goo blog サービス終了のお知らせ 

塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

改めて思うオーナーシップ

2021-05-12 20:03:07 | 日記
 僕の高校時代、週刊マガジンでは「名門!第三野球部」という高校野球漫画が連載されていました。(作者はむつ利之)

 主人公の檜あすなろは小柄で、お世辞にも器用とは言えない投手なのですが、持ち前の地味な練習で頭角を現し、最終的には地元のプロチーム、千葉マーリンズのドラフト2位で指名されます。

 ただ、千葉マーリンズのオーナーは、

 「勝つことに興味を持たない」
 「優勝でもすれば、選手に莫大な報酬が発生るする」
 「お金を渋りならば、チームを所有できるならば勝たなくてもよい」

 という、本当に吝嗇であすなろの契約金はなんと「500万円」という安さでした。

 ちなみにマーリンズの1位指名は、あすなろが高校時代、鎬を削った大型左腕の桑本であり、彼の契約金も「1千万円」という低さでしたが、実際には起こらないですよね。

 よくニューキャッスルのオーナーがクラブ経営に心血注いでいないという指摘があるように、オーナーシップはサッカーに限らずスポーツ運営には大きな影響力を持ちます。

 インテルのモラッティ
 ミランのベルルスコーニ

 に代表される、富豪のオーナーシップは時代遅れともいわれ、ユヴェントスとアニエッリの関係性は本当に希少ですが、今後は日本でも外国籍資本が加わってゆくかもしれません。

 この「第三野球部」のことを思い出したのは、長野パルセイロが現在のフロント陣と旧フロント陣の間で、いさかいが勃発したと聞いたためです。

 ファンの中には

 「クラブは昇格をそもそも希望すらしていない」
 「だから2020年を境に、多くのコーチが退団したのだ」

 と声を荒げて批判する声も登場しています。

 実際は株式総会で正式な手続きでの受理ということですが、成績以上に時代が紛糾しているように思えてならないのですが、選手やファンにはどうすることもできませんしね。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 慈善事業に熱心にも関わらず... | トップ | 森保監督、五輪オーバーエイ... »

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

日記」カテゴリの最新記事