塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ルイス・ファンハールがガンバの宇佐美に興味を抱く

2011-01-12 22:51:18 | 日記
 サッカー専門サイト「ゴール・コム」が

 「ファンハール監督、宇佐美への興味認める」

 というタイトルで、バイエルンのルイス・ファンハールが、ガンバ大阪の宇佐美を
バイエルンの10番候補と考え、宇佐美に練習参加のオファーを出しており、ガンバ
の許可を待っている。と報じています。

 こうして見ると今日本は、かつてマルコ・ポーロが唱えた黄金の国

 「ジパング」

 になってしまったのですね。

 ファン・ハールの見解は、

 「高額なイングランドの選手を獲得するよりも、安い値段で獲得でき加えてドイツに完璧
  に対応できる日本人選手を獲得すべき」

 というもので、日本人の几帳面さや真剣な練習態度が、彼の地では僕たちが考えている以
上に評価されている様子です。

 (ちなみにフットボリスタの7ページで、高原直泰が番ブルクに移籍した2003年ごろ

 「日本にサッカーのゴールポストがあるの?」

 という新聞に寄せられた読者の声を、木崎伸也氏が紹介しています。)

 でも逆に言えば、日本のクラブは財産である選手を

 「安売りできない」

 とオファーを断る勇気もこれから必要になります。

 主力の売却による現金収入や血の入れ替えは、サッカーの世界では不可欠な要素ですが、
主力の離脱によって降格するような事態が起きれば、それはまさに

 「本末転倒です。」

 ガンバの場合MFには遠藤、二川そして橋本だど多くの代表経験者がいますが、宇佐美は
ユースの時から丹精こめて育ててきた選手です。

 移籍を容認する、残留するどちらにしても、軽々と手放すような真似はしない方が、ガン
バだけでなく他のクラブの良い手本になると思います。
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海外サッカー専門誌「フットボリスタ」

2011-01-12 22:32:05 | 日記
 今日初めて

 「海外サッカー週刊誌 フットボリスタ」

 を購入しました。価格は300円です。

 サッカーマガジンとサッカーダイジェストと大きく異なる点は、文字通り海外サッカー
のみの記事で構成されており、同時に選手や監督の連載コラムや、スポーツブランドの
広告が見られないところでしょうか。

 僕は今までフットボリスタは店頭で眺めていただけですが、今日購入した最新号は、
冒頭でアジアカップの特集と、

 「日本を含むもう一つの世界 アジアの進化度」

 と銘打ち、現在のアジア諸国の現状や、どの国のどの選手が欧州クラブに在籍しているか
のチャート表が掲載されており、これは買う価値があると思ったんです。

 フットボリスタがこの号で196冊目となり、熱心なファンを獲得している様子です。

 僕が思うフットボリスタの魅力は

 「前頁がカラーである事」
 「海外サッカーのみに焦点を当てた潔さ」

 そして
 
 「300円という買いやすい価格」

 が挙げられるかと思います。

 つまり海外サッカーのみに焦点を絞る事で、

 「オールカラーでも低価格」
 「サッカーダイジェストとサッカーマガジンとの差別化」

 に成功したと言えます。

 また今日書店では、「エル・ゴラッソ」が編集した、2010シーズンのJリーグ回顧録
が発売されていました。

 日本のサッカーシーンも、フットボリスタやエル・ゴラッソのように、差別化した動きが
見られると面白いのですが。
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明日日本代表はシリアと激突

2011-01-12 18:52:19 | 日記
 明日日本はシリア代表と戦いますが、果たしてザッケローニ監督はどのような先発
で臨むのでしょうか?

 勝ち点3は必須条件ですから、4-2-3-1ではなく香川を中央に、本田を両翼の
どちらかに配置した4-2-1-3で臨む可能性もあるかと思います。

 ただ初戦のヨルダン戦では遠藤の影が薄かったように思いますが、遠藤と同じ働きが
期待できるフロンターレの中村が召集されていないため、中盤の底の顔触れは遠藤と
長谷部のふたりで変わらないでしょう。

 僕としては長谷部の変わりに細貝を起用しても良さそうな気がしますが。

 そして1トップですが4-2-1-3ならば高さが生きる前田を起用した方が、効果
的な攻撃ができるはずです。

 季の縦に速い動きは相手の守備ラインの後方にオープンスペースがある場合、非常に
有効だと思いますが、恐らくシリアはそれほど高いラインの設定はしないはずです。

 本田や香川がミドルからシュートを放ち、相手最終ラインを前におびき出せれば、季の
動きが活かされるはずですが、初戦を見る限りそれほどミドルシュートの意識は高くない
ように思えました。

 このシリア戦でザッケローニ監督が十八番の

 「3-4-3」

 の布陣で戦うとは思えませんが、もし仮に早い段階で勝負がついたならば

 「控えの選手の起用」
 「新布陣のテスト」

 など以後の戦いに備えた準備をして欲しいものですが、僕の願いは単なる願いで終わると
思います。

 選手には是非ともシリアから勝ち点3を奪い、サウジアラビア戦に挑んで欲しいですね。
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退屈なJ1の移籍市場

2011-01-12 18:38:56 | 日記
 昨日発売のサッカーマガジンとサッカーダイジェストは、どちらも2011シーズンの
J1、J2各クラブの戦力補強を分析していましたが、

 「面白くない」

 というのが僕の印象です。

 これは2誌の企画の事ではありません。

 どのクラブも新戦力を他の国内クラブに求めているケースが殆どで、何か

 「国内シャッフル」

 とでも不満を漏らしたくなるような、そんな様相です。

 今大きく取り上げられる移籍の話題は、日本の選手が欧州に移籍を果たした。という物
であり、日本のクラブが諸外国から新戦力を招いたことではありません。

 本来ならば小林大悟と高原直泰の日本代表経験者2名を獲得したエスパルスは、もっと
話題になって良さそうな気がしますが、稲本、小野、そして中村と多くの海外リーグで活躍
した選手が帰国する例が最近多いため、そこまでのネームバリューが無いと判断されたの
かもしれません。

 でもエスパルスが現イラン代表監督のゴトビ氏を招聘したことは、非常に画期的なことだ
と思います。

 実力の程度はあれど、一国の代表監督経験者が日本で指揮を執ることは、今後のJリーグ
を担う大きな推進力になるかもしれません。

 ただ現在ゴドビ氏はアジアカップの為カタールに滞在中ですし、来日はイラン代表の結果
によって大きく異なります。

 また伊東と市川のヴァンフォーレ移籍に加え、藤本のグランパスエイト移籍はほぼ秒読み
と言われています。

 ゴトビ新体制のエスパルスは、開幕前の準備が今シーズンを占う大きな要素となりそうで
す。
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クラブが部活動を助ける

2011-01-12 12:05:43 | 日記
 一方日本では、「部活動」が大きな育成の役目を果たしてきました。

 しかし部活動はその部を率いる教師に、大きな負荷をかけてきたことも事実です。

 部活動はあくまで学校教育のひとつですから、勝つこと以外にも

 「人間形成」
 「学業との両立」
 「時間厳守や対戦相手、地域の方への感謝の気持ち」

 などを伝えていく、教育の最前線でもあります。

 でもテストの採点や授業の準備、そして課外活動の下見など多くの業務を抱えていえる
教師が、部活動にまで手が回らないとしてもおかしくはありませんし、引率で週末の休み
が消えてしまうとあれば、これは本当に重労働です。

 僕は中学と高校卓球クラブでしたが、やはり顧問の教師はそうそう姿を見せませんでし
た。

 当時は姿を見せないことを訝しく思っていましたが、今はその状況がわかるので文句は
ありません。むしろ来ない方が自然だと思えます。

 ですので教師たちが少しでも肩の荷を減らすためには

 「ボランティアの方が部活動の補佐をする」
 「地元のスポーツクラブが、選手を派遣してクリニックを行う」

 など、日本風の考えがこれから先必要かと思います。

 長野パルセイロは高校生相手の指導も行っていますが、信濃グランセローズが野球を
bjリーグがバスケットを、それぞれ地元の学校を順繰りに回って指導したら良いと思い
ます。

 クリニックができなくとも、試合への招待や試合の映像の提供など、クラブが学校を支
えることはできると思うんです。

 この提案は僕の理想で実現は難しいと思いますが、もし実現したらクラブにも学校にも
多くの利益があるような気がするんです。
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