塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

本日千葉で信州ダービー!!(2)

2009-10-20 23:03:13 | 日記
 千葉の地での信州ダービーは、3-1で松本山雅に軍配があがりました。パルセイロファンとしてはがっかりです。この知らせを聞いた時は正直体の力が抜けました。
 欧州や南米のクレージーなファンは、「例え降格しても、ダービーにだけは負けないでくれ!!」と叫びます。つまりダービーで勝つのなら、降格しても我慢できるというわけです。僕は彼らの心情がまるでわかりませんでしたが、最近その感情が徐々にわかるようになってきました。
 ダービーというのは、毎日顔をあわせている人間との戦いです。仮に敗戦したならば、年がら年中彼らからの侮辱に耐えねばならない。逆に勝利さえすれば、彼らをいたぶることができる。言葉は良くないですが、ダービーの結果は支配者と被支配者の境界線というわけです。ならば勝った方がいいに決まっています。毎日毎日繰り返される罵声に耐えられたとしても。
 ダービーが過熱する背景には、両チームが常に比較の対称になっている点です。クラブに関する全てを互いに比較しあう。その凝縮したエネルギーが、ダービーで解き放たれるわけですから、力が入らない方がおかしい。
 信州ダービーは専門誌でも度々とりあげられるようになりました。ですからファンのほうもより力が入ります。パルセイロ公式サイトによると、今日の観衆は700名になるそうです。
 この大会は入場料がタダですが、千葉までの旅費と平日の仕事を休んで駆けつけるリスクを考えると、両チームのファンに本当に頭が下がります。プロのチームでなくても、熱心なファンが存在する良い証拠です。
 パルセイロファンとしては、このままダービーでの負け癖がつくことが一番怖いですね。山雅との相性の悪さをこのまま露呈してゆくと、単純計算で勝ち点6を失う可能性すらでてきます。
 僕は客商売なので、週末2日まるまる休むことは正直難しいです。でも毎年新シーズンのスケジュールがリリースされると、ダービーの日程はすぐに確認します。特にホームの日程はすぐに頭に叩き込み、その瞬間からその日休む為の言い訳を考えます。
 来シーズンも信州ダービーを多くのファンが楽しみにするでしょう。そして今度はパルセイロが勝利の雄叫びを挙げる事を、僕は今から願っています。
 
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本日千葉で信州ダービー!!

2009-10-20 00:46:02 | 日記
 今千葉県で「全国社会人サッカー選手権」が開催されています。そのベスト4で「長野パルセイロ対松本山雅」の信州ダービーが行われます。
 この大会は地域リーグからJFLに昇格するための大事な大会なのですが、決勝までの最長5試合を選手達は休みなしの、超過密日程で戦わねばなりません。
 山雅は天皇杯のレッズ戦で起用した主力を温存しながら、3回戦まで勝ち抜いてきました。一方パルセイロは1,2回戦を3ー6ー1、3回戦を3-4-3で戦うなど、両チーム勝ち抜く為に様々な工夫を行ってきました。
 千葉の地で行われる信州ダービーは、県内のニュースでもおおきく扱われるはずです。最近山雅に分が悪いパルセイロですが、ここで宿敵に勝てば苦手意識も克服されるでしょうし、パルセイロの奮闘に期待しています。
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