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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

中田とフットレ、重なる姿

2012-05-31 00:43:47 | 日記
 もし中田英寿が現役を続けていたならば、本田圭佑とコンビを組めましたね。

 中田の価値観が一種独特の物があり、2002年以降その感覚を共有できる選手が
代表には存在せず、あがいてきたことが昨日お話した

 「誇り」

 の中で窺えます。

 しかし本田という人間はきっと中田が捜し求めて会うことが出来なかった、希少な存在
に成り得たと思うのです。

 よくポルトガルでは

 「パウロ・フットレは真に才能に溢れていた。
  もし彼が10年早く生まれていたか、10年遅く生まれてさえいれば、違った形で
  成功を得たに違いない。」

 と囁かれます。

 フットレはアトレティコやACミランに在籍したポルトガル代表のエースでしたが、彼の
後を担ったフィーゴ、ルイ・コスタ、パウロ・ソウザとは共に戦えませんでした。

 つまり人々はフットレは自分の喜びを、代表で得られる機会はきっと少なかったはずだと
踏んだのです。

 僕はフットレと中田の姿が重なる時があります。

 もし中田が本田のように、議論できる相手が2006年当時の代表にいたならば、彼は
きっと内心ほくそえんでいたに違いありません。

 本田もきっと掛け合いを楽しんだと思うのです。
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