ブラジルサッカー連盟は、カルロ・アンチェロッティという、初の外国籍指揮官を招聘し、ワールドカップに出場します。
列強ではイングランド代表とポルトガル代表が先鞭の形ですが、では混迷が続くイタリア代表はどうでしょうか。
「リンギオ」就任は彼のこれまでの戦績により、批判的な意見が多くワールドカップ2006の優勝を知るだけの存在、と詰め寄るマスメディアもいます。
確かに指摘の通り、ファビオ・カンナバーロ、アンドレア・ピルロにアレッサンドロ・ネスタという、リンギオ(ガットーゾ)と同様に、優勝をドイツで味わった人物は、指揮官としての戦績は庇いようがないほど甘いですね。
ではその優勝監督、マルチェロ・リッピはどうかと言えば、やはり年齢を重ねすぎています・
アントニオ・コンテ ナポリ、チェルシー、インテルとユヴェントスで優勝
シモーネ・インザーギ インテルとラツイオでスクデットとコパ・イタリアで優勝
カルロ・アンチェロッティ イタリア人指揮官で最も豊富な経験値
というように、代表監督をすでに経験しているコンテも含めて、人材はいるような気もしますが、既に基本「先約」があります。
ジャンルイジ・ブフォンが、イタリアの長所を考えるべきだという、過去の守備の安定性を提言しましたが、僕はなるほどと思いますよ。
資質にない事をするよりも、極論過去の3-4-1-2のような分業制で乗り切るのもよいではありませんか。
そのためには得点源となるセンターフォワードと守備陣に強いセンターバック、そして中盤センターが必要ですが、案外このような「わかりやすさ」、イタリア代表に不可欠な気がします。
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