goo blog サービス終了のお知らせ 

塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

アントラーズの礎(2)

2011-05-09 12:37:23 | 日記
 しかしアントラーズのように、

 「一本筋の通ったクラブ運営」

 を行うには相当の努力が必要ですし、やはり大きな敬意を払うべき代物です。

 アントラーズがリーグ優勝から遠ざかっていた2000年代中期、注目が集まった
クラブは、F・マリノズとレッズでした。

 でも両者は傍から見ていると

 「一貫性の無い」

 戦い方をしているように思います。

 例えばレッズは
 
 「オジェック→エンゲルス→フィンケ→ペドロビッチ」

 と2008年以降監督交代が頻発していますし、その度に首脳陣がファンから説明を
求められてきました。

 一方のF・マリノスも

 「中村俊輔の獲得失敗と再度の移籍交渉による獲得」
 「木村和司監督の抜擢と小野の背番号10」
 「坂田、松田など主力6選手の解雇」

 など、どこかちぐはぐな印象を与えています。

 アントラーズにも過去も現在も何かしらの問題は抱えているはずですが、やはり一貫性
を伴った運営を行っているからでしょう、大きな痛みに耐えられるだけの

 「体力」

 が備わっているのかもしれません。

 しかし中田がマルセイユに移籍した事例を踏まえると、安穏としてはいられない事も
事実です。

 「礎」

 があることは、困難に陥った際に戻れる場所があることを意味します。

 原点回帰というわけですが、そこで初めて伝統た歴史の重要性が理解できるのかもしれ
ませんが、アントラーズにはそれだけの地力が既に備わっているはずです。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« アントラーズが抱えるリスク | トップ | 岡崎、念願のドイツで初ゴール »

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

日記」カテゴリの最新記事