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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

サッカー選手が外交官になぞらえるならば

2019-11-02 01:19:45 | 日記
 陛下や雅子様を筆頭に、皇室の方々が「外政」を行って下さることで、日本は諸外国との間で友好関係を結ぶことができます。

 上皇様ご夫妻が2000年代初頭、オランダを訪問なさったことがあります。

 オランダは過去、中国と共に江戸幕府と正式に貿易を結ぶ間柄ではありましたが、2次大戦の際に日本軍がオランダ軍の捕虜を、相当痛めつけたとして、以後友好関係は深まる事が無かった、と聞きます。

 しかし、上皇様ご夫妻がこの件に関して、真摯な態度を取られたこともあり、オランダが日本に抱くマイナスの感情が激減したとさえ岩手ています。

 2000年代前半は小野伸二のフェイエノールト移籍が話題となりました。

 以後、オランダで研鑽を積む日本人選手が増加傾向にあるわけですが、その背景には選手の努力だけでなく、真心のこもった外政があったためと言えるのではないでしょうか。

 僕はサッカー選手は選手であると同時に、外交官としても価値があると思います。

 例えばアンドレス・イニエスタやフェルナンド・トーレスは、楽隠居をするために移籍先にJ1を選択したわけではありません。

 そこには、アジアという未知の世界を知りたい、という好奇心もあったでしょう。

 それ以上に

 日本でプレイするならば、是非スペインサッカーに関心を抱いてほしい
 同時にスペインの食文化や人のなりも知ってほしい

 と考えたに違いありません。

 実際、スペインワインを贔屓にしている方ならば、この低価格でスパークリング・ワインや赤ワインが製造できる土壌を、素晴らしいと感じているに違いありません。

 ラグビー・ワールドカップで多くのファンが、来日したことを満足してくれたようですし、今後サッカーで来日した選手たちにも、同様の感覚を味わってほしいものです。
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GQジャパンに、レッズの選手が登場する

2019-11-02 00:56:21 | 日記
 最新号のGQジャパンの表紙を飾ったのは、政治家の山本太郎氏です。

 れいわ新撰組という党の顔として、ニューズウイークでも特集されたわけですが、彼が政治家としてどのような歩みを目論むのか、定かではありません。

 近年は大衆迎合として「ポピュリズム」という言葉があるように、政治が民衆に寄り添いすぎても効能がないわけです。

 ただ、彼の存在が今後の国会運営に大きな風穴を開ける可能性があること、これは皆が感じていると思います。

 僕がこのGQで気になった記事は、山本太郎氏の特集ではありません。

 ファッション・ページの中で麻布テーラーが手掛けた背広を着用する、浦和レッズの3選手が確認できたことが、特に印象に残ったのです。

 3選手のうち、僕が確認できたのがFWの杉本とDFの橋岡でしたが、今季は好対照のシーズンを送っているように思えます。

 橋岡は「やべっちFC」でも特集されたように、レッズにおける守備の要として奮闘し、東京五輪の代表に選出されてもおかしくない、大きな存在感を見せています。

 一方の杉本は、今季セレッソ大阪から移籍したわけですが、彼自身は

 「こんなはずではなかった」

 と感じているに違いありません。

 オリヴェイラ前監督とフロントは

 1・2019シーズンはチャンピオンズ・リーグにJ1、天皇杯にルヴァンカップと試合数が非常に多い
 2・従って攻撃の要である興梠をターンオーバーで休ませる必要が出てくる
 3・その際、前線の破壊力を増すために補強が不可欠

 ということで、杉本に狙いを定めたのでしょう。

 ただ、興梠と杉本はボックスエリア周辺の空間を含めた間合いが、正直相性がよくなかったに違いりません。

 杉本とすれば、レッズでの活躍とチャンピオンズ・リーグへの参戦が、代表復帰に直結することを念頭に置いていたと思いますが、今はタイミングがよくありません。

 世間ではアジア王者と降格が隣り合わせと意見される現状、大槻監督がアントラーズ戦で退場になったのも、心理的負荷が影響していると考えられます。
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