塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

改めて思うなでしこリーグと選手たち

2019-01-01 22:14:27 | 日記
 ベレーザの長谷川とINACの中島は、それぞれミズノのモレリアを履いています。

 長谷川は限定発売されたパッション・レッドで決勝を戦っていたようです。

 またベレーザのエース、田中はアシックスの愛用者ですよね。今回は赤と黒のデザインで戦っていました、

 僕が思うのは、男女問わずスパイクは本当に大事、しかし、各ブランドの公式ページには、女性契約選手が全く掲載されておらず、この点は改めて行くべきだと思います。

 (彼女たちが未契約で、店頭で試着、愛用している、物品提供など例外を除いて)

 また、女性選手でもナイキ、アディダスの愛用者は凄く多いわけですが、基本、機能にしてもアッパーにしても、あくまで

 男性選手が履くデザインと機能
 女性選手はその男性用に作られた靴を履いている

 形になる、のではないでしょうか。

 2020年の五輪や今年のラグビー・ワールドカップで、国内外の企業が大きく動くことでしょう。

 僕は常に女性を敬うことが彼女たちのためになる、とも言えない側面があると思います。

 例えば今後、どんなに優れた女性サッカー選手が登場しようとも、ロナウド、メッシ、ペレにマラドーナを匹敵する存在になるとは到底思えません。

 それは根本的に男女では、骨格、筋力、持久力や身長に隔たりがあるためで、これは埋めようがありません。

 ですから、メッシと同じ活躍ができないのに、女性選手の筆頭格なのだから同じ報酬を与えよ、という論議が生じたのであれば、間違いなく反対します。

 しかし、女子サッカーの裾野を広げる、いかにしてプロ契約を増加させられるか、という議論には大賛成です。

 今後もなでしこの選手たちが、良いプレイをするためには僕らの知恵、必要ではないでしょうか。
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皇后杯、ベレーザの勝ちで3冠達成

2019-01-01 22:06:25 | 日記
 年始の挨拶と参詣を終え、15時25分ごろからNHKが放送していた皇后杯の決勝を観戦しました。

 僕が思うにベレーザの国内3冠はもっと騒がれてよい、素晴らしい成績だと思いますが、意外にも選手たちの表情が落ち着いていたように思いました。

 韓国や中国が男子サッカーに力を入れ、ベトナム、タイなどでもJリーグの認知度が飛躍的に高まっています。

 では彼らの国で女子サッカーはどの程度の規模なのでしょうか。

 今時、女性がサッカーをするなんて、と思う人間の方が少ないでしょうし、日本代表の選手たちもフランスや米国でプレイしていますよね。

 欧州だとポツダム、チェルシー、アーセナルにリヨンなどが有名ですが、リーグ自体の観客動員は実はなでしこリーグの方が多いようです。

 横山久美がブンデスリーガから長野パルセイロに復帰したとき、ファンは彼女の帰国を喜びました。

 でも、彼女からすれば葛藤だったと思います。

 観客動員では長野の方が遥かに上
 しかし、多彩な人種の中で練習し、試合に出場することは日本国内では難しい
 なでしこでリーグ優勝しても男子のようなチャンピオンズ・リーグがあるわけではない

 と、難しい側面があります。

 INAC神戸の韓国代表、イ・ナミが移籍した際、現役の韓国代表選手が日本でプレイする決断をしたと話題になりました。

 もし、こんごリーグで優勝しても「国内」で完結するようであれば、米国代表やスウエーデンで代表など、各クラブが選手を輸入するほかないのではないでしょうか。

 その前に選手たちが続々とプロとして認知される方が大事とも言えます。
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隙間からメインへ躍り出る瞬間

2019-01-01 01:33:29 | 日記
 企業が独立性を高めるために、隙間をぬっていたらいつのまにか主流になっていた、という事例があります。

 例えばアダルト作品。

 黎明期から今日まで支えてきた「クリスタル映像」や「アテナ映像」がある中で、1990年代後期から2000年代前半に台頭したのが、高橋がなり氏が率いる「ソフト・オン・デマンド」でした。

 当時の彼らは現在では普通となった企画、マジックミラー号やセルビデオの発売など、老舗が主流を占める市場の中で、独自性の高い企画を発案、実行する中でいつのまにか最大手となりました。

 米国のヒップホップも黎明期はデフ・ジャム、トミーボーイが市場を形成する中、90年代には

 「東のバッドボーイ、西のデス・ロウ」
 「東のノトーリアス・ビッグ、西の2パック」

 という構図が成立しましたよね。

 隙間を歩んでいたはずなのに、メインストリートに躍り出た場合、経営者が判断する材料がどこにあるのか、訪ねてみたいものです。

 規模が大きくなれば経営資本が必要となりますし、隙間を歩み続けていても、新規を得ることが難しい側面はあるでしょうし、その判断を誤ると経営に支障が出てしまいます。

 サッカー・スパイクですとニューバランスでしょうか。

 ナイキやアディダス、ミズノが主流の中で、ニューバランスはやはり隙間を突くような存在でした。

 ヴィサロにフェイロン、そしてテケラを発表する中で、本革の4-4-2を製造、販売するなど彼らは既に隙間からメインに躍り出る要素を持ちます。

 日本ならばサガン鳥栖
 欧州ならばポルトにリバプール

 アイルランド代表とも契約を結ぶなど、ニューバランスのサッカーにおける知名度が高まっていることは事実です。

 経営陣がもっと投資をしてナイキ、プーマなどに追い付き、追い越せと思うのか、むしろ売上ではなく別のベクトルで商品を構成するのか。

 2019年のJリーグではモンティディオがペナルティと契約しますから、ニューバランスとしては新しい契約先を探しているのかもしれません。
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美味いポークフランクで温まりながら

2019-01-01 01:21:56 | 日記
 新年おめでとうございます。

 2018年、日本代表がコロンビア代表に勝利し、8年ぶりとなるワールドカップの勝利を得ました。

 あの勝利で得た陶酔、甘美は今も強く印象に残っています。

 今年も一瞬で良いので、あのような感慨に浸る瞬間が来ると良いのですが。

 昨日、ファミリーマートでポークフランクを購入しました。

 コンビニエンス・ストアのレジ横では、これまでもコーヒー、ドーナツ、フライドチキンなど、様々な食材が売られ大きな反響をもたらしました。

 ファミリーマートのポーク・フランクが興味深いのは、アイス棒と同じように当たりくじかどうかを楽しめる点にあります。

 それだけ店舗数が多い現在は、差別化が大変なのでしょう。

 美味いポーク・フランクをほお張りながら感じたことはドイツの今でした。

 北風が冷たいブンデスリーガでは、ファンは屋台で僕と同じように体の芯から温められるソーセージを購入し、腹と体温を満たしますよね。

 彼らが興味ぶかいのは強風の中でも冷たいビールを飲むことで、せっかく温めた体を冷ましてしまうのではと感じてしまいますが。

 しかし、ポークフランクは文字通り豚肉を用いており、イスラム教の方は口にできません。

 ワールドカップの前、ドイツ代表が混乱に陥った要因のひとつに、トルコのエルドアン大統領にメスト・エジルとイルカイ・ギュンドアンが面会を求め、実際実現したことです。

 トルコはキリスト教の方もいれば、イスラム教の方もいるでしょう。

 アジアではフィリピンはキリスト教徒が圧倒的ですが、バナナの名産地で知られるミンダナオ島はイスラム教が主流であり、だからこそ対立の要因となっているようです。

 ドイツはトルコから労働者としての移民を多く受けれいてきましたが、地元の方からすれば違和感を覚える事も多いのでしょう。

 日本も今、外国籍の方が多く、イスラム教徒の方がコンビニで豚肉素材の食品を会計することもあるのでしょう。

 こうしたわずかは配慮が、日本の評判を左右するのではないだろうか、とフランクを食べながら思ったことです。
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