塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

本田システムの採用

2010-04-12 01:22:49 | 日記
 日本文化出版が発行しているバスケットボール専門マガジン「HOOP」の2010年5月号で、bjリーグ東京アパッチのアオキコウヘイ選手がこう語っています。」

 「アメリカは一番点がとれるやつにパス回せばいいって考えなんよ。」
 「見ようによれば責任の押し付けに聞こえるかもしれんけど、自発的にやってやろう、オレにやらせてくれっていう空気のつくりかたが、彼らはうまいんよ。エースの作り方、スターの作り方がすごくうまい。」

 僕は日本がワールドカップで予選を突破する方法として、「本田システム」を提案します。
 とにかく彼にボールを預けて、本田に点をとることだけに集中してもらうのです。4-2-3-1の3の中央が本田にとっての最適のポジションでしょうから、中盤の底に入る2名の選手は本田を守備のタスクから解放し、本田が常に相手ゴールを視野に入れる手助けをして欲しいのです。

 日本の命運を23歳の若者ひとりに押し付けることは無謀だとも言えますし、仮に結果が付いてこなかった場合、彼の未来のキャリアが大きく捻じ曲がる可能性もあります。

 でも冒頭で紹介したアオキ選手の言葉のように、本田ならば日本の命運を喜んでその両肩に背負ってくれるような、そんな淡い期待もあるのです。
 森本がカターニャでベンチに降格し、松井のグルノーブルは降格寸前、長谷部も出場機会が減ってきているようですから、現在の代表選手で海外の選手と日常的に戦っている選手は、本田のみという形になります。

 ある意味博打を提案したわけですが、中村が故障を抱え遠藤が疲労の蓄積に悩む今、本田を最大限に活かす戦略はあながち間違いではないと思います。
 岡田監督の頭の中には、小野の復帰やガンバの平井(彼も故障してしまいましたが)のような、俊英をエントリーする考えは無いでしょうし、今日本で相手に恐怖を感じさせる選手は、本田しかいないのが現状ですからね。
コメント
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