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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

選手使用品を販売しないという決断

2021-06-14 21:39:22 | 日記
 川崎フロンターレというクラブの枠を超え、リーグの誰からも敬愛されたのが昨年引退した中村憲剛でした。

 その彼にとって現役最後の試合、契約するミズノはランバードラインをフロンターレ色の空色で施した中村憲剛ためだけのモレリア2ジャパンを支給しました。

 ミズノも「ありがとう、ミスターモレリア」と語りかけ、中村に謝意を表明しました。

 そしてミズノはこの限定色を一般販売せず、引退のはなむけとしたのです。

 金儲けとかファンの要望よりも、明らかに大切な事柄があると、ミズノは考えたのでしょうね。

 今年5月、ニューバランスはイングランド代表ラヒーム・スターリングと契約し、スターリングをフェーロン6の広告塔に指名しました。

 実は彼のために用意されたフェーロンも特別仕様で、一般販売(今回の欧州選手権用も含めて)はないと見られています。

 引退しない、契約選手として一番人気の選手愛用品を、一般販売を「しない」という決断をしたニューバランス。

 これはよりプライオリティを高める意味合いもあるのでしょうが

 1・これまでニューバランスを支えてきた、サディオ・マネへの配慮
 2・ニューバランスが他社との差別化をして考えた事

 という二つの意味合いもあるように思います。

 最近ですとプーマがネイマールに特別用意したフューチャーを公開しましたが、一般販売はあったと記憶しています。

 また専門店「プロダイレクト」に代表される、欧州で流通しているスパイクが、日本に輸入されないため入手が難しい、という事例もあり、これはアディダスの「グリッチ」がそうですね。

 今後はニューバランスのような事例が増加するとしますと、スパイクファンには残念な形にはなるといえますが。
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問われる戦術と選手の資質

2021-06-14 14:49:26 | 日記
 ホッヘンハイム、RBライプツィヒを経て来季よりバイエルン・ミュンヘンの指揮官となるナーゲルスマン。

 30代前半の有能ではあるが、トロフィーを掲げたことのない指揮官を、2020年6冠を体験し、トーマス・ミュラーのように

 ワールドカップ優勝 2014年
 ワールドカップ得点王 2010年

 は耳を貸すでしょうか。

 僕がこう感じたのは、チェルシーとアンドレ・ヴィラスボアスの事例を考えたためです。

 イングランドとポルトガル、当然後者の方が戦力は拮抗し、優勝すること難しいですよね。

 しかしヴィラスボアスはナーゲルスマンとは異なり、チェルシー移籍前の2011年、ヨーロッパリーグを含む3冠を獲得し、無冠で無名の指揮官ではありませんでした。

 日本にはよく謙遜の態度があると指摘されますが、指揮官ヴィラスボアスよりも欧州での経験値が高く、各国代表が集いワールドカップに参戦したことにある選手たちが、指揮官を表面上はたてる

 「謙遜の態度」

 を取るとは思えませんでした。

 ただ、年齢以上に指揮官が考え構築しようとする戦術と、ジョン・テリーに代表される選手が持つ資質が合致しなかったこと、こちらも大きく関与しました。。

 ヴィラス・ボアスはハイラインでより相手陣内で戦いたいと考えましたが、チェルシーの守備陣は効果的にパスを供給できず、そもそもパスを出す能力さえ疑われました。

 結局彼は半年で退任し、スパーズでも同様の形となりましたが、バイエルンはナーゲルスマン招聘に関して

 1・選手が指揮官の言う事に耳を貸さないと判断したラ道手を打つのか
 2・戦術と選手の資質は合致しているか

 という2点は考慮したと思います。

 ただ、何かしらの不都合が生じ、コバチ政権のようになったならば、やはり解任、誰かを招聘するのでしょうか。

 案外ヨヒアム・レーブ(休暇中であれば)という後任人事があるかもしれません。
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今、お金の使い方を見直しています

2021-06-14 11:15:28 | 日記
 僕はサッカーもフットサルも実技経験がありません。
 
 そこで思うのですが、最高峰モデルとそのテイクダウンモデルでは、スパイク、フットサルシューズとしての出来栄え、履き心地は随分と異なる代物なのでしょうか。

 僕は今、できる限り支出を防ぎ、貯金額を増やすことに注意しているのです。

 書店で還暦以後の暮らし方についての新書があれば手に取ってみますし(購入はしていませんが)、資産形成「FIRE」やNISAの資料を立ち読みもします。

 それは僕が20代、30代で何もしてこなかったからこそ、今苦労、毎日反省の連続であり、今資産と資産運用を自分なりに考えることで、将来に備えたいと考えているのです。

 つまり、冒頭でお話しした最高峰モデルとテイクダウンモデルでは、金額の大きな差がありますよね。

 ですから差額で何かほかのことができるならば、その点は考慮すべきではと思ったのですよ。

 ミズノがモレリア・ウエーブを復刻しましたが、仮に初心者が購入、プレイしたとしてもスパイクの真価を感じ取ることはできないのではないでしょうか。

 よく指摘されますが、家計を助ける際

 1・車をセダンやヴァンから、軽自動車に買い替えてみる
 2・車を持たない、もしくは定額制にする
 3・食材と日用品を、スーパーのプライベートブランドに変更
 4・化粧品をオールインワンに変更

 などがあります。

 これらは基本、赤の他人様の手を必要としない、自分次第でお金を生み出せるからとっつきやすいですよね。

 携帯の3000円以下サービスは基本、ネットで自分で申し込む必要があるようですし、それまでのメールアドレスが使えず、訂正する必要があると聞きました。

 僕はそのような手続きができる気がしませんので、割引サービスに申し込みません。

 というように、お金の使い方を見直すと、自分なりに新しい世界が見えてきます。
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改めて考えるサッカーの勝ち点

2021-06-14 11:00:41 | 日記
 デトロイト・ピストンズ、サンアントニオ・スパーズ、シカゴ・ブルズ、そしてLAレイカーズとダラス・マーベリクスに在籍し、リンバウンドに特化したプレイで知られたのがデニス・ロドマン。

 ナイキ契約時、彼に支給した「エア・シィエク」「エア・ウオーム」が大ヒットとなる一方、コンバースがロドマンと契約したことを発表する際は、その反響がすさまじかったものです。

 そのリバウンド王に7回輝き、殿堂入りしたロドマンは過去このような発言をしていたと記憶しています。
 
 「ダンクは見た目は派手だが2点だろ」
 「むしろ俺は3ポイントの方を警戒するよ、だって3点だからな」

 そう、彼の言うようにダンクは見た目の衝撃が強く、精神的に与える苦痛は凄いかもしれませんが、得点はレイアップ同様に2点ですからね。

 このバスケットボールの事例を考慮しますと、サッカーも冷静になるべきではないでしょうか。

 日本代表が最終予選に進むにあたり、恒例の形、つまり韓国代表、イラン代表、オーストラリア代表などと組み合わせ抽選で同グループになります。

 テヘランで勝利しても、蚕室で勝利しても、ブリスベンで勝利しても、勝ち点は「3」のままで、宿敵に勝利したからといって「4」や「5」になるわけではありません。

 逆に彼らが新国立競技場で勝っても同様であり、そこには引き分けで「1」得られれば良いという考えもありますが、だからこそ3である以上、逆転の可能性が残されるわけです。

 どうして勝ち点の話をしたかと言いますと、マスメディアやファンが冷静にならなければ世論は暴走し、1997年の最終予選、対UAE戦終了後の暴動、のような警察沙汰になる可能性が否定できない。

 そう考えるためです。

 暴力行為が発動されて得する人間は誰一人いません。

 あの時、パイプ椅子がぶつかりそうになったキング・カズの姿が繰り返しほうどうされましたが、ファンが与えた暴力行為で代表選手が怪我をしたら、何の意味合いもありません。

 サッカーは勝ち点3を上回る勝ち点がないことを思えば、やりようによっては逆転できるし、2位でストレートイン、プレイオフもある、くらいの考えで一喜一憂しすぎないこと。

 この点が大事ではないでしょうか。
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とある観点から2004年から現在までを振り返る

2021-06-14 10:40:18 | 日記
 僕が今の勤務先に採用され、働き始めたのが2004年の今頃です。

 当時は折り畳み式携帯電話で、ワンセグでテレビを見よう、という言葉が最先端である一方、車は当然ガソリン車ですし、テレビに4k、8kという概念はなく、東日本大震災が起こる予兆は誰も感じませんでした。

 サッカー雑誌もカルチョ2002,ワールド・サッカーマガジン、ワールド・サッカーグラフィックは健在で、サッカー批評はフットボール批評と枝分かれすることなく出版されていたものです。

 ではどうして2004年から17年の歩みを振り返るかと言いますと、ドイツ代表監督のヨヒアム・レーブ。

 彼が今夏の欧州選手権終了後に代表を去るためです。

 ちなみにドイツ代表は優勝しますと選手個人に、4000万円近い勝利ボーナスを支給するようですが、コロナの影響で疲弊している現状、払い過ぎという声が挙がっているようですが。

 17年という歳月の中、2018年ワールドカップを除きますと

 2014年 ワールドカップ優勝
 2017年 コンフェデ杯優勝

 という二つの優勝をもたらします。

 また、これら以外のビッグトーナメントでも常に最低成績が4強以上という、抜群の戦績を残してきたドイツ代表。

 ユルゲン・クリンスマンとヨヒアム・レーブ
 ヨヒアム・レーブとハンジ・フリック

 この指揮官と参謀の折り合いが良かった、という点もあるはずですが、その系統はハンジ・フリックに委ねられます。

 これだけの期間を参謀、指揮官として携わってきたレーブには、いささか敬意が足りないと思いますが、それだけ2018年の成績不振の印象が強すぎるのでしょうね。

 また。トーマス・ミュラーとマッツ・フンメルス、そしてジェローム・ポアテングに不要と伝達した代表招集の形、テア。シュティーゲンではなく、マヌエル・ノイアーにこだわり続けること。

 レーブへの批判はこれらに起因するはずですが、それでも彼が懸命に腹ら生きてきた事実は、頭の片隅にわずかでもおいておくべき気がします。
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