塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

雪の中での大舞台

2013-01-13 23:44:36 | 日記
 明日は太平洋側を中心に大雪の模様です。

 長野市、千曲市も降雪が予想されており、交通渋滞に注意しないといけません。

 高校サッカー決勝も大雪に見舞われますと、蛍光ボールの使用や選手のポイントに変更など注意点が幾つか生じます。

 雪の中の決勝ですと、1998年でしたか帝京高校対東福岡の一戦がやはり一面銀世界の中で行われ、選手たちは思う
ようにボールが運べず苦労していました。

 その時対戦したのがアントラーズの主力である中田浩二(帝京)と本山雅志(東福岡)ですが、きっと二人にも思い出
深い決勝だったでしょうし、ここまで長く同じクラブで時間を共有するとは考えていなかったと思います。

 1987年のトヨタカップも、雪に中で行われた一戦として覚えている方も多いでしょう。

 「マジェール、マジェール」

 とアナウンサーが絶叫したように、この大会の主役はアルジェリア代表のロジェ・マジェールになりましたが、対戦相手
のペニャロールは心のどこかで

 「雪さえ降らなければ」

 と唇をかみしめたに違いありません。

 この時のペニャロールを率いていたのは、同国を代表する指揮官オスカール・タバレスであり、エースのアギーレも健在
でしたから、悔しさは相当の代物だったはずです。

 現段階では雪がどれくらい積るかはわかりませんが、応援に出かける方は暖かい恰好で出かけて欲しいものです。

 こうしてみますと、サッカーが改めて冬の競技であることがわかりますし、半ば強引に欧州各国とスケジュールの帳尻を
合わせてきたロシアリーグの資金力と決意に強さが窺えます。
 
 (参考資料 第22回トヨタカップ 日刊スポーツ出版社)
 
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どうして才能がある選手は厳しい指導が待っているのか

2013-01-13 23:33:44 | 日記
 サッカーに限らず才能があると周囲から認められた選手、子供たちはどういsて厳しい言葉を浴びせられるのでし
ょうか?

 厳しい言葉を浴びせなければその選手、子供の能力が開花しないと周囲、コーチ達は考えている為でしょうか?

 僕はこの点が正直全く理解できません。

 もし僕がコーチや周囲から毎日のように厳しい言葉を浴びせ続けられたなら、心身共に疲れ果て嫌になって練習を
さぼうろうとするはずです。

 「君は誰よりも成功する素質がある。
  その素質は君のこういう点に見られるんだ。」

 「だから君がその恵まれた面に甘えないよう、私たちは時に君が不愉快になるかもしれない言葉を投げかえるだろう。
  でも我慢して受け入れて欲しい。」

 叱る前に、厳しく接する前にこうした言葉の配慮が足りないからこし、今世間で騒がれている体罰や365日毎日練習
があり体を休められない点が、大きな問題になっていると思います。

 自分が厳しく指導されている背景さえわかれば、時に躓きそうになっても

 「コーチがこんな事を言っていたな。」

 と冷静に振り返ることが出来ると思うのです。

 かつて優れた選手はストリートで生まれると言われ、実際サッカーでもバスケットでもその事例は幾つもあります。

 クライフやベッケンバウアーがストリートでサッカーが学べない事を嘆くのは、自分で考える力、工夫する力を養う点
が年々難しくなっている為でしょう。

 サッカースクールではコーチが「否」としたその瞬間、そのプレイを選手は行うことが出来なくなりますから。

 サッカーは育成が物をいう競技ですが、だからこそ子供が疑問を感じた時点で周囲はその疑問に適切に堪える義務が
あることを忘れてはいけません。
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選手との別れを感じる時に

2013-01-13 01:19:00 | 日記
 僕が自分でも矛盾していると思うのは、J1でも大型移籍が起きないものかと期待する反面、パルセイロから選手が
離脱してゆくにつれて落着きが無くなる点です。

 「自分の贔屓クラブから選手は移籍するのは寂しい。
  しかし他のクラブの大型移籍は実現して欲しい」

 これでは何の意味も成しませんし、皆さんに会わせる顔もありません。

 申し訳なく思います。失礼しました。

 どのクラブでも主力の離脱は痛い物です。

 主力の離脱は入場料収入、特にシーズン・チケットホルダーへの説明が不可欠ですから、その点はクラブに大きな負担
がかかります。

 僕は今幻冬舎文庫 「鼓動 小松成美著」

 を再読していますが、その99ページで当時にベルマーレ平塚の統括部長代理であった上田栄治氏の言葉が記されて
います。

 「(中略)中田は絶対に手放したくない。金銭には変えられない選手です。」
 
 「中田の才能はJリーグでは納まりきれないでしょう。ヨーロッパでプレイすることは中田の進むべき道であり、そ
  れは日本のサッカーのためでもある。」

 今も昔も主力の移籍は痛手を伴うものであり、どんなに育成に力を注ぎ得た移籍金で穴を埋めるべく選手を獲得して
も、どこからともなく冷たい風が流れてくる。

 そういう場合もあります。

 しかしサッカーでは贔屓の選手、クラブの主力がいつまでも残留する方が稀であり、出会いと別れを絶えず繰り広げ
なくてはいけません。

 その寂しさを乗り越え移籍した選手のチャントを封印し、新しい選手を出迎える。

 これもまたサッカーの楽しさと言えますね。

 
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カズのインタビューを見て感じた点

2013-01-13 01:03:52 | 日記
 ここ数日カズのインタビューを見る機会に恵まれましたが、本人には様々な葛藤があるのがわかります。

 最新号のナンバーを読むまで、僕はカズの下にSC相模原から移籍の打診があることを知りませんでしたし、カズ
の選択肢には横浜FC残留以外の方法もあったのですね。

 「やめないよ」
 「おはぎ」
 「カズへの手紙」

 様々なエッセイや著作で見せてくれたカズの姿に、ありがとうと頭を下げたファンは多いと思います。

 その一方で周囲の一部は

 「もういいじゃないですか、よくやりましたよ」
 「46にもなって現役に固執しているの?」

 と訝しげに思うとも思います。

 確かにサッカーと言う90分通じて汗を流し、同時に選手交代は3名で試合の最中タイムアウトすら取れない競技
では、カズの46歳という年齢は異端の部類に入ります。

 でもカズはそうした周囲の喧伝に左右されることなく、自分の感性を大事にしている姿がテレビの画面から伝わって
きました。

 契約するプーマも2013シーズンには新しい

 「キング・カズコレクション」

 を発表するでしょうし、広告で一緒に並んでいるジュビロの山田大記も共演は嬉しかったに違いありません。

 カズは今の時期の自主トレーニングをグアムで行っていますが、もし僕がグアムの観光事業に従事しているならば、
日本人観光客の誘致にカズの協力を仰ぐと思います。

 グアムの関係者にとってもサッカー、そして野球選手が訪問することをは有難いでしょうし、プーマ同様グアムも
カズと今後もよりよい関係を築きたいと考えているに違いありません。
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