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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

リール、PSGに肉薄

2012-04-02 17:16:19 | 日記
 「柔よく剛を制す」

 という言葉があるように、日本人は小兵の人間が大柄な人間に勝つことを手放しで賞賛
します。

 柔道、大相撲の世界では得にそうですね。

 でもこの心理、案外万国共通の代物ではないでしょうか?

 例えば今季のチャンピオンズ・リーグ、キプロス王者のアポエルは清清しい風を吹き込み
ましたし、以前もローゼンボルグ、アルトメディアといった地味なクラブが旋風を巻き起こし
ました。

 今季のリーグ1、優勝候補の筆頭はPSGでしたが、エディン・アザル所属のリールが
彼らと4差の3位につけて、首位はモンペリエと俄然優勝争いが面白くなってきました。

 大型資本によって生まれ変わった首都のクラブと、主力の売却に踏みきった昨年の王者で
は、リーグ開幕前から

 「大方の予想」

 がついていた気がします。

 しかしリールはまさに小兵ではありますが、剛のクラブに勝るとも劣らない戦績を残して
おり、指揮官ガルシアの評価は更に高まるでしょう。

 仮にリールが2連覇を果たしたとあれば、まさに快挙といえる出来事ですから、リーグ1
の歴史にその功績が刻まれます。

 アザルの移籍はもはや棒読みですが、リールのファンは生涯彼とガルシア監督を敬愛して
止まないと思います。

 逆に優勝を逃せばPSGを取り巻く環境は、更に混沌とするかもしれません。
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