいのではないでしょうか。
 
 (映像にうつらないだけで、実際は大木コーチも選手に声をかけているのかもしれません。
 でもあまりに代表スタッフの仕事振りが伝わってこない上、岡田監督の負担を共にわかちあおうという気持ちが感じられないので提案をしました。)

 2点目は選手の意思疎通の点にあります。

 先日僕は田村修一氏の
 「フランス代表にはオートマティズムと戦術的ディシプリンが欠けている」
 という記事を引用しましたが、日本もスイスキャンプで軸となる動きをもう1度見直したらどうでしょうか。

 オートマティズムは選手各々が、「マイボールになった際、もしくは守備の局面に置いて、自分はどう動いたらよいか」が、確実にインプットされている、つまり選手が個人で動くのではなく、連動して動く形になる。つまり声をかけなくてもジェスチャーをしなくとも、選手は味方の選手の動きが把握できる。即ち「意志疎通」に繋がるわけです。

 先日のバイエルン戦で見せたインテルの守備の姿がそうでした。
 乱れない最終ラインとGKの連携、そしてマイボールになった際のFWの縦への動き出しとボールを持った選手への味方のフォロー。

 これらが結びついたからこそ、インテルは欧州王者に輝く事が出来ました。

 スイスキャンプである程度選手を固定し、攻撃と守備の際の「約束事」をもう1度再確認し、同時に同じ動きをパターン化して、自然と体が動くようにしたらどうでしょうか。
 そうすれば選手が「次に動く動作」を考えるよりも前に、体の方が先に動くと思うのです。

 スイス合宿で課題を克服することは、充分可能だと思います。
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