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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

レイソル、ムアントンに勝利しチャンピオンズ・リーグへ

2018-01-30 22:09:39 | 日記
 柏レイソルがムアントン・ユナイテッドに3-0で勝利し、チャンピオンズ・リーグの出場権を手に入れました。

 他のJ1クラブがキャンプで調整に励む中、タイ屈指の名門に完封で勝利したことは、レイソル首脳陣にとっても一安心でしょうか。

 本場、欧州チャンピオンズ・リーグも予選ラウンドを戦い、本戦出場を目指すクラブはそれだけ数多く試合をこなす、従って選手の疲労、メンタル、怪我の状況、選手層など、指揮官とコーチには数多くの難題が寄せられます。

 その波がアジアにも訪れているように見えます。

 でもレッズとガンバが2季連続で優勝した2000年代中期は、ここまでチャンピオンズ・リーグが盛り上がる事はありませんでした。

 ガンバが優勝した際の優勝賞金は確か日本円で1億3500万円と、アジア王者という大陸王者に輝いても、報酬額がJ1優勝賞金にすら及ばないのか、と感じたものです。

 レッズが優勝した2017年は3億円以上の優勝ボーナスがありましたし、ラファエル・シルバのように大活躍した選手の売買で

 高額の契約違約金が懐に入る
 その資金で更に魅力的な選手を獲得

 という形に変化できます。

 アジアでの戦いが過酷であることは何ら変わりません。

 変わったのは周囲の視線と、Jリーグそのものにあります。

 地域リーグからJFLへ
 J3からJ2へ

 この上を目指すことはステイタスであり、同時にサッカーの基本である「都市」を軸にした存在価値を劇的に高めます。

 FC今治に代表される上を目指すクラブは日本各地でどんどん増えていますし、その頂点がチャンピオンズ・リーグなわけです。

 より魅力的なスタジアム、ファン、クラブが存在すれば大きなうねりが生じますし、それが皆が考える地域おこしの原動力になるのかもしれません。
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