NFLのワシントン・コマンダーズ。
過去のチーム名はワシントン・レッドスキンズといいましたが、保護団体からチーム名を改めるべきと常に議題に挙げられていたのです。
レッドスキンズという名称は、インディアンという先住民族を馬鹿にしている
これは明らかな人権問題
という指摘で、MLBのクリーブランド・インディアンズも、現在は「ガーディアンズ」を名乗っています。
そのレッドスキンズ時代に、守備の名手としてアンクワン・ボウルデンという選手がFAで加入します。
チームからは大きな期待の表れとして、高額報酬が提示される
しかし、移籍間もないころから、ボウルデンは戦術に不満を感じ、文句を言い始める
形になってしまいます。
サッカーでも最終ラインがバック3か、それともバック4かでセンターバックの特徴が変化します。
2006年ワールドカップの際、専門記者たちが
宮本恒靖を4-4-2で採用しても意味はない
何故なら、彼は3-5-2のリベロとして、素晴らしい活躍が期待できる
ジーコが最終ラインを4名で構成するならば、宮本ではない別の逞しいセンターバックを求めるべきだ
と語ったことがありました。
NFLの守備体系も、中央を3選手で守る形と4選手で守る形があり、ボウルデンは前者が十八番だったにもかからわず、チームは彼が増えてである4選手で構成を行い、不調に陥ってしまうのです。
自分を活用したいならば、現在の守備体系を変えてほしい
一体何のために、俺を獲得したのだ
とボウルデンは叫びます。
森保一日本代表監督はバック3、バック4のいずれでも活躍できるであろう、センターバックの顔ぶれを考慮すべきでしょうね。
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