漫画スラムダンクの中で、三井寿はアシックスを着用しています。
モデル名は恐らく「ジャパン」ではないかと思いますが、過去ナイキが日本市場を視察した際、日本の高校生がバスケットボール・シューズとしてアシックスを選択する多さ。
この点に仰天したといいますし、現在の社員でもナイキとアシックス、そしてオニツカ・タイガーの関係性はよく把握している点もあるのでしょう。
バスケットボールではウインターカップ
ラグビーでは花園ラグビー場
サッカーは冬の選手権
と高校生にとっての晴れ舞台がテレビ中継され、注目を集めていますがこの段階ではアディダスやプーマよりも、アシックスとミズノの着用率が非常に高いんですね。
「コーヘイズ・ブログ」のような専門サイトでは、ニューバランス、プーマ、ナイキという漠然としたブランドだけの判別ではなく、スパイク名やアウトソールまでの認識があり、すごいと思います。
最新記事では既にミズノの新作スパイク「アルファ」を履いている生徒がいるなど、その分析は相変わらず鋭いのですが、プロになると一転国産よりも海外企業の着用率が一気に増加します。
そう、逆転現象が起きるのですが、それはJリーグだけでなくBリーグも同様の様子です。
ナイキやアディダスに占有率で勝つには、やはり学生たちを囲い込むことに目が行きがちですが、それに傾きすぎますと、かつてのプロ野球裏金事件のような、きな臭い話が浮上すると思います。
それだけ占有率が企業の泣き所であり、長所でもあるのでしょうが。